今回から数回に渡ってサバゲーでのPMC装備についてご案内をいたします。
しかし、その前に、今まで全くサバゲーの経験がなくて、これから始めたい！と思っている人にとっては「PMC」ってなに？と思われると思うのですね。
そこでまず、
その人達にPMCの概要を説明してから、本題のPMCにおすすめのチェストリグについてご説明をします。
さて今回、皆さんにお伝えしたいことは以下の3点です。
・PMC装備にチェストリグはあうのか？
・PMC装備で使いやすいチェストリグの条件とは？
・PMC装備用チェストリグでおすすめのメーカーは？
この３点についてご説明します。
では、なぜこの３点かというと、筆者がサバゲーで初めてPMC装備という存在を知った時に浮かんだ疑問がこの3つだからだったからです。
筆者は、じつは装備音痴で装備品に関しては無知蒙昧な人間でした。
そこで以上のような疑問を抱いて調べた結果、
PMC装備にチェストリグがかなり使いやすい道具だとわかったからです。
そのあたりの経験を元に、これからサバゲーを始めたいと思っている方や、サバゲーを初めて間もないけど、PMC装備に興味ある方にごご案内をいたします。
サバゲー初心者にPMC装備をすすめる理由とは
さて、ここからサバゲー初心者に向いたスタイルとしてPMC装備＋チェストリグについて述べていくのですが、
その前に初心者にPMC装備をおすすめする理由を説明したいと思います。
筆者がサバゲー初心者やこれから始めたいと思っている人にPMCスタイルをおすすめする理由は、
PMCスタイルでサバゲー参加したほうが一番コストをかけずに済み、装備品を揃えるのが簡単だからです。
これが理由です。
サバゲーフィールドにいくとガチガチの特殊部隊装備や海兵隊スタイル、或いはギリースーツで偽装するスナイパーなどが、かなりおられます。
こういった光景をみたサバゲー初参加者などは度肝を抜かれるでしょう。
少なくとも筆者自信はドン引きでした。
本格的な部隊装備には知識と予算が必要です。
サバゲー初心者やサバゲー初参加者がガチ装備の人たちに圧倒されながらも、それらの装備について尋ねると、彼らは嬉しそうにこう答えてくれます。
「この装備はね～、○○年代の〇〇部隊の〇〇装備だよ～」と。
そうです、本格的な部隊装備を身に纏うには、知識と経験と予算が必要なのです。
画像出典：https://www.flickr.com/photos/jamiecat/5450813421
サバゲー装備に疎い人たちが、PJやRECON、或いはDEVGRUやMEUなどという単語を耳にしても、何かの暗号にしか聞こえないでしょう。
こういった用語を理解してからでないと、本格的な部隊装備を揃えるには、間違った装備品を掴んでしまうリスクがつきものなのです。
しかし、PMCスタイルならそういった心配はいりません。
なぜならPMCの装備は、何を身にまとって、どんな銃を使っても間違いではないからです。
これがサバゲー初心者や初参加者にPMC装備をおすすめする理由です。
そもそもPMCスタイルとはなにか
前項のテーマでサバゲー初心者やサバゲー初参加者にPMC装備をおすすめする理由をご説明しましたが、
ご理解いただけたでしょうか？
この中でいちばん重要なのは、
「PMC装備では何を着て、どんな銃を持っても間違いではない」ということです。
画像出典：https://www.flickr.com/photos/randearcher/5795827234
では、PMCスタイルの自由度がそれほど高い理由は何でしょう？。
その理由はPMCが各国の軍隊に所属する正規兵ではないためです。
つまり、PMCとは国家に所属する軍人ではなく、民間企業所属の戦場に派遣された軍事のスペシャリスト、言い換えれば軍事会社の派遣社員なのです。
そのため、PMC(private military company または private military contractor）と呼ばれるのです。
PMCオペレーターは民間企業所属であるため、軍隊の規律に縛られることなく、自分が好む装備や銃器の使用が許されます。
これが、PMCスタイルの自由度が高い理由です。
PMCの主要装備の実情と武器・装備の選び方とは
PMC装備とチェストリグについての記事ですが、そのテーマに行く前にもう少しPMCスタイルについてのご説明にお付き合いください。
PMCに所属する職員たちをPMCオペレーターと呼びます。
PMCオペレーターたちは軍の規約に縛られず自由に武器・装備を選べると述べましたが、現実はそれほど甘くはありません。
軍に所属しないということは＝最新の武器・装備を軍から支給されないことを意味します。
そのため、PMCオペレーターたちは予め会社から与えられた資金を使って自分たちで武器・装備を調達して派遣先に赴きます。
そういったPMCオペレーターたちが好んで選ぶのが、かつて軍に所属していた時に扱った使い慣れた武器などです。
その時に、できるだけ現地で弾薬やマガジンを調達しやすい武器を選ぶのも、武器選択の重要な条件です。
PMCオペレーターたちがハンドガンは9ミリ口径を、アサルトライフルにAKシリーズを選ぶ時があるのも、弾薬の調達や予備マガジンの入手がしやすいためです。
PMCが身に纏う服装とは？
PMC装備におすすめのチェストリグについてご案内する前に、あと一つだけPMCオペレーターの服装についてご説明させてください。
PMCオペレーターは軍に所属していないため、B.D.U.(戦闘服：Battle dress Uniform)の着用を禁じられています。
これは戦時国際法であるジュネーブ条約やハーグ陸戦協定で決められているからです。
また、PMCオペレーターたちがつく任務は、基地などの施設警備や要人警護が主なもので、前線に赴いて戦うことではありません。
そのため、
PMCオペレーターたちは任務に支障が出ないよう、できるだけ現地の住人を刺激しないようなカジュアルな装いの上にチェストリグなどを装備します。
これをサバゲーマーが取り入れれば、自宅にある普段着の上からタクティカルベストなどを着用して、
デューティーベルトにホルスターとハンドガン、マガジンポーチを付ければ、PMCスタイルの完成です。
この服装のイージーさがサバゲー初心者や初参加者にPMCスタイルをおすすめする理由です。
PMC装備で使いやすいチェストリグの条件とは？
ここまで長々とPMCについてのご説明にお付き合いいただいてありがとうございます。
ここからがようやく今回の「PMC装備で使いやすいチェストリグとは？」についてのご案内になります。
結論から言いますと、PMC装備で使いやすいチェストリグの条件とは、
MOLLE SYSTEM(モールシステム）によりモジュラー化されたタイプのチェストリグです。
以前のチェストリグは前掛け状のハーネスの胸や腹回りにマガジンポーチを縫い付けたタイプが主流でした。
そのため、ハーネスの位置は固定されていて自由に配置を替えることも、好きなポーチに入れ替えることもできなかったのです。
しかし、モールシステムの登場でチェストリグの利便性が一挙に向上します。
モールシステムはモール対応のフラップが付いたポーチなら、好きな物を好きな場所に配置できるのです。
PMC装備で使いやすいチェストリグとは、このモールシスステムを施されたチェストリグだと言えるでしょう。
PMC装備でおすすめのチェストリグとは？
サバゲー初心者やサバゲー初参加者におすすめのチェストリグを一つ挙げるとすれば「ローデシアン・リーコン・ベスト(以後RRVと略します）」があります。
RRVはチェストリグとプレートキャリアのいいところを持ち合わせた装備品です。
胸部のプレートは防弾プレートを収納でき、フラグメンテーションベストのような役割をしてくれ、
折りたためば他のチェストリグのように開放感が溢れた通気性の良い状態が保てます。
もちろん、モールシステムによるモジュラー性により、好きな場所に好きなポーチを配置できます。
サバゲーの装備品に詳しくなく、選び方も自信のない方にはこの「リーコンベスト」を使いやすいチェストリグとしておすすめします。
PMC装備用チェストリグのおすすめブランドとは？
EAGLE ローデシアン リーコンベスト
画像出典：https://www.warriors.jp/products/detail992.html
EAGLE ローデシアン リーコンベストはアメリカ海軍特殊部隊SEALsや陸軍特殊部隊大レンジャー連隊に採用されている現用実物装備です。
クオリティーは最高級ですが、値段も最高です。
EAGLEの製品をもしアナタがお使いになれば、周りのサバゲーマー、特に本物を使い続けたベテランゲーマーさんたちから一目置かれるでしょう。
その結果として得るものは、高品質な品物を通して得られるコミュニケーションと信頼感の構築です。
そして良いものを長く使うことだけで得られる、本物を見分けられる目です。
EAGLE ローデシアン リーコンベストはこのベテランの域に達したい人の手助けとなってくれるでしょう。
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タスマニアンタイガー チェストリグ モジュラー
サバゲーの経験年数がある程度積み重なると、それまで使っていた装備品にヤレが出始めます。
特に、ネットショップなどで格安で売っている装備品を使う人は実感があるはずです。
格安のレプリカ製は経年劣化により、縫い目の糸のホツレや色褪せ、変色などが現れるからです。
そこで大概の人は、今まで使っていたレプリカよりもクオリティーの高い製品を望むのですが、実物現用装備を買えるほど恵まれた人はあまり多くはいないでしょう。
そんな人たちにおすすめなのが「タスマニアタイガー」というドイツのタクティカルギアのブランドです。
タスマニアタイガーはドイツ連合軍やイギリス軍に採用されている現用装備メーカーです。
ヨーロッパ各国のミリポリ系機関の信頼も勝ち得ている実績がありながら、価格設定は驚くほど安いのです。
EAGLEなどの実物装備には手の届かない人でも、頑張れば手に入れられる価格付けの実物装備なので、
ご自身の装備品のグレードをちょっとした追加資金で上げたい方にはおすすめできる製品です。
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CONDOR RRV
CONDORはアメリカに拠点をおくタクティカルギアメーカーです。
多くのアメリカ軍兵士が使用していることで有名です。
CONDORのRRVはEAGLEやタスマニアタイガーの製品が予算的に厳しい人におすすめしたい装備品です。
サバゲーは本物の戦場での戦いを模したゲームです。
その違いは撃ち合う弾が実弾かBB弾かの差しかありません。
特にインドアやCQBフィールドの動きは、実戦と変わらないほどのハードさがあります。
そういった酷使に耐えられる耐久性と経済性を両立させた
CONDORのRRVは、長くサバゲーを続けたい人にとって、良いサポーターになってくれるはずです。
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FLYYE リーコンベスト
サバゲー初心者やサバゲー初参加者が装備品を揃える時に一番不安になるのが「もしサバゲーをすぐに辞めたらこの装備は無駄になるなぁ～」ということでしょう。
そのため、長く続ける自信ができるまでは、あまり高額な買い物はしたくないというのが本当のところです。
そういった悩みを持つ人におすすめなのが、FLYYEのRRVです。
FLYYEはもとはレプリカを作るメーカーだったのですが、製品クオリティーの高さが評価されて軍の制式装備として採用する所も出るほどです。
そのため、現在のFLLYEは実物装備品メーカーとしての認知を受けています。
しかし、実物装備メーカーとなった今でも、リーズナブルな価格で製品を提供してくれています。
サバゲーを長く続ける自信はまだないが、安かろう、悪かろう、の製品に手を出して後悔はしたくないと言う人にとって、
製品クオリティーとコスパの良さが両立したFLYYEのRRVはおすすめできる装備品です。
PMC装備とチェストリグについてのまとめ
今回はサバゲー初心者が最も取り組みやすいサバゲースタイルであるPMCスタイルと、使いやすい装備であるチェストリグについてご案内をいたしました。
まだまだPMCスタイルについて説明すべきことはあるのですが、残りは次回の「PMCスタイルに合ったアサルトライフル」でご説明します。
では、次のブログでお会いしましょう。
