これからサバゲーを始めようとか、サバゲーに興味のある人は、サバゲーに対してどんな服装や装備のイメージをお持ちでしょうか?
おそらく、多くの人が軍隊のような「迷彩服」を身にまとい、エアガンを担いでフィールドを駆け回るといったイメージが強いのではないのでしょうか。

今回はサバゲー初心者向けの服装・装備の選び方に関する考え方と、おすすめの7つのパターンをご案内するよ。
実はサバゲーには明確なドレスコードや服装の決まり事はありません。
そこでまず、サバゲーの服装・装備品に対する考え方をご案内してから、各スタイルを難易度別にご紹介します。
サバゲーでの服装・装備の考え方とは?実はファッション性が高い!
「サバゲーとは、迷彩服とゴテゴテ装備で戦うことと見つけたり!」と思い込んでいるサバゲー初心者や参加希望者が多いようですが、
実は意外にもサバゲー用の服装と装備には決まり事やコレといった縛りはないのです。
サバゲー初心者にとって必要な服装と装備の条件とは、「眼球をBB弾の直撃から守るためのゴーグル」と「前歯の欠損を防ぐためのフェイスガード」でしょう。


それに続くのが「動きやすくて汚しても気にならない服装」であり「動きやすくて捻挫やケガから足首を守ってくれるブーツやシューズ」です。


これらの条件を満たしてさえいれば、その他の縛りは一切ありません。
サバゲーは服装に対しては意外と自由度とファッション性が高いのです。
サバゲーだからといって必ずしも迷彩服にこだわる必要はないのです。
迷彩服を着るサバゲーマーが多い理由1,機能性によるもの


前テーマで「サバゲーだからといって迷彩服にこだわる必要はない」とご案内しましたが、多くのサバゲーマーが迷彩服を着用していることも事実です。
では、多くのサバゲーマーが迷彩服を着るのはなぜでしょうか?それは2つの要因が挙げられます。


画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:JGSDF_22nd_Inf._official.jpg
その1つ目は文字通り「迷彩効果」によって敵からの被見率を下げるという機能性にあります。
迷彩服本来の迷彩効果が発揮されるのは会敵距離が300m以上からなのですが、
フィールドのロケーションと迷彩パターンを上手くマッチさせて戦うと、
距離の近いサバゲーでも意外に迷彩効果が得やすいのです。
また、迷彩服は戦うことに特化した服なので、耐久性、伸縮性、通気性に優れ、アイテムを収納するポケットも使いやすい位置に多く配置されています。
こういった理由で、迷彩服をサバゲーで愛用する人が多いのです。
迷彩服を着るサバゲーマーが多い理由2,憧れに近づくためのツールとして


サバゲーマーが迷彩服を愛用するもう1つの要因として挙げられるの自分が憧れるアクション映画や、
FPSゲームのヒーローと同じ装いでゲームに参加してみたいというメンタル面からくるものです。
つまり、自分の憧れに近づくためのツールとして迷彩服を着るのです。
サバゲーマーには自分の憧れる部隊と同じ迷彩・装備を身にまとうだけで満足!
というコスプレーヤー的要素もあるので、迷彩服を愛用するサバゲーマーが多いのです。
サバゲーマーが自分向きのプレイスタイルを見つけるプロセスとは
サバゲーマーが自分に向いたスタイルを見つけるプロセスは2通りあります。
1つ目がアクション映画やFPSゲームの登場キャラクターに憧れて、「あの映画のあのシーンの装備・服装でサバゲーしたい」というプロセスです。
この場合は、すでに自分のスタイルの方向性が決まっているので迷うことなく服装・装備を揃えられます。
もう1つのプロセスは、ゲームの経験を重ねるうちに目標とするスタイルが見つかるケースです。
最初は初心者でも、サバゲーに参加して経験を重ねるうちに周りを見渡す余裕が出てきます。
その中に見ていてカッコイイ!とかあんなふうに上手くプレイしたい!と思わせてくれるサバゲーマーに巡り合うことがあります。
実際、サバゲーで強くなるには、上手い人を真似るのが一番の近道です。
サバゲーマーが好むスタイルとは、憧れキャラクターや上手い人に近づくパターンが多いようです。
サバゲーマーに人気の代表的なゲームスタイル7選
サバゲーのゲームスタイルは参加するゲーマーによって千差万別ですが、
これらのスタイルについて簡単にご説明します。
サバゲーのゲームスタイル1,各国軍隊所属の正規兵スタイル(難易度:中)


サバゲーのゲームスタイルの中でも比較的に親しみやすいのが各国の軍隊に所属している正規兵のスタイルです。
ただ、一口に正規兵スタイルといっても、ミリフォトなどでリアルな兵士たちが身にまとっている装備品や迷彩服を、
年代ごとに詳細に調べて、できるだけ忠実な再現を目指す人から、
自分の好みで装備、迷彩服を選んでリアルさにはあまりこだわらない人までさまざまです。


画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E6%84%9B-%E5%85%B5%E5%A3%AB-%E8%BB%8D-4139918/
サバゲー初心者が正規兵スタイルを取り入れる時には、
まずリアルさを追求するよりも、ご自身の好きな装備・迷彩服を身に着けて雰囲気を楽しまれることをおすすめします。
揃えるアイテムは各国で使われているであろうプレキャリ・ヘルメット・迷彩服・銃といったところです。
人気があるのは、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本の自衛隊、ロシア、あたりの正規兵スタイルです。
サバゲーのゲームスタイル2,警察特殊部隊、SWAT系スタイル(難易度:中)
警察特殊部隊やF.B.I SWATもサバゲーマーに人気のスタイルです。
よく目にするのがアメリカのSWAT装備や日本警察のS.A.T.装備です。
使われる服装は黒を基調とした威圧感の高いものとタクティカルベストの組み合わせ、
それにHK MP5といったサブマシンガンを揃えれば、周囲の参加者からもSWAT装備だと認識されます。


ただ、近年のアメリカの警察には、マルチカムなどの迷彩服にM4A1装備といったところもあるので、以前からすると自由度は高まってきています。
今まで通りの黒一色のスタイルなら、サバゲー初心者にとっても取り入れやすいスタイルと言えます。
サバゲーのゲームスタイル3,ローエンフォースメント(法執行機関)スタイル(難易度:高)
ローエンフォースメントとは行政機関の実行部隊と言えます。
イメージしやすい例がドラマ24の主人公であるジャック・バウアーが所属するC.T.U.でしょう。
C.T.U.はドラマ内の仮想組織ですが、アメリカの行政機関にはF.B.I.、D.E.A.、F.T.A.、シークレットサービスなどの法執行機関があり、
それぞれの職員が武器を装備して任務に当たる場合があります。
これらのローエンフォースメントスタイルの再現には、政府機関のロゴがプリントされたレイドジャケットを着用するのが一番の方法なのですが、
アイテムの入手が難しく、レイドジャケットを着用していないと地味な私服警官装備になるので注意が必要です。
ローエンフォースメントと似たものにC.I.A.やN.S.A.がありますが、こちらは情報機関になりますので、お間違えのないように。
サバゲーのゲームスタイル4,アメリカ海兵隊スタイル(難易度:高)
アメリカ海兵隊とは、アメリカ4軍(陸軍、海軍、空軍、海兵隊)の中で真っ先に戦場に赴いて、橋頭堡を確保する即応展開部隊のことです。
議会の承認を得ずともアメリカ大統領の権限で動かせるので、世界中のどこにでも6時間で駆けつける部隊として有名です。
その独立性の高さから、ハンドガン、迷彩服、ヘルメット、プライマリーウェポンに至るまで独自の基準で採用されています。


これらの服装・装備で解りやすいのが迷彩服とハンドガンです。
迷彩は「MARPAT」というデジタル迷彩を採用しており、ハンドガンは.45口径の「コルト45A1」を装備しています。
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逆に見分けにくいのがヘルメットとヘッドセットでしょう。
ヘルメットと一口に言っても僅か違いで細かく分けられており、慣れるまではパッと見ても見分けが付きません。
このあたりを正確に再現しようとすると難易度は一気に跳ね上がりますので、初心者の方はリアルさや正確性よりも雰囲気重視で揃えるほうが無難です。
サバゲーのゲームスタイル5,スペシャルフォース系スタイル(難易度:高)
海兵隊装備も難易度は高いのですが、それ以上に厄介なのがスペシャルフォース系、いわゆる軍の特殊部隊スタイルです。
特殊部隊は各国の軍隊にあるのですが、メディアでの露出が多めなアメリカ軍の特殊部隊装備の人気がやはり高めです。


アメリカ軍の特殊部隊と言っても、陸軍では、グリーンベレー、レンジャー、デルタフォースがあり、海軍には有名なNavy SEALsがあります。
また、海兵隊には公式に認められてはいませんが、アメリカ海兵隊武装偵察部隊(通称:フォース・リーコン)が特殊作戦能力を有する部隊として扱われています。
特殊部隊装備の厄介なところは、正式に装備品などのデーターが公開されていないため、正確な再現が難しいところです。
それに加えて、各特殊部隊の任務の中に、新しい武器・装備をテストすることも含まれていることです。
ミリフォトなどで珠に特殊部隊隊員の画像が出ますが、その時の装備が現用なのか?それともテスト中の装備なのかを見分ける手段がないのです。
さらに年代によって装備されるアイテムに違いがあるので、よほど好きでもない限りは、
サバゲーのゲームスタイル6,PMCスタイル(難易度:低)


画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:British_PMC_with_G36K_and_ANA_soldier.jpg?uselang=ja
サバゲー初心者に一番おすすめしたいのがこのPMCスタイルです。
理由は自由度が高く、集めるアイテムに費用がかからないため、サバゲー初心者の入門用に最適だからです。
PMCとはprivate military company または private military contractorと呼ばれている業種で、簡単に言えば軍人さんの派遣社員です。
PMCは兵役を全うした凄腕の軍人さんたちを派遣して、軍に所属した正規兵たちのサポートすることを主な業務にしています。
任務としては、要人警護、車列や基地設備の警備が主な役割です。PMCは正規兵ではないため、最新の現用装備は支給されません。
現地に派遣される前に各人が依頼主から渡された資金で、自分たちが使い慣れた旧世代の兵器、装備を調達するのがほとんどです。
そのため、各人がどのような装備・銃器を使っても成り立つのです。極端な話、ユニクロにプレキャリを付けただけでもPMCとして問題がないのです。
つまり、自前の私服にちょっとした装備をつけて、自分が好きな電動ガンでサバゲーに参加しても、PMC装備だと言えば問題なく、後は個人の美意識しだいなのです。
ある意味、一番カジュアルでファッション性も高いので、サバゲー初心者からも支持が高いスタイルと言えます。


サバゲーのゲームスタイル7,コスプレスタイル(難易度:低)
サバゲー参加の一番の目的は、自分が楽しむことです。
周りの人に迷惑をかけなければ、どんな装いや武器を使っても周りからトヤカク言われることはないのです。
そのため、サバゲー参加者の中にはガチの戦闘スタイルではなく、コスプレメインのスタイルで参加される方も大勢いらっしゃいます。
最近、かっこいいな~と感心させられたのは、明治・大正期の和装でサバゲーに参加されているスタイルです。
また、管理人が運営していたフィールドにはサバゲー初参加で、スペースガチャピンのコスプレで戦いを楽しむ若者もいました。
サバゲーだからと言って、ガチに撃ち合うだけでなく、このようにゆる~い感じでサバゲーを楽しむのも大いに結構です。
通常の戦闘スタイルに飽きた時には、コスプレでサバゲーの違った魅力を発見できるかもしれませんよ。
サバゲーの服装・装備の選び方のまとめ
よく、ネット上の掲示板や知恵袋などで、サバゲーに初参加する人たちから服装や装備についての質問が寄せられていますが、
ベテランさんを含めて、サバゲーマーの皆さんは初参加者にはフレンドリーな人たちが多いのです。
また、同じ趣味を楽しむ者同士なので、すぐに打ち解けて仲良くなれます。
そういった人たちと触れ合ううちに、自分が目指したスタイルが自ずから見えてきます。
そういった目標ができるまでは、気軽に自分ができる範囲の服装・装備でサバゲーに参加して、楽しんでいただきたいです。


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