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【初心者必見!】自動小銃とは?ジャンル分けから見るライフルの進化

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今回は自動小銃についての大まかな説明と、バトルライフルとアサルトライフルとの違いをミリタリーライフル開発の流れを通してご案内するよ

目次

自動小銃とはどんな銃なのか?

六四式小銃
六四式小銃

画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:64%E5%BC%8F7.62mm%E5%B0%8F%E9%8A%83_(8464069407).jpg

自動小銃とはどんな銃なのか?

簡単に答えると装填、発射、排莢、再装填の1サイクルを、人の手を介さずに行ってくれる小銃のことです。

こうやって書けばいかにも簡単なことに感じますが、中国で発明された黒色火薬が銃に応用されるようになってから、

人類が自動小銃を手にするまで実に700年以上の時間が必要でした。

その理由は、自動小銃に必要な素材が登場するのに、化学と産業革命による金属の加工生産技術の発達が不可欠だからです。

これらの条件が揃ってもボルトアクションライフルが精一杯で、小銃の自動化には更に時間が必要でした。

自動小銃の特徴とは?

自動小銃は英語で「AUTOMATIC RIFLE」と表記され、全自動で連射できる小火器のことになります。

こう書くと「じゃあ、サブマシンガンも自動小銃?アサルトライフルも自動小銃なの?」という疑問を持たれると思います。

実は自動小銃と他の全自動で連射できるサブマシンガンやアサルトライフルには、わずかながら違いがあるのです。

「自動小銃」と呼ぶからには当然として「自動でない手動の小銃」があるわけで、それが前回にご紹介したボルトアクションライフルなのです。

自動小銃の定義とは、このボルトアクションライフルに使うフルスペックのカートリッジをセミオート及びフルオートで発射できる銃のことを指すのです。

そのためピストルカートリッジやインターミディエイト弾(中間威力の弾薬)を発射するアサルトライフルは、カートリッジのスペックが違うので自動小銃とは違うジャンルとして扱われるのです。

ちなみに高威力の小銃弾を発射するのですから、シンプルブローバックのような単純な機構では発射できないため、発射の際の火薬燃焼ガス圧を利用した「ガスオペレーションシステム」が前提になります。

また、冒頭にご紹介した「AUTOMATIC RIFLE」という用語は、軍事用語的には小銃弾をフルオートで撃てる「FN M249 MINIMI」や「M1918B.A.R」などの分隊支援火器を意味しており、

通常の自動小銃には「SEMI-AUTOMATIC RIFLE」という呼び方をします。

各国の軍隊が自動小銃の実用化に消極的だった理由

モーゼルが近代ボルトアクションライフルを完成させた時より、各国の銃器設計家たちから小銃の自動化は常に試みられていました。

しかし、最初に実現したのはセミオートではなくフルオートオンリーのマシンガン(機関銃)だったのです。

一見、マシンガンのほうが、設計が難しそうに思えますが、セミ・フルの切り替えをせずに連射させるだけなら、マシンガンのほうがトリガーメカニズムがシンプルなのです。

もう一つの要因は、小銃をセミオート化すると、弾薬の消費量が桁違いに上がってしまい戦費の消費に拍車がかかることを各国の軍部が恐れたからです。

特に、小国で資源の乏しい日本などは、小銃の自動化の研究はしていたものの、弾薬消費量の増大に恐れをいだき、断念していました。

3つ目は加工技術の問題です。第二次大戦以前は日本のみならず、先進諸国でも小銃の最終仕上げは職人の手作業で行われていました。

よく、日本の8式歩兵銃や99式小銃は、最後の摺合せを職人が手作業で仕上げていたため、同じ小銃でも、パーツの互換性がなかったと、日本の加工技術の低さを指摘する声がありますが、

実は、この傾向は日本だけでなく、当時では珍しいことではなかったのです。

セミオートライフルを問題なく作動させるためには、各パーツに高い工作精度を要求されます。

第二次大戦前の世界では、その要求に答えられた国はドイツとアメリカのみでした。

「M1ガーランド」、軍用銃に”規格”と”仕様”と”互換性”を持たせた半自動小銃

第一次と第二次大戦の戦間期にヨーロッパの各国と日本で小銃の自動化を模索しながらも、

コスト、技術、弾薬の補給の面で断念せざるを得なかったことは前のコーナーでご案内したとおりですが、

そんなことにお構いなしに小銃の自動化に邁進した国がアメリカです。

設計者はジョン・ガーランド、使用される弾薬は今の7.62ミリNATO弾よりも強力だった「30-36スプリングフィールド」。

この半自動銃は設計者の名を取り「M1ガーランド」の愛称で、第二次大戦と朝鮮戦争でアメリカ兵と共に戦った、歴史上で初めての実用的な軍用セミオートライフルだったのです。

このM1ガーランドの画期的だったことは、工業製品に初めて”規格”と”仕様”を取り入れて、パーツに互換性を持たせたことでしょう。

M1ガーランドのテスト時に、軍のお偉いさんは、「どうせ手作業で摺合せたテスト用のライフルを持ってくるのでろう」と思っていたそうですが、

設計者のガーランドは、その将軍の前で部品の入った箱から無造作に各パーツを選んで、

目の前で組み上げたライフルを問題なく撃って見せたことに驚いたそうです。

これはやはり、アメリカが合理性を追求しつつ大量生産、大量消費を実現させた国だから可能だったのでしょう。

ともあれ、各国軍隊がボルトアクションで戦う中で、唯一アメリカがセミオートライフルによる圧倒的な火力で連合軍を勝利に導いたのです。

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アメリカのM14と7.62mmNATO弾の呪縛:バトルライフルの登場

U.S.ライフル M14 ウッドタイプストックver. - 電動ガン スタンダードタイプ | 東京マルイ
U.S.ライフル M14 ウッドタイプストックver. – 電動ガン スタンダードタイプ | 東京マルイ

画像出典:https://www.tokyo-marui.co.jp/products/electric/standard/38

アメリカ軍は第二次大戦でのM1ガーランドの成功体験を、戦後の世界秩序と安全保障の枠内に組み込もうと画策します。

第二次大戦の終了と共に、アメリカ軍はM1ガーランドのフルオート化に着手し、完成したのがM14ライフルです。

使用する弾薬は30-06スプリングフィールド弾より軽く短く、その割に初速は10%落ちるだけという効率の良い.308ウィンチェスターというカートリッジです。

これが後の「7.62×51ミリNATO弾」に制定されるのですが、この制定はほぼアメリカ軍のゴリ押しでした。

当時のNATO(北大西洋条約機構)加盟国は、

ドイツで生まれたStg44と7.92×33ミリ弾というインターミディエイト弾(中間威力弾)の有効性を認め、

イギリスを中心に現在の5.56×45ミリNATO弾に近い.280口径の弾薬採用を提唱していました。

アメリカに振り回されるNATO加盟国:.308Winの罪

ドイツが第二次大戦中にそれまでの常識を覆して、一発当たりの威力を落としても連射性能を優先するという考え方は、斬新ながらも的を射たものでした。

ドイツは戦時下に前線の兵士たちの意見を聞き取り、実戦で戦う距離はせいぜい300mほどであることを掴んでいました。

そのため、それまで使っていた7.92×57ミリモーゼル弾は無駄に威力が高いという事実に気づいていました。

その結果「有効射程が300mなら火薬を減らせるよね、なら薬莢を縮めていいんじゃない?そのほうが資源とコストを節約できて、弾薬の携行数も増えて、反動も軽減できてコントロールしやすいよね!」という結論に達したのです。

これが「インターミディエイト弾(中間威力弾)」という考え方です。

この新しい考え方を取り入れてセミ・フル切り替えのオートライフルの開発をベルギー、イギリス、スペインといった各国で進めていたのですが、

それにアメリカが待ったをかけて.308ウィンチェスター弾のNATO採用をゴリ押ししたのです。

バトルライフルの誕生

アメリカはM1ガーランドの成功体験を捨てきれず、遠距離での殺傷力に拘り続けたため、NATO加盟国はアメリカの主張を嫌々ながらも取り入れざるを得ませんでした。

そのため自国の制式ライフルの口径を.308Winに変更をするはめになり、生まれたのが西ドイツのHK G3,ベルギーのFN FAL,そしてアメリカのM14ライフルです。

これらのライフルはセミ・フルのセレクティブファイアーでメカニズム的には現在のアサルトライフルと同じなのですが、使用する弾薬が小銃弾と変わらない.308Winであるため「バトル・ライフル」と呼ばれています。

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Stg44が後世のアサルトライフルに与えた影響:AK47でソ連が捨て去ったもの

第二次大戦終了後、世界は東西に二分されます。

いわゆる”東西冷戦”の幕開けなのですが、この時に自由主義陣営の軍事同盟であるNATO(北大西洋条約機構)は、

アメリカのゴリ押しで308WinをNATO軍の7.62×51ミリNATO弾として制式採用することになったのは、前述のとおりです。

それに対して共産主義陣営の盟主ソ連では、ドイツとの戦闘でStg44と7.92×33ミリ弾の優秀さを認めていたので、大戦終了後に進めていた自国の自動小銃開発に取り入れました。

その結果、7.62×39ミリ弾を開発し、シモノフSKSカービンと共に制式採用します。

AK47 - 次世代電動ガン | 東京マルイ 
AK47 – 次世代電動ガン | 東京マルイ

画像出典:https://www.tokyo-marui.co.jp/products/electric/nextgeneration/440

さらにSKSカービンと同時期に開発が進められていたセミ・フル切替式の試作銃にも7.62×39ミリ弾は採用されます。

この試作銃はStg44の影響を受けており、SKSシモノフカービンの後継機種として1949年に採用されたのです。

これが皆さんがよくご存知の「AK47」です。

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M14とAK47の明暗を分けたものとは?:ベトナムでの戦訓

アメリカのM14ライフルとソ連のAK47が初めて戦ったのは、公式にはベトナム戦争ということになっています。

この戦いで世界中のミリタリーライフルの方向性は決まったと言っていいでしょう。

結論を言えば、アメリカはNATOにゴリ押しして制式口径に採用した7.62×51ミリ弾とM14に戦争の半ばで見切りを付けて、戦時中にもかかわらずに自国の制式ライフルをM16と5.56×45ミリ弾に切り替えます。

その理由は、遠距離での射撃精度と殺傷力にこだわった7.62ミリNATO弾が、見通しが悪く接近戦が主体のジャングル戦では、まるっきり使い物にならなかったからです。

威力の強い7.62ミリNATO弾はリコイルが強いこともあり、また曲銃床を採用していたM14ではフルオート時には銃口が跳ね上がり、アンコントローラブルだったのです。

その点、ソ連のAK47は遠距離での命中精度と殺傷能力を捨てたのと引き換えに、フルオート時のコントロールのやりやすさと携行弾数の増加、弾幕による制圧力を手にしたのです。

この時のソ連の選択の正しさは、アメリカが戦争半ばでフルスペック弾から小口径高速軽量弾である5.56ミリに切り替えたことで証明されました。

イギリス陸軍を”激おこ”させたアメリカ:時代はバトルライフルからアサルトライフルに

NATO制式口径選定時にイギリスは5.56ミリに近い.280口径の採用を提唱していたのは前述のとおりです。

しかし、アメリカの7.62ミリ口径のゴリ押しで仕方なく屈したイギリスは、7.62ミリ口径のベルギー製FN FALを制式ライフルに選定します。

この時にイギリスは7.62ミリのフルオートは実用的ではないとの結論から、L1A1として採用したFALをセミオートオンリーのライフルにしたのです。

そうした苦渋の選択を迫った当のアメリカが、戦時中にもかかわらずサッサと5.56ミリに切り替えたことを聞いたイギリス陸軍は激怒します。

しかし、既にセミオートオンリーのL1A1を制式ライフルに選定したため、5.56ミリへの変更は次期制式ライフルであるSA80ファミリーの採用まで待つことになります。

L1A1が採用されてから実に17年あとのことです。

自動小銃とはなにか?ついてのまとめ

今回は自動小銃について第二次大戦中に誕生したアサルトライフルの元祖と言われるドイツのStg44からバトルライフル、AK47を経て、現在の主流口径である5.56ミリとM16に当たるまでの流れを簡単に追ってみました。

かなり端折ったたり重複してわかりにくかったりお見苦しい点も多々あるとは思いますが、どうがご了承ください。

サバゲー初心者の方がいきなり電動ガンのM4やAKを握っても、なぜこのようなデザインで、こうした機能なのかを理解するのは難しいと思います。

しかし、その銃の開発の軌跡を追えば、幾つかの疑問は払拭されると思います。

そう言った知識をお求めの方の手助けなれたなら嬉しく思います。

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