サバゲーは若者向けの遊び!そう思い込んでいる人も多いでしょう。
しかし、それは本当でしょうか?
日本でサバゲーが始まったのがおおよそ40年前、そして普及し始めたのが30年前でブームと呼ばれたことが幾度かありました。
その頃、少年だった人たちも今では40~50代になっています。
その人たちの中には、子供の手が離れた今から!とか、年頃になった息子、娘と一緒にサバゲーを!と言う方も珍しくはありません。
しかし、いざサバゲーに参加したいと考えても、いくつかの不安が頭をよぎることでしょう。
そんな40代、50代のサバゲーデビューを考えている人達の不安解消法をご案内します。
40代、50代の人達が持つサバゲーデビューへの不安とは?
サバゲーの登竜門の安い
マルイのエアコキハンドガンで
20代も30代も40代も50代も
毎月キャッキャキャッキャ遊んでるがうちの自慢です pic.twitter.com/merCBqzm2M— 宮崎県日向市 サバイバルゲームフィールド 喜三郎!@公式 (@pontasan387957) March 30, 2020
40代、50代のいわゆる年配者と呼ばれる世代の人がサバゲーデビューに対して持つ不安として感じるのが、「サバゲーという遊びに上手く適応できるだろうか?」ということでしょう。
更にこれを細かく分けると、
年配者のサバゲーデビューへの不安
1,体力面や身体機能面での不安、
2,若い世代に上手く溶け込めるのか?というジェネレーションギャップへの不安、
3、戦い方や立ち回りが上手くできるのか?という戦術知識面での不安、
4、サバゲーで使う道具、装備品やエアガン選びに対する不安、
と言ったところでしょう。
これらの不安がハードルになってサバゲー参加に躊躇している人も多いでしょう。
そこでこれらの不安に対する解消法や考え方を、老兵の経験を元にご案内します。
シニアエイジのサバゲーデビューの不安1,体力面
40代後半にしてサバゲーやりたいなって思ったりもしますがどうなんでしょうか?
— 月神 (@aurutoba) April 20, 2019
40代、50代の人たちが一番の不安に感じるのが
「体力面、持久力、瞬発力」
といった身体能力的なことに対してでしょう。
サバゲーは動きの激しいハードな遊び!そういった先入観が不安にさせるのです。
それらの身体能力的な不安に対する対処法をご説明します。
1,体力面の不安解消法
サバゲーやっててたのしいなーと思う瞬間に40代、50代の先輩おっさん達が楽しそうに装備キメて写真とったり、
フィールド走り回ったりしてる所!
自分も10年後20年後も楽しそうに遊んでたいなーと思う私でした。ヾ(⌒(ノ’ω’)ノ— りゅうちゃん@サバゲー@ギリースーツ投資家🇯🇵 (@Cv5KWyJbPaYxwYt) August 15, 2020
筋力が落ち始めたシニアサバゲーマーが、無理なくサバゲーをサバゲーを楽しむコツは、
できるだけ軽いエアガンを選ぶことです。
最近のエアガンは金属フレームの導入により剛性アップをめざしていますが、それに比例してエアガン本体の重量も増加する傾向にあります。
体力に満ちた20代の人達なら難なく振り回せるそれらのエアガンも、シルバーエイジが持つと、ハンディそのものです。
今日の銃娘(がんこ)東京マルイ電動ガンM733 40代以上の兄貴達にはM16A2ショーティーと言えば分かり易いかも?ブラックホークダウンでもデルタが使用していました。軽くて短くてサバゲーでも非常に扱い易い一丁です。本日墓参りも終わりましたのでこれより開店します。 pic.twitter.com/AzYM7z6LC3
— GunSmith遊造工房 (@gunsmith_yuzo) August 13, 2018
そこでおすすめなのが、剛性はソコソコでメタルフレームよりも軽量な、ファイバー樹脂製フレームのエアガンです。
これなら腕力にも負担をかけずに、体力の落ちたシニアサバゲーマーでも十分に振り回せます。
2,瞬発力への不安解消法
10代はモデルガン、20代はエアガンでもっぱらお座敷派のミリオタでしたが、40代前半から急にサバゲーに目覚め、今はドイツ連邦軍装備、PMC装備メインでサバゲーを楽しんでいるM4沼にもハマっているアラフィフおじさんです。 pic.twitter.com/xLWlxpWX3S
— トッチー (@totchixcr) April 5, 2017
サバゲーではよく、「ポジション取りで勝負が決まる!」と言われます。
そのためスタートコールと共に脱兎のごとく駆け出すのですが、
それは勝ちに行くサバゲーでのことです。
40代、50代のシニアサバゲーマーが同じようにスタートダッシュしても息が続かず途中でへばるのがオチです。日ごろからちょっとづつ体を動かしておいて、有事に備えるのがシニア勢のたしなみですね。
サバゲーでの戦い方|5つの基本戦術動作 https://t.co/xLVidsRBu3
— ミリレポ (@sabatech_pr) October 17, 2019
運よく希望のポジションに辿り着いても、肩で息をするほど疲弊するので、敵に居場所を悟られて仲間の足を引っ張ることにもなりかねません。
解消法は勝ちに行くサバゲーをしないことです。サバゲーの楽しみ方は勝ちだけではありません。
サバゲー何歳までできるかな?
サバゲー歴通算10数年(全くやらなかった期間除)ですが、還暦が見えてきた今、“いつまでサバゲー出来る?”と考えることがある。
先ずは“健康”“気力”かな?
体力に応じた銃と戦い方を模索しながら、あと10年は楽しみたいなぁ~。やれるでしょうか|д゜)#サバゲー pic.twitter.com/2zLqBExOuT— おくちゃん@2019年もサバゲー三昧ってことで٩( ᐛ )و (@okumurayuji1962) November 26, 2018
後方に陣取って敵の進行ルートを予測し、自分の読みがどれほど的を得たのかを試す楽しみ方もあります。
また、進んできた敵をスルーして背後を取り、薄ろから血祭りにあげるリンチ的な戦術を取るのもいいでしょう。
集発力がないなら、ないなりに戦術で対抗すればいいのです。
ダッシュも大事ですが、一日中歩けることのほうがきっと頼りになりますよ。
3視覚、聴力低下の不安
当店のイベントでお客様とサバゲーをやっておりますが、40代の方をお誘いしますと「もう歳だから……」などと仰る方がいらっしゃいます
はあ?何言ってんの?
アタシャ58でサバゲーデビューだわよ(笑)間も無く還暦の女性でも遊べます
二の足踏んでたら勿体のうございますわよ(笑)— えんじぇる@めぐみ (@garappadon) February 20, 2018
30代後半から徐々に視力が落ち始め、40代から遠目が利かなくなります。
特に昨今ではスマホによる視力低下が著しく進んでいます。
また、40代あたりから若い頃に聞こえていた高音域の音が聞き取れなくなります。
こういった視力、聴力低下への対処法は、各種の道具を導入して対処しましょう。
具体的に言えばスコープや双眼鏡で遠くの敵を発見する、また、収音マイクなどで近くの敵の気配を把握するといった対処法で戦うことが望ましいでしょう。
シニアエイジのためのフィールド選び
そういえば、今年赴任してきた40代くらいの女性の方趣味サバゲーらしい( ̄・ω・ ̄)笑
めちゃ気になる←— ちぃ´ω`* (@chi_uniuni) April 27, 2019
40代、50代のサバゲー初心者の身体能力に合ったフィールドなら、まずはインドアフィールドでのデビューがおススメです。
移動距離も少なく、起伏や高低差の少ないインドアフィールドなら体力低下のハンデをそれほど感じなくても済みます。
また、インドアフィールドでは敵が潜む位置もほぼ決まっています。
第2回 九州女子交流会(仮:そろそろ名前決めたい🙋)開催決定!
日時:4月29日(木) 10時~
参加費:1500円
場所:Hawkwoodのインドア in宮崎女子だけでわいわい練習しませんか👸🌸?
初心者様も大歓迎です🌟
試行錯誤しながらみんなで上達を目指します⭐️
参加希望の方はDMまで!#サバゲー#hawkwood pic.twitter.com/I0Uf9oMrG3— ちゃんみー (@mii7077) March 1, 2021
通路の曲がり角や、入り口の陰、バリケードの後ろなど、初心者でも容易に予想できるところに潜んでいます。
また、姿が見えなくても、足音や装備品の立てる音などの気配で、相手が近くにいることを察知しやすいのです。
( ´輝`)豊橋ハッスルさんから拝借。4/4(日)の定例会お疲れ様でした〜。久々のインドア戦!めっさ撃った!その分撃たれた!マズルフラッシュトレーサーのおかげで位置バレまくりング!でも楽しい!自ら難易度上げるの楽しい!(ドMか) 来週こそは晴れろ!#サバゲー #豊橋ハッスル pic.twitter.com/En8HOR70O7
— 輝美@サバゲー垢 (@thermidor116) April 4, 2021
サバゲーにおいて経験者とビギナーの差が出やすいのが索敵能力です。
その索敵能力の違いが出にくいインドアフィールドこそ、シルバーエイジのサバゲーデビューに向いているでしょう。
シニアエイジのサバゲーデビューの不安2、ジェネレーションギャップ
40代からのサバゲー入門!
サバゲーデビューをしました٩( ‘ω’ )و pic.twitter.com/HG0EfGTkxn— 野村大輔 (@DaisukeNomura) July 13, 2017
身体面と共にもう一つの大きな不安材料になるのが精神面での不安です。
特に「若い人に混じって浮かないか?」とか「年寄りだと厄介者扱いされてイヤな想いをしないか?」といったところでしょう。
1.若い人に混じって浮かないか?(;´・ω・)
息子にせがまれてサバゲーを始めて数ヶ月…。40代半ばになって、まさか新たに電動ガンを買うなんて思ってもいなかったです。今はとにかく嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい×∞ pic.twitter.com/b0PJIyYgTr
— あっきー (@Y132GRDbqD7Jkzn) December 15, 2020
周りは若い人ばかり、熟年者は自分だけ!という状況だと自分が浮いているのじゃないか?という不安を持つのも当然です。
しかし、ご安心ください。サバゲー会場に来ている人達が自分たちに注目することはありません。
特に1ゲームの参加者数が100名オーバーの大人数ゲームになると、コスプレゲーマーやガチ装備プレーヤーが履いて捨てるほどいるので、少々老け顔の参加者がいたって誰も気に留めません。
ベテランの背中を見せてやるくらいの気持ちで参加したらいいんですよ。
マラソン大会だっていろんな世代が来るじゃないですか。
2,若い人たちから厄介者扱いされてイヤな思いをしないか?
趣味って誰でもできるから趣味なんだと思う
10代で盆栽やって俳句にハマってもいいし、40代でコスプレやってもいいやん?
女の子がサバゲーやっても男がドールやってもよくね?
加山雄三がバイオにハマってエリザベス女王がWiiに熱中したらおかしいかね?了見が狭い人間は老若男女問わずぼくは嫌い https://t.co/w6b6QUViPb
— PUIPUIガスたん@ギンポハンター (@gastan48) June 8, 2020
これも心配は無用です。ルールとマナーを守ってレギュレーション通りにやっている限りは
厄介者、邪魔者と言った扱いをされるいわれはありません。
むしろ年配者が参加した場合では、経験豊富なベテランに勘違いされることが多いのです。
だからと言ってこの勘違いを利用して、ベテランぶったり上級者ぶったりするのは禁物です。
サバゲーでの戦い方は本職にも活かせるけど、違いが凄くてたまに前線に出られない時がある。
俺、スナイパーじゃないから困ったもんだぁ笑笑 pic.twitter.com/cz9wiM2ZGM
— 鬼軍曹/やるときゃやる (@TK1125_3085) November 5, 2020
見た目がいくら上級者然としていても立ち回り方なんかで、すぐにビギナーだとバレるのです。
周りが勘違いしていることをいいことに、話を盛って後ですぐばれるような痛い言動は謹んでください。
シニアエイジのサバゲーデビューの不安3、知識不足
40代だが1日中サバゲーしても昼寝は必要ないぞ~!!
頑張ったら土日連続サバゲも可能!でもアフターの焼肉は重くて無理…ww https://t.co/w6Gl4EdK5f
— PUIPUIガスたん@ギンポハンター (@gastan48) March 25, 2020
40代、50代のサバゲー参加希望者が不安を感じることに「サバゲーに対する知識不足」をいう人がいます。
曰く
「戦い方が分からない」→戦ってみる。
「立ち回り方が分からない」→思ったことをやってみる。
「移動は方法がわからない」→基本は安全運転。
「敵の居場所がわからない」→相手もそうだから最初はイーブン。
正直に言ってこればかりは場数を踏むしかないのです。楽しみが増えるじゃないですか。
サバゲーでは知識だけ仕入れて頭デッカチになっても実践できなければ意味がないのです。
まずはなるべく前のほうまで移動することから始めましょう。
サバゲーに行って初心者が感じた事は
生きて学ぶ事より死んで学ぶ事の方が多い感じました。僕と同じサバゲー初心者の方は
最初はどんどんやられましょう!wそうすれば、自ずと戦術を学び
戦い方が分かってきます。ただ、後方地域で生きているだけでは
強くはなれません!あくまで、個人的意見
— Ricky (@Ricky121314) January 6, 2021
知識を仕入れた
⇓
実戦んで使ってみたが通用しなかった
⇓
通用しなかった原因を探って、自分なりにアレンジを加えて再び試した
⇓
今度は上手くいった!
みたいに知識に自分の経験をプラスして自分の知恵として昇華させないと戦闘力は身に付かないのです。
撃たれた場合もそうです。
撃たれた!ただヒット~とコールしてその場を去る人と、ヒットコールをする前に自分を撃った敵の位置を確認して、次のターンでは自分がその位置を確保して、リベンジを果たす人とでは戦闘力アップにおいて当然差がでるのです。
スナイパーとか戦い方によっては足腰酷使しないし、動き回ればいいという訳でもないし、たまに御爺ちゃんプレーヤーも見かけるし、サバゲーはシニアでも全然楽しめると思う。
大塚明夫もサバゲーに挑戦!?「足腰がもうダメですから(笑)」
https://t.co/s4jtdUd3ZP— ミリレポ (@sabatech_pr) November 29, 2018
40代、50代の方たちは若い人に対して体力では劣りますが、いろいろな経験値では圧倒しています。
今まで社会で培った経験値をサバゲーに応用すれば、知識不足であっても十分にサバゲーを楽しめます。
サバゲーデビューの不安4,道具選び
そう言えば…今年でサバゲー歴10年になりました。ロシア装備では5年目です。以前までは米帝や陸自装備で遊んでました。今後も徐々に装備品増やしてまいりますので宜しくお願いします🤙 pic.twitter.com/Wiao6IHpCu
— 🇷🇺Александр=Владимирович=Лазарев☭4日ジェロニモ定例会 (@Aleksandr_OMON) March 27, 2021
サバゲーに使う道具、エアガンや装備品の選び方が分からない!と不安になるのは当然です。
どれも似たような見た目で違いが分かりにくいからです。
装備品ならモジュラーベストとプレートキャリア、チェストリグの機能の差がわかりにくいでしょう。
エアガンならM-LOK、LVOA、KYE-MODといった拡張システムの微妙な差に見分けがつかないでしょう。
我が家の武器庫写真更新!!
1枚目が5月・2枚目が6月・3枚目が7月現在・4枚目が現在所持してる銃🔫
先月にはなかったハイキャパ DORとUMP45が新たに仲間に加わったり装備品が増えたのでだいぶ賑やかになってきたというかごちゃついてきた。
サバゲー歴4ヶ月で正直ここまでくるとは思ってなかった(笑) pic.twitter.com/6F3BbStwZk— よち准将 (@yochisurvival) July 28, 2019
こういったエアガンや装備品選びに関しても、いくら雑誌などで調べても身に付くものではありません。
実際にフィールドに赴き、使っている人に触らせてもらったうえで生の使い心地を教えてもらわないと自分のモノにならないのです。
サバゲーフィールドに来ている人達は、自分の使っている装備やエアガンについて聞かれると喜々として教えてくれます。聞かれるのが嬉しいのです。
サバゲーの不思議
1、最初は軽い銃なのにいつの間にか装備品でゴテゴテになっている
2、野外でサバゲーしていると草と同化していて見つかりにくい
3、色々な派閥があるがギスギスしていない
4、ハンドグレネードを使うとたまに自爆する
5、急所に当たると凄く痛い(当たり前)— アキ サバゲーマーLv1 (@7ENkJtjrc8OLqeW) October 12, 2019
また、それをキッカケに話が弾んでユニットに誘ってもらったり、連係プレイをしてくれたりと仲間の輪が広がります。
サバゲーの道具選びの知識を身に付けたいのなら、雑誌を何百冊も読むより、フィールドでプレーヤーから話を聞く方が何よりためになるのです。
どんなことでもそうですが、頭の中で悩んでいるだけでは何も動き出しません。
昔はとにかく装備を増やしてサバゲーしてたけど、最近はその好きな装備(ナム戦)で雰囲気を壊さずどれだけサバゲーで活躍出来るセットアップが作れるか思案するのが好き。
ゲームでは予想外の装備品が活躍したりするから結構面白い。
リエナクト系イベントも大好きだけど、基本はサバゲー畑出身。 pic.twitter.com/ghg6D6jYIr
— NAVE @RT Green Ꮤorm (@K_NAVE) October 5, 2020
四の五の悩むよりは自分で何かアクションを起こして、その後のことは流れに身を任せた方が上手くいくこともあります。
道具選びに不安がるよりも、まずはフィールドに行ってサバゲーに参加してみましょう。