【G&Gアーマメント】グレードやメカボックスから見るモデルの違いとは?

G&G ARMMENT

「G&Gアーマメントの電動ガンって使っている人が多いよね」

「サバゲー女子も使っている人が多いよね」

「初心者向けモデルが欲しいけど、どれがいいのかな?」

「製品カタログを見ても沢山ありすぎて何を基準に選べばいいのか?分かりにくいよね」

G&Gアーマメントのエアソフトガンが欲しいと思って公式サイトの製品カタログを見ても、上のようにもう人が多いのではないでしょう。

そこで今回は前回のブログ「【サバゲー】海外製電動ガンの評価を爆上げしたG&Gアーマメントとは?」と同様に初心者の方に対して、

G&Gアーマメント製品のシリーズやモデルごとの違いを説明いたしますので、選ぶ際の参考にお役立てください。

G&Gアーマメント社を支える2つの基本的シリーズその1、ADVANCED GT

 

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G&Gアーマメント社の創業当時は、

日本製エアソフトガンのコピー製品を作りながらも、

徐々に生産技術と品質を向上させ、独自の技術でパテントを取得するなどして、現在では世界中で多くのユーザーを獲得しています。

結果として現在ではおびただしいまでの製品バリエーションを展開しており、

その内訳はADVANCED GT部門で14機種、

INTERMEDIATE GC部門で40機種以上と、電動ガン部門では東京マルイの製品数を凌ぐほどの多さです。

さて、このG&Gの電動ガン部門ですが、

大きく分けるとADVANCED GTというクラスと、INTERMEDIATE GCいうクラスになります。

一般向けの普及モデルがINTERMEDIATE GC、ハイエンドユーザー向けの高級モデルがADVANCED GTという位置付けになっています。

そこでまず、この2つのクラスの特徴を説明して、お互いの違いをご説明します。

ADVANCED GTの特徴

 

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G&Gアーマメントが電動ガンの製造を始めた頃の日本製電動ガンは、

一部のメーカーを除いてプラフレームとフェイクウッドという構成で成り立っていました。

そこで後発のG&Gアーマメントを始めとする海外のエアソフトガンメーカーは、

日本製電動ガンにはない付加価値を付けて製品を製造し始めたのです。

それが金属製フレームによる剛性の高さと、リアルウッドが持たらす高級感です。

日本のエアソフトガンメーカーが製造コスト髙沸を恐れて手を付けなかった部分を、

人件費と原材料コストの低さという、海外ならではのメリットを生かして競合してきたのです。

この金属フレームと本物の木製ストックがもたらすリアルさにこだわっているのがADVANCED GTの特徴です。

ADVANCED GTの魅力の秘密

 

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ADVANCED GTの魅力は高剛性と高級感だけではありません。

真の魅力は日本製のエアソフトガンメーカーが製品化してくれないマニア向けのモデルが多いことです。

とくにマニアの皆さんが喜ぶのが「World War シリーズ」でしょう。

MG42やM1ガーランドの電動ガン、M1903スプリングフィールドのガスボルトアクションなど、

ユーザーがいくら願っても日本では製品化されないモデルが製品化されているのです。

さらに、サバゲーマーにとって馴染み深いであろうM4やAKといったモデルでも、

リアル志向の強い金属製外装パーツとMOSFETと電子トリガーを搭載した機能性の高いメカボックスの組み合わせによって、

付加価値の高い製品に仕上がっているのです。

また、ハイエンドモデルには「G2ギアボックス」という多機能のメカボックスを搭載したラインナップも用意されています。

これらのリアル志向、高機能の両立がADVANCED GTの特徴です。

G&Gアーマメント社を支える2つの基本シリーズその2、INTERMEDIATE GC

 

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G&Gアーマメント社を支えるもう一つの柱が、INTERMEDIATE GCです。

このAINTERMEDIATE GCは、樹脂製フレームを主体とした取り回しやすい軽量モデルに特化しているシリーズです。

実はこれにはG&Gアーマメント社の戦略が見て取れます。

元来、サバゲーは一部のマニアが実戦のようなスリルを求めて始めたゲームです。

 

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そのため、使う武器や装備の参考にしたのは、リアルガンが小道具として登場する映画や海外ドラマといったメディアが主体でした。

しかし、近年になってサバゲーが健全なレジャー&スポーツとしてのコンセンサスを得ると共に、

リアルさにあまりこだわらないライトユーザーの参加が増えてきたのです。

そこでG&Gアーマメント社がとった戦略が、

「軽量コンパクトで取り回しやすく、スタイリッシュで低コストの電動ガン」というコンセプトです。

このコンセプトを元にINTERMEDIATE GCは現在では、

CMシリーズが14機種、

G&G Blow Back 樹脂製 シリーズ8機種、

GC16 金属 シリーズ18機種の合計40機種というG&Gアーマメント製品の中でも最大勢力になっています。

INTERMEDIATE GCの勢力が拡大する2つの理由1、カスタマイズ風な外装

 

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当初はADVANCED GTの普及モデルとして展開し始めたINTERMEDIATE GCですが、

価格の安さ、取り回しのしやすさだけでここまで勢力を拡大したわけではありません。

INTERMEDIATE GCが勢力を拡大した最大の理由は、カスタマイズ風の外装パーツにあるのです。

INTERMEDIATE GCのCMシリーズとGC金属フレームシリーズは、

一見すれば実銃にありそうな外装を持つモデルが多いのですが

、実はかなりのモデルがG&Gアーマメントのオリジナルデザインなのです。

G&Gアーマメントでは、ハンドガードのデザインやサイズを少しずつ変えて、

それにオリジナルデザインのGOSストックを組み合わせることで、

いかにも実銃にありそうなデザインを提供しているのです。

実際CMやGCシリーズのM4プラットフォームモデルのどれを見ても、

民生用カスタムにあってもおかしくないデザインばかりです。

例えるなら実銃は存在しないけどリアルさバツグンの東京マルイのMTRのようなものです。

こうしたINTERMEDIATE GCのカスタマイズ風な外装パーツが、ライトユーザーの支持を集めているのです。

INTERMEDIATE GCの勢力が拡大する2つの理由2、CMシリーズの上位機種であるGCシリーズの存在

 

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強化樹脂製フレームを主体とした取り回しの良さと低コストを実現し、

ユーザーの支持を集めたINTERMEDIATE GCのcmシリーズですが、

やはり金属製フレームが良いよね~と思うライトユーザーの声もありました。

そこで登場したのが軽量なアルミ製フレームを持つ、CMシリーズの上位機種であるGCシリーズです。

現在のINTERMEDIATE GCでは、このGCシリーズが主流になりつつあります。

ちょうど、ハイエンドクラスのPCは必要ないけど、ローエンドモデルだと物足りないというパソコンユーザーと同じようなものでしょう。

さらに、INTERMEDIATE GCにはG&G Blow Back 樹脂製 シリーズというモデルと、

サバゲー初心者向けのエントリーモデルであるCombo特別版 シリーズというシリーズもあります。

このあたりのモデルについては、後ほどご説明します。

メカボックスから見るG&Gアーマメント製品の見分け方

 

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G&Gアーマメント製品の見分け方としてシリーズやグレードの違いといった他に、

搭載されているメカボックスの違いから見分けるという方法があります。

この見分け方は電動ガンを初めて購入する初心者の方には少しハードルが高いでしょうが、

知識として知っておくだけでも後年の電動ガン選びに参考になると思います。

電動ガンメカボックスのスイッチとは

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さて、本題に入る前に電動ガンに詳しくない方向けにメカボックスについてご説明します。

電動ガンの創業メーカーである東京マルイが開発したメカボックスは、

BB弾の発射に機械的なスイッチを用いて通電していました。

これがスタンダードなメカボックスです。

しかし、このスイッチは接触させるたびにスパークを発して、スイッチの端子を焼き焦がします。

これがひどくなると端子が接触しても通電しなくなるのです。

これが「スイッチ焼け」という現象です。

これを直すにはメカボックスのツイッチ部を磨きなおして接点グリスを塗るなどの方法を取るのですが、

所詮は対症療法であるためスイッチ焼けの根本的解決には繋がりません。

MOSFET+ETUとは

 

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そこで導入されたのがFETという電子素材です。

FETは接点に大電流ではなく弱電流を電気信号替わりに送るのでスイッチ焼けが起きないのです。

さらにこのFETを金属の制御端子と一体化したものがMOSFETです。

乱暴な説明で済みません。

これにETUという電子トリガーを加えたものが、昨今の海外製電動ガンの流れです。

さて、長かったけどここまでが前振りです。

G&Gアーマメントのメカボックス1、スタンダードタイプ

G&GアーマメントのADVANCED GTの初期モデルや、G&G Blow Back 樹脂製 シリーズ、

特別版 シリーズやCombo特別版 シリーズが、このメカボックスのタイプに当てはまります。

つまり、マルイのメカボックスをそのままコピーしていた時代のモデルや、

普及価格帯のエントリーモデルがこれに相当します。

特徴はセミ/フル/セフティー切り替えのオーソドックスなタイプです。

ただ、マルイのメカメカボックスとの違いは、

軸受けに8ミリベアリングを使ってフリクションを軽減してところと、鉄製と思われるセクターやスパーといったギアが奢られていることです。

一部トリガーがマイクロスイッチ化されている製品も見られます。

G&Gアーマメントのメカボックス2、MOSFET+ETU搭載タイプ

現在、G&Gアーマメントの電動ガンで一番の支持を集めているタイプのメカボックスです。

MOSFETでスイッチの焼き付けを防ぐと共に、トリガーレスポンスが改善されます。

またETU搭載モデルでは、トリガー操作でフルオートとバーストショットの切り替えができます。

搭載されているモデルも強化ナイロン樹脂製レシーバーのcmシリーズから、金属フレームのCGシリーズまで多岐にわたります。

GC16プレデター、GC16 Raider、GC16 Wild Hogといった人気モデルがこれに当たります。

G&G製品の中でダントツの人気を誇るARP9も、

樹脂フレーム+MOSFET+ETUという組み合わせです。

G&Gのメカボックス3、G2ギアボックス

G&Gアーマメントの最新メカボックスです。

一言で述べると「リコイルのない次世代電動ガン」といった機能です。

専用マガジン使用時のオートストップ、

ボルトリリースアクションによる再起動、といった次世代のアクションにプラスして3/5発バーストへの切り替えが可能です。

またピストンスプリングもメカボックスを取り出さなくても交換できる、クイックスプリングチェンジシステムも採用されています。

リコイルユニットがない分だけ、東京マルイの次世代電動ガンよりも耐久性は高いでしょう。

G&Gアーマメントのフラッグシップモデルに搭載されています。

G&GアーマメントのCM、GC、G&G Blow Back 樹脂製 シリーズについて

 

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ここまでG&Gアーマメントの製品をADVANCED GT、INTERMEDIATE GC、メカボックスの違いという面から見てきましが、

最後にCM、GC、G&G Blow Back 樹脂製 シリーズ、Combo特別版 シリーズについてそれぞれの特徴をご説明します。

1、CMシリーズとは?

 

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CM16シリーズは樹脂レシーバーを装備したスポーツラインとなっていますが、

電子トリガーを装備したフラッグシップ的ポジションのcm16SRシリーズというものがあります。

外装のコストを抑えつつも内部は強化メカボックス、

そして電子トリガー「ETU」が入っており実用性抜群であり、

樹脂素材とは言え強化されたナイロン樹脂フレームは剛性もシッカリしています。

2、GCシリーズとは?

 

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GC金属フレームシリーズは、INTERMEDIATE GCシリーズのハイエンドポジションに位置します。

アルミフレーム採用で軽量ながらも高い剛性を維持しています。

価格、スペックと機能性、取り扱いやすさ、のバランスが一番取れていると言っていいでしょう。

現在のG&Gアーマメントの製品の中で、ユーザーの支持を一番集めているグレードです。

3、G&G Blow Back 樹脂製 シリーズ

 

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G&Gアーマメント製品にはブローバックシリーズがあります。

ただ、ブローバックといってもリコイルがあるわけではなく、

エジクションポートが開閉したり、ボルトハンドルが動くといったギミック的な要素のものです。

他社の電動ブローバックがピストンと連動させてギミックを再現しているのに対して、

G&G Blow Back 樹脂製 シリーズでは、

ピストン前進時に副次的に発生するエアー圧でギミックを作動させています。

機械式ブローバックに比べて、

メリットは副次的に発生したエアーがクッション代わりになるため、

エジェクションポートの開閉に抵抗があっても、機械的に壊れにくいことです。

デメリットはBB弾がチャンバーになければブローバックシステムに回るエアー量が減り、ブローバックの勢いが弱いことです。

4、Combo特別版 シリーズ

 

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Combo特別版 シリーズは、G&Gアーマメントの製品の中ではエントリーモデルに位置します。

サバゲー初心者や女性参加者が購入しやすいようにピンクのM4といったオシャレなモデルもあり、

実売価格も東京マルイのブローバックハンドガンと同じような値段で売られています。

そのため、サバゲーフィールドのレンタル用として用意されることも多く、

レンタルで使った人も多いのではないでしょうか。

G&Gアーマメント製品の見分け方のまとめ

 

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前回に続き今回もG&Gアーマメント製品についてのご案内になりました。

前回が概要的なブログだったので、

今回は具体的な見分け方をシリーズやランク、メカボックスという視点からご説明しました。

さて、次回は「【サバゲー】初心者におすすめ!G&G電動ガンCM16シリーズ5選」というテーマで、

G&Gアーマメントの製品からおすすめの電動ガンをいくつかご紹介したいと思います。

スタイリッシュでオシャレなモデル、

鬼のようなハイサイクルモデル、

フィールドごとに向いたモデルをご案内するつもりなのでお楽しみにしてください。

では、次のブログでまたお会いしましょう

 

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