ボルトエアソフト!サバゲー向きリコイルショック電動ガンの魅力とは?

BOLTAIRSOFT

「暖かくなってガスブローバックのリコイルを楽しめる季節になったね」

「でもガスブローバックは撃つ度にマガジンが冷えて連射がしづらいよね」

「できればガスブロ並みのリコイルがあって連射できる電動ガンはないのかな?」

とお考えのユーザーも多くいらっしゃるでしょう。

そこで今回は激しいリコイルショックを体感させてくれるという

ボルト・エアソフトのリコイルショック電動ガンをご紹介します。

ボルト・エアソフトのリコイルユニットの内容、

ライバル製品との違いなどをご説明していますので、最後までお付き合いください。

ボルトエアソフトの電動ガンとは?

ボルト・エアソフトは、電動ガンを製造している国の中では、

今一番勢いのある台湾で設立された新進気鋭の電動ガンメーカーです。

このボルト・エアソフトが目指しているのが

「電動ガンながら実銃並みのリアルさの追求」であり、それを実現するために独自のリコイルシステムを開発しました。

それがB.R.S.S(ボルト・リコイル・ショック・システム)です。

このボルト・エアソフト独自のB.R.S.S.は、

台湾、アメリカ、日本などを含む8ヶ国で特許を取得しており、

電動ガンユーザーにパワフルなリコイルの楽しさを提供しています。

また同社製品を金剛エアソフトにもOEM(相手先ブランド製品)として供給もしています。

ボルト・エアソフト電動ガンの特徴とは?

ボルト・エアソフトは自社の製品を「リコイルショック電動ガン」と呼んでいます。

つまり、実銃並みのリコイルを感じさせる電動ガンと言いたいようです。

しかし実際には弾の発射に火薬を用いない電動ガンでは、

実銃並みのリコイルを再現するには無理があります。

されど、ボルト・エアソフトの電動ガンのリコイルショックは、

東京マルイの次世代電動ガンのリコイルよりもはるかに強く感じます。

これは次世代電動ガンのリコイルが弱いと言ことではなく、リコイルの質が違うのです。

この違いはボルトが独自で開発したリコイルユニット「BRSS」によるものです。

ボルトリコイルショックとマルイ次世代電動ガンのリコイルユニットの違い

マルイ次世代電動ガンのリコイルユニットも、

ボルト・エアソフトのリコイルユニットも、

ピストンに付けられたロッドでバッファーチューブ内のウェイトを後退させるまでは同じです。

ここから東京マルイのM4系電動ガンのリコイルユニットは、

スプリングによってウエイトが前進させられ、メカボックス後端を直撃することで疑似リコイルを発生させます。

つまり、一回の発射で起きる振動は一度です。

対して、ボルト・エアソフトのリコイルユニットは、

ウエイトを挟み込むようにスプリングが付いているため、

バッファーチューブ内のウエイトが数回往復します

この振動の発生回数の違いによりボルト・エアソフトのリコイルは、

前後に振られるような慣性モーメンタムが発生して、

次世代よりも芯のある強いリコイルに感じるのです。

世界で唯一、MP5のリコイルショック電動ガン

もう一つのボルト・エアソフトの特徴が、MP5の電動ガンでリコイルショックを再現していることです。

今までMP5でリコイルを楽しむにはVFCやマルゼンのガスブローバックモデルしかなかったのですが、

ボルト・エアソフトのBRSSによってMP5電動ガンでもリコイルショックを楽しめるようになりました。

東京マルイのMP5は初期設計も古く、

次世代電動ガン化を望むユーザーの声もあるのですが、

ボルト・エアソフトのBRSSによって東京マルイは先を越された形になりましたね

ボルトのBRSSがマルイ次世代にかなわないものとは

ボルト・エアソフトの電動ガンは、

次世代電動ガンよりも安い価格で激しいリコイルを体験できることをアピールしています。

また、前述したように東京マルイがなしえていないMP5の次世代電動ガンと言うべきものを、

いち早く商品化したことも大いにユーザーへのアピールとなるでしょう。

しかしそんなボルト・エアソフトの電動ガンでも、東京マルイの次世代電動ガンにどうしても敵わないものが一つあります。

それは全弾撃ち尽くすと作動が停止する「オートストップ機能」です

東京マルイの次世代電動ガンでは、初期に出されたAK74MNやAKS74U、AKS74N、

AK102、HK G36Cを除く製品に、

専用のスタンダードマガジン使用で実銃のように残弾0で作動が停止する機能がついています。

さらにリロード後にボルトリリースレバーを押したり、

ボルトハンドルを引くことでオートストップを解除するボルトリリースシステムを搭載しています。

この実銃同様のリアルな操作が楽しめる要素が、ボルトのBRSSが東京マルイにかなわない点です。

ボルトリコイルシステムの種類とモデルバリエーションとは

日本市場の正規代理店としてセキトーが、

ボルト・エアソフトのリコイル電動ガンであるB4A1(M41)モデルを販売し始めたのが2013年8月のことです。

以来BRSSを基本形として、リコイルユニットにこれまで3回のブラッシュアップがなされています。

そこでその3回のブラッシュアップの内容とそれらを搭載したモデルについてご案内をいたします。

BRSS(ボルト・リコイル・ショック・システム)

全てのボルト・エアソフトのリコイルショック電動ガンの基本となるユニットです。

この後に登場する3つのリコイルショックシステムはこのBRSSをベースに成り立っています。

基本的にBRSSは11.1Vリポバッテリーでの運用が前提です。

ボルト・エアソフトの電動ガンが、東京マルイを凌ぐリコイルを楽しませてくれるのは、

バッファーチューブ内で次世代電動ガンよりも重たいウェイトを往復させるからです。

そのために11.1Vというハイボルテージバッテリーが必要なのです。

ボルト・エアソフトが、リコイルショック電動ガンにボルト純正のリポバッテリーの使用を推奨するのはこのためです。

現在もM4プラットフォーム系モデル、SR-47系モデル、HK416系モデルなどにはこのBRSSが搭載されています。

B.R.S.S. PEAKER

ボルト・エアソフトのMP5モデル限定のリコイルユニットです。

ボルトのリコイルショックシステムは、11.1Vリポバッテリーでの駆動が前提なのは前述したとおりなのですが、

HK MP5Jだけは7.4Vリポバッテリーという制約が付いて回りました。

そこでMP5の7.4Vリポという制約を取り払い、

他のボルトリコイルショック電動ガンと同じ11.1V仕様にブラッシュアップされたのがB.R.S.S. PEAKER です。

このB.R.S.S. PEAKER 搭載によって、

それまでの秒間10発だった発射サイクルが秒間15発にまで引き上げられて、

更にリコイルのパンチ力も増大しました。

2019年5月以降のボルトMP5系リコイルショック電動ガンは、

7.4vリポバッテリー仕様のBRSSモデルと

11.1Vリポバッテリー仕様のB.R.S.S. PEAKER が

売られています。

B.R.S.S. HAMMER.(ハンマー)

2018年8月に販売が開始されたAKS74UN クリンコフと共に登場したボルト・エアソフトのリコイルショックユニットです。

このユニットの最大の特徴は重量を増したウエイトを2ピース構造にして、

AKS74UN クリンコフのアッパーレシーバー内に納めたことです。

東京マルイの次世代電動ガンAKS74UN クリンコフも、

撃った時にはかなり強いリコイルだと感じたのですが、

ボルト・エアソフトのAKS74UN クリンコフのリコイルショックはそれをはるかに凌駕するものです。

マルイより重たい電動ガンなのにリコイルが激しい!

通常、銃の本体重量が軽いほどリコイルは激しく感じますが、

ボルト・エアソフトのAKS74UNは、

東京マルイのAKS74Uよりも約400gほど重たいにもかかわらず、

より激しいリコイルを感じさせてくれるます。

このことからも、いかにパワフルなリコイルショック電動ガンであるかがうかがえます。

今のところこのB.R.S.S. HAMMER.(ハンマー)が搭載されているモデルは、

AKS74UN クリンコフだけですが、

いずれはこのモデルを基本としたバリエーション展開がなされればAKファンにとっては嬉しことでしょう。

BRSS RAIDEN

昨今、PCC(ピストル・キャリバー・カービン)や、

ショートバレルにPDWタイプストックを取り入れたディプロマットスタイルと呼ばれる形態の電動ガンが人気を得ています。

この火付け役はG&GのARP9やARESのハニーパジャーなのですが、

ボルト・エアソフトでも、

このディプロマットスタイルという激戦区に投入するモデルとして、M4 PDWをこの2020年1月に登場させています。

BRSS RAIDENはこのM4 PDWの短いバッファーチューブに搭載するために開発された、

BRSSの進化系リコイルショックユニットです。

全長: 535mm 重量: 2580gという軽量コンパクトな電動ガンなので、

これまでもどのモデルよりも激しいリコイルショックを楽しませてくれるでしょう。

ボルト・エアソフト リコイルショック電動ガンの評判

ここまでボルトエアソフトのリコイルショック電動ガンについてごご説明をしてきましたが、

実際にユーザーから寄せられる評判はどうのようなものなのでしょうか?

そこでボルトエアソフトの製品に対する評判を、

品質面とリコイルという面からライバルの製品と比べてみることにします。

ボルトエアソフトの評判1、ライバル製品と比較して

ボルト・エアソフトのリコイルショック電動ガンのライバルは、東京マルイの次世代電動ガンとKSCのM4ERGの2社製品です。

このライバル2社の製品と比べた時にボルト・エアソフトがどうしても勝てないのが、

リアルカウントマガジンの設定と前述したオートストップ機能です。

電動ガンにリコイルショックを求める人ほどなリアルさを重視する傾向があります。

そういった人たちにとっては、

実銃と同じ装弾数を設定できるリアルカウントマガジンの存在は魅力的です。

ましてや全弾撃ち尽くすと作動が止まり、

実銃と同様の操作をしないと再発射できないオートストップ機能の存在は外せないでしょう。

この機能が搭載されていないボルト・エアソフトの製品は、

リアル派サバゲーマーのニーズに対して、

ライバル2社のアドバンテージを許す結果になります。

ライバル2社に対してボルト・エアソフトが優れている点

それではライバル2社に対してボルト・エアソフトが優れている点はなにでしょうか?

それは製品価格の安さとパワフルなリコイルショックです。

ボルト・エアソフトの初期の製品は、

KSCのM4ERGよりもリコイルが弱いと言われていたのですが、

現在では改良が施されてほぼ同じぐらいのリコイルショックになりました。

更にKSCのM4ERGは韓国のエアガンメーカーKWAのOEM製品であるため、

市場での製品流通が少なく、人気モデルの日本市場での入手が現状では困難になりつつあります。

製品の安定供給という面でもボルト・エアソフトにアドバンテージがあるでしょう。

リコイルショックガンの創業メーカーである東京マルイの次世代電動ガンは、

リコイルの強さという面ではKSCやボルト・エアソフトの敵ではありません。

リコイルの強さで求めるのなら東京マルイの次世代電動ガンよりも、

ボルト・エアソフトのリコイルショック電動ガンの方が魅力的です。

ボルト・エアソフトの評判2、ガスブローバックガンと比較して

 


KSCのM4ERGやボルトのリコイルショック電動ガンのリコイルが強いと言っても、

ガスブローバックライフルのリコイルの激しさには敵いません。

しかし、ガスブローバックライフルやサブマシンガンがリコイルショック電動ガンにどうしても敵わない点があります。

それは作動の安定性とランニングコストの高さです。

これまでも当ブログで何度もお示ししているように、

ガスブローバックガンはどうしてもマガジンが冷えると撃てなくなるという弱点があります。

これはHFC134aガスを使う限りは避けられない問題です。

その弱点を克服するために近年ではCO2ガスをパワーソースにする製品も出てきていますがまだ一般的ではありません。

ガスブローバックライフルには高いランニングコストとガスブロ愛が必要だよ

更にガスブローバックのマガジンは電動ガンに比べてはるかに価格が高いのです。

また、HFC134aやCO2ガスは消費するガス代もバカにできません。

こういったランニングコストも面でも、ガスブローバックライフルをサバゲーで使うのにはかなりの愛が必要です。

そういった面でもボルト・エアソフトのリコイルショック電動ガンは、

誰でも気楽にリアルなリコイルを楽しめる製品と言えます。

ボルトリコイルショック電動ガンのまとめ

今回は激しいリコイルが楽しめるというボルト・エアソフトのリコイルショック電動ガンについてご案内をしました。

本文中では触れていませんが、

ボルト・エアソフト製品のリアルさはリコイルだけではありません。

外装パーツに使用されている素材も、

リアルウッドやスチールといったものが使われている台湾製電動ガンらしい高級感にあふれています。

また、海外製電動ガンと言えばトラブルの際のバックアップ体制に不安を感じますが、

ボルト・エアソフトの製品の場合は、

BB弾やサプライ製品で有名なセキトーが日本総代理店になっているので、

万が一不具合が出た場合にも対応してもらえるので安心です。

さて、今回はボルト・エアソフトの概要的なご案内だったので、

次回のブログはボルト・エアソフトのおすすめモデルを、

ライバル製品と比較しながらご案内したいと思います。

題して「激ヤバリコイルショック!ボルトエアソフトのおすすめ電動ガン4選+1!

というテーマです。

では、次のブログでまたお会いしましょう。

 

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