多くのサバゲーマーやエアガンユーザーの期待を集める東京マルイの新製品「次世代電動ガンMP5」が、2021年8月18日に販売が開始されます。
この次世代電動ガンのMP5でユーザーが一番に注目した点は、これまでのスタンダード電動ガン版MP5では実装しえなかったリアルな要素が組み込まれているところでしょう。
今回は、この次世代MP5の特徴を生かした楽しみ方や、目玉の新メカである「M-SYSTEM」を楽しむ戦い方をご案内します。
次世代MP5の発売日が8/18に決定
MP5昔好きだった銃。そして今も好き。
もうだいぶ古い銃になったけど、今でも使ってる警察の部隊はたくさんあるです。 https://t.co/oAbK0PrdDi— 時雨沢恵一 (@sigsawa) July 28, 2021
この度、2021年8月18日に東京マルイの新製品「次世代電動ガンMP5」が発売されます。
実は以前の当ブログの記事で老兵イジラレは、
「MP5次世代電動ガンの発売は早くても2021年の冬のボーナス時期、それを逃せば来年の2022年の春先かゴールデンウィーク当たりになるのではないでしょうか。」
と予想しておりました。
しかし、その予想は大きく外れて7月28日に「次世代MP5は8月18日に販売開始」のアナウンスが東京マルイからなされました。
前例のない目玉商品2アイテムの同時発売
【お知らせ】
ガスブローバック マシンガン『AKM』の発売日が、7月15日に決定!https://t.co/6n5qgenZm8本物を採寸して各部の再現性をアップ、特殊印刷による木目の再現、オートストップ搭載によるリアルな操作方法、そして迫力ある反動や耐久性も備えたモデルとなっています♪ pic.twitter.com/1RECxBhix8
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft) June 28, 2021
今までの東京マルイの販売戦略では、
春のシーズン(静岡ホビーショーの頃)、夏のボーナス商戦、冬のボーナス商戦、
のいずれかに目玉となる新製品を1品だけ発売するのがセオリーでした。
その前例に倣うと、今年の夏には「ガスブロAKM」の販売が7月15日から始まったので、
次世代MP5のリリースは早くても今年の年末、遅ければ来年の春シーズンではないか?と予想していたのです。
結果的にこの予想は大きくハズレましたが、次世代MP5の販売を待つ人にとっては、嬉しい誤算というものでしょう。
次世代MP5の発売は前倒しなのか?

引用元:https://youtu.be/r2KKJsHiIAQ
次世代MP5には東京マルイでは初のFET+FCUである「M-SYSTEM」が搭載されています。
この「M-SYSTEM」については後で触れますが、「M-SYSTEM」は東京マルイ純正のリポバッテリーでの駆動でその真価を発揮するように設定されています。
この東京マルイ純正リポバッテリーは発売予定は今年の年末になっています。
従来の東京マルイなら、次世代MP5本体と共に純正リポバッテリーを必ずペアで販売したものです。
しかし、今回の次世代MP5では、本体を先に販売して、アクセサリーである予備マガジンや多弾数マガジン、純正リポバッテリーの販売は後からの発売予定になっています。
その理由についてはいろいろと考えられますが、あくまでも憶測にすぎないので、ここで述べることは差し控えておきます。
ただ、先ほども述べたように、早くて今年の年末、遅ければ来年の夏頃の発売と思っていた次世代MP5が、この時期に発売されるのは嬉しい誤算というべきでしょう。
次世代MP5の販売価格とおすすめショップは?

次世代MP5のメーカー希望小売価格は¥59,800(税別)となっています。
ただ実売価格のほうはショップごとに差があるため一律ではありません。
ネットショップでの相場価格は52,000~56,000円の間といった所のようです。
そこで次世代MP5を販売するWebショップをご紹介します。
1,ミリタリーキング 51,966円(税込)
2,モケイパドック 55,800円(税込)
3,アマゾン 価格: 55,800円
次世代電動ガンMP5A5にユーザーが求めるものとは?

東京マルイの電動ガンMP5シリーズは、M16/M4シリーズと共に東京マルイを支える屋台骨とも言うべきドル箱商品です。
ただ、その人気商品であるMP5もユーザーの求めるモノを全て兼ね備えるモデルであるとは言い難いものです。
そのスタンダード電動ガンMP5シリーズで足りないとされているモノを実装したのが、今回の次世代電動ガンMP5A5です。
では、スタンダード電動ガンMP5にはなくて次世代MP5に与えられたものとはなにか?それは実銃のような操作性の再現でしょう。
具体的に挙げれば
残弾0で作動が止まるオートストップの再現
1トリガーで3発発射する3バーストショットの実装
FET搭載によるキレの良いトリガーレスポンスの再現
というものです。
これらのギミックはいずれも「スタンダード電動ガンMP5についていればいいなぁ~」とユーザーたちが望んでいたものです。
更に付け足せば、メタル製のアッパーレシーバーと一体型成形の樹脂製ロアフレームによる高剛性化も、次世代MP5に対してユーザーたちが待ち望んでいたモノといえるでしょう。
次世代MP5の「M-SYSTEM」を楽しむ戦い方とは?

次世代MP5の特徴である実銃を模した操作性の再現である
残弾0で作動が止まるオートストップの再現
1トリガーで3発発射する3バーストショットの実装
FET搭載によるキレの良いトリガーレスポンスの再現
は次世代MP5に初めて搭載された「M-SYSTEM」によるものです。
この「M-SYSTEM」はマイコンが、FET(電子式トリガー)、FC(ファイヤーコントロール)、バッテリー、モーターを総合的に監視・制御するシステムです。
ということは、この「M-SYSTEM」を最大限に生かせるのは特殊なコネクターで接続する東京マルイの純正リポバッテリーの使用が前提です。
このマイコンと7カ所に配置されたマグネットセンサーで、
「残弾0によるオートストップ」
「HKスラップによる再稼働」
「3バーストショットの実装」
「FETによるキレの良いトリガーレスポンス」の再現が可能になったのです。
また、こういったギミックだけが目立ちがちですが、「M-SYSTEM」の最大の目的は、FET暴走時の安全性の確保です。
FETの暴走とは?

FETとは簡単に言えばトラジスターを使ったスイッチシステムのようなものです。
このFETに使用されるデバイスのことを通称「石」と呼びます。
この石は熱に弱く、この石が壊れるとトリガーを引かなくても通電しっぱなしになって連射が止まらなくなります。
これが「FETの暴走」です。
東京マルイが今まで電子トリガーを搭載しなかったのは、この「FETの暴走」による事故を心配してのことだったのでしょう。
次世代電動MP5を楽しめるフィールドと戦い方とは?

次世代MP5の特徴を一番に楽しめる戦い方は、
1,セミオートやバーストショットでトリガーのキレの良さを楽しむ
2,少装弾数で頻繁にリロードを繰り返えして、オートストップとHKスラップによる再装填を楽しむ。
といった戦い方でしょう。
更にこの戦い方を生かしやすいのが、クローズドフィールドであるインドアフィールドやCQBフィールドでしょう。
全長500㎜の次世代MP5はこういった限られた空間で取り廻すのにうってつけのモデルです。
次世代MP5の楽しみ方のまとめ

東京マルイの次世代MP5は純正リポバッテリーとの組み合わせで本領を発揮するモデルです。
現在、この次世代MP5はどのショップも予約販売完了になっています。
既に1stロットは完売していると思っても間違いはないでしょう。
どうしても次世代MP5をサバゲーで使い方なら仕方がありませんが、そこまで急いでいない方なら、年末の純正リポバッテリーの発売までお待ちになった方が賢明かもしれません。