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【Keymod、M-LOK】サバゲーで人気のレールハンドガードとは?

はじめに-サバゲー初心者の皆さん、「レールシステム」って何かわかりますか?

 

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皆さん、こんにちはijirareです。

今回はサバゲー初心者の皆さんがエアガンを選ぶ際に必ず耳にする「レールシステム」についてご案内をいたします。

ijirareはこれまでAR(アサルトライフル)、SMG(サブマシンガン)、

ハンドガンのご案内を数多くして参りました。

ブログでそれらのエアガンをご紹介するたびに、

「このモデルはハンドガードが4面レールのRASタイプで・・」とか、

「レシーバートップは20ミリレールで、ハンドガードはM-LOKによるレールシステムです」と言った説明をしてまいりました。

しかし、これらのレールシステムを紹介しても、

初めてエアガンを選ばれる初心者の皆さんに、

そのレールシステムの意味がどれほどご理解いただけているのか?

と甚だ疑問でした。

そこで今回はミリタリーの専門用語を知らない人でも、

レールシステムについてご理解いただけるように、簡単に説明をいたします。

小火器においての「レールシステム」とは?

 

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実銃のライフルやエアガンに使われている「レールシステム」とは、

簡単に言えばスコープやダットサイトのようなアクセサリーを、

銃に取り付けるためのマウント(土台)のことです。

わかりやすい例えで言えば、

スコープはボディーがチューブ状であるため、

そのままでは銃本体に固定できません。

スコープを銃に取り付けるには、

「スコープリング」と呼ばれる取り付け用の専用金具が必要です。

さらにこの「スコープリング」を銃に固定するためには、

銃側に土台となるベースマウントが必要なのです。

そのベースマウントの役割を果たすのが「レールマウント」なのです。

各アクセサリーにはレールに適合したネジ式の取り付け部があり、

レールを両側から挟み込んでネジで締め付けることで、

シッカリと銃本体に取り付けられるのです。

このレールに取り付けるための全体の仕様を「レールシステム」と呼ぶのです。

「M1913ピカティニーレール」とは?

先ほど、”レールの仕様の全体を「レールシステム」と呼ぶ」と言いましたが、

現在ではこのレールシステムに各国共通の規格が採用されています。

それが「M1913ピカティニーレール」と呼ばれるスペックです。

ピカティニーレイルには、約20ミリのプレートにスロットと呼ばれる溝が5ミリ間隔で切られています。

これは灼熱の砂漠地帯や極寒の極地でも金属が膨張収縮して、

アクセサリーパーツの着脱に支障が出ないように定められたものです。

そしてこの規格を決めたのが、アメリカ陸軍のピカニティー・アーセナルと呼ばれる兵器研究所なのです。

そしてこのレールの各場所のサイズも厳密に定められており、

それが軍用規格番号1913「ミルスペック1913」であるため、

M1913ピカティニーレールと呼ばれているのです。

昔のマウントの規格には共通性がなかった

昔のライフルやハンドガンには、

スコープなどのアクセサリーを取り付けるのに専用のマウントが用意されていました。

M16シリーズではキャリングハンドルの上にスコープを載せるためのマウントが、

ハンティングライフルのレミントンM700には、スコープ専用のスコープマウントがあったのです。

ハンドガンの世界でもスコープ付きモデルとして発売されたパイソン・ハンターには、

8インチバレルに設けられたベンチレーテッド・リブを利用した、

専用のスコープマウントが用意されていました。

当時は今ほどライフルに取り付けるアクセサリーの種類も少なく、

マウントに共通性を持たせなくても支障は感じなかったのです。

しかし、ある2つのアクセサリーの普及がレイルマウントの共通規格化を一気に促したのです。

ピカティニーレールが普及した理由

それまで重要視されていなかったマウントレールのミルスペック化でしたが、

暗視スコープとドットサイトという2つの個人装備品の登場で一挙に普及し始めます。

それに拍車をかけたのが1994年に採用されたM4カービンの出現です。

M4カービンはM16のキャリングハンドルを取り払い、

代わりにレシーバートップにピカティニーレールを載せたモデルです。

M4カービンのアクセサリー
画像出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/19/M4w-att.jpg

これにより、それまでほとんど拡張性の見込めなかったM16系ライフルに、

作戦ごとに必要な装備品に取り換えられるモジュラー化が図られたのです。

オープンサイトの代わりにダットサイトを、

夜間の作戦なら不可視光のIRイルミネーターと言った具合に、装備品の選択肢が大きく広まりました。

これを実用化させるのにレールシステムの共通規格化は必要だったのです。

レールハンドガードシステムとは?

M16のキャリングハンドルを取り去り、

代わりにアッパーレシーバー上部全体を20ミリレール化したM4A1カービンは、

作戦に応じて適した装備を取り付けられる柔軟性、

つまり、M4A1カービンのモジュラー化を成し遂げます。

しかし、当初はスコープかダットサイトぐらいだったアクセサリーも、

ライトやサーマルビジョン、レーザーの照射によって目標を捉えるAN/PEQ15と言ったものまで付けるケースが増えてきました。

そこで考案されたのが、バレルに付いているプラ製のハンドガードの上下左右4面に、

ピカティニーレールを付けて拡張性を高めるという方法です。

これが今皆さんがよくご存知のRISやRASと呼ばれているレールハンドガードシステムであり、

そのレールハンドガードシステムを取り入れて成功を収めたのが、

皆さんも良くご存知の「M4A1 SOPMOD」と呼ばれるアサルトカービンです。

 

RISとRASってな~に?

RIS、RASとはアメリカの銃器製造メーカーであるナイツ社によって開発された、

レールハンドガードシステムです。

ナイツ社を創業したのはリード・ナイツという人で、

この人はM16ライフルの開発者であるユージン・ストーナーの愛弟子です。

RISとは(レール・インターフェイスシステム)のイニシャルであり、

RASとは(レール・アダプターシステム)のイニシャルです。

つまり、RISやRASというのは「レールを介して様々なアクセサリーを取り付けられるシステムだよ~」ということなのです。

しかし、ここに一つ問題が浮かび上がります。

それはRISやRASにアクセサリーを取り付けるとバレルに応力がかかり、

命中精度に影響が出るのです。

これは初期のRISやRASがノーマルのハンドガードを固定するのと同じ方法で、

バレルに取り付けられていたからです。

そこで考案されたのがFFRAS(フリーフローティング・レールアダプターシステム)です。

これが現在、RIS2やRAS2と呼ばれているレールハンドガードシステムです。

RIS、RASとフリーフローティングバレル

レールハンドガードシステムを知る上で知っておいていただきたいことが一つあります。

それはRISやRASとフローティングバレルとの関係です。

フローティングバレルとは、外部からの応力がバレルに一切かかっていない状態をいいます。

このフローティングバレルを理解しやすいのが、

フランスのアンチマテリアルライフルである「PGM Mini-Hecate.338」でしょう。

「PGM Mini-Hecate.338」ではフローティングバレル構造により、

レシーバー基部だけでバレルを支えており、他の応力はバレルに一切かかっていません。

これに対して初期のRISやRASでは、ハンドガードを固定するのにバレルの一部とジョイントさせていたのです。

そのため、いろいろなアクセサリーを載せるにつれて、

バレルに応力がかかり命中性に影響を与えるのです。

そこで、現在のRAS2やRIS2ではレイルハンドガードをバレル基部でガッチリと固定する方式に変えられています。

このFFRAS方式は、その後に登場するKeymodやM-LOK、LVOAにも受け継がれています。

RIS、RASへの不満点とは

人間とは欲深いもので、最初は満足していた物にでも、慣れてくると不満を抱くようになるようです。

これはレールハンドガードシステムにも言えます。

最初は画期的な拡張性を与えるシステムとして採用されたRISやRASですが、

使っていくうちに次のような不満の声が上がるようになります。

・素手で握るとエッジで手を切る
・ケガ防止のためレールにカバーを被せると太くなって握りにくい
・レールを付けると銃が重くなる

こういった不満点が挙げられるようになったのです。

そこで次に出現したのが「keymod」ハンドガードです。

Keymodハンドガードとは

Keymodハンドガードとは、

それまでのRISやRASで欠点とされていた部分の改良を目指して考案された、

新たなレールハンドガードシステムです。

keymodは2012年に、M4のストックで有名なVLTOR社によって発表されました。

Keymodハンドガードの一番の特徴は、

自分がアクセサリーを付けたいと思う任意の場所だけにピカティニーレールを付けられることです。

つまりKeymodハンドガードはレールをつけるためのプラットホームにしか過ぎません。

そのため、RISやRASのように全体的にレールが付いていないため、

握りやすい太さで全体的にスッキリと仕上がっています。

keymodの名前の由来

keymodの名前の由来は、レールを固定するスロットの形状からきています。

このスロットはその名のように「キーホール(鍵穴)」状になっています。

このキーホールにkeymod対応のアクセサリーレールを、

付属の六角レンチで取り付けるだけです。

軽くて握りやすいと民間用では人気のKeymodハンドガードですが、

ミルスペック上の強度が出ていないため、

現在までアメリカ軍に制式採用された実績はありません。

M-LOKハンドガードとは

タクティカルライフルの装備として大人気のkeymodですが、

登場してから2年後に強力なライバルが現れます。

それが「M-LOK」ハンドガードです。

M-LOKの生みの親はPMAGやライフル用アクセサリーで有名な「MAGPUL」社です。

開発目的はkeymodと同じですが、スロットの形状がkeymodよりもシンプルになっています。

keymodとM-LOK、2つの新しいレールシステムにはアメリカ軍も興味を示しており、

2017年にアメリカ海軍のCRANEと呼ばれる研究センターで強度テストが行われました。

結果としてkeymodよりもM-LOKのほうが強度的には優れていると判断されています。

そのため、今後はM-LOKシステムが主流になるのではないか?と言われています。

LVOAとは?

ナイツアーマメント社のRISとRAS、

VOLTAR社社のKeymod、そしてマグプル社のM-LOK、とご紹介しましたが、

最後にご案内するのはWAR SPORT社が開発したLVORです。

このLVOAと呼ばれるレールハンドガードシステムは、

日本のサバゲーマーたちに人気が高いレールハンドガードシステムです。

その人気の秘密は、WAR SPORT社が提携するタクティカル・インストラクターであるクリス・コスタ氏にあります。

コスタ撃ちで有名なクリス・コスタ氏は日本のサバゲーマーたちからも人気を集めており、

その人気がそのままLVOAハンドガードを使う電動ガンの人気に繋がっているのです。

日本でのLVOA人気の秘密とは

クリス・コスタ氏はWAR SPORT社のM4クローンライフルを愛用しています。

そのWAR SPORT社とライセンス契約を結んでいるのが「クリス・アメリカ社」です。

そしてクリス・アメリカ社のエアーソフト部門が「KRYTAC」であることは、

皆さんもご存知でしょう。

そのため、KRYTACはクリス・コスタ氏が愛用する「LVOA-C」を、

電動ガンとして販売しています。

このLVOAのカービンを、独特の構えで撃つクリス・コスタ氏に憧れるユーザが多くおり、

日本のサバゲーマーたちからLVOAの人気が高いのです。

レールハンドガードシステムの楽しみ方とおすすめのアイテム

ここまでレールハンドガードシステムについて一通りのご説明をいたしました。

そこで、ここからはレールハンドガードの楽しく使いこなすためのアイテムをご紹介します。

ここでは一般的な光学サイトやライトのご紹介は避けて、それ以外の使って楽しいアイテムをご紹介します。

おすすめアイテム1、 Broptical 20mmレイル マウント型水平器

レイルにマウントさせるだけで、簡単にエアガンを構えた時の傾きをチェックできる水平器です。

いままで、スコープ本体やスコープリングに取り付けるタイプはありましたが、

それらの商品との違いは、レールにマウントできることです。

取り付けも簡単でお手頃な価格となっています。

低伸弾道にこだわりたいスナイパーの方の弾道チェック用にいかがでしょうか。

おすすめアイテム2、Inteliscope pro iOS/Android ライフルマウント+アプリ

おすすめの2番目はレールマウントを利用してスマホをスコープ代わりに使えるアイテムです。

アイフォンやアンドロイドスマホが対象です。

ただ、スコープ代わりとして使えるだけではなく、そのまま録画して動画素材として利用もできます。

臨場感溢れるFPSゲームのようなサバゲー動画を取りたい方におすすめのアイテムです。

また、スマホ用サーマルカメラと連動させると、

鬱蒼と茂ったブッシュに潜む敵やナイトゲームでの索敵にも役立つでしょう。

おすすめのアイテム3、KRYTAC LVOA-S

おすすめの3番目は、先ほどご紹介したLVOAハンドガードを搭載した、KRYTAC製電動ガン「LVOA-S」です。

おすすめしたい人は「コスタ撃ち」に憧れるクリス・コスタ氏のファンの方でしょう。

keymodやM-LOKハンドガードシステムを搭載した電動ガンは各社から販売されていますが、

LVOAハンドガード搭載モデルは現在のところKRYTAC社の独占状態になっています。

ライセンスの関係で今後も他の電動ガンメーカーからすぐに出るとは考えにくいので、

LVOAのスマートなハンドガードを楽しみたい方は、

KRYTACのLVOAシリーズが唯一の選択肢になるでしょう。

 

 

 

レールハンドガードシステムのまとめ

フリーフロートハンドガードによる楽しみは、

なんといっても自分の好きなバレル長にカスタマイズができることです。

組み込みにはそれ相応のスキルが求められますが、

苦労しただけの喜びは必ず得られるはずです。

今すぐはまだ組み込めない初心者の皆さんも、

いずれはM-LOKやKeymodを組み込めるようにスキルを磨き、

自分だけのエアガンに仕上げるのも、サバゲーの楽しみの一つではないでしょうか。

 

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