サバゲー用無線機は必要?老兵が経験から教えるサバゲー用無線機選び!

サバゲーを始めて慣れてくると、仲間との連携プレイを考えるようになります。

その最初の手段がハンドサインなのですが、よほど日頃から一緒にユニットを組んでいる仲間でないとなかなか上手く意思の疎通ができませんよね。

そこで離れた仲間とも情報を共有できる手段として「サバゲー用無線機」の装備を考えるわけです。

サバゲー用無線機を仲間と持ち合えば、敵の動向や味方の現状などの情報が細かなところまで共有できます。

しかし、サバゲー用無線機には機種によっては向き不向きがあり、選び方や使いこなし方にはそれなりの知識や経験が必要です。

そこで今回は老兵Ijirareが今までのサバゲー経験で学んだサバゲー用無線機の選び方や使いこなし方を、これからサバゲー用無線機の購入を考えている皆さんにご説明します。

目次

アナタのサバゲーに無線機は本当に役立つのか

このブログをご覧になっている皆さんは、サバゲー用無線機の情報を求めて当ブログにたどり着いたと思います。

つまり、サバゲー用無線機の購入を考えている人たちと言ってもいでしょう。

しかしちょっと待ってください。アナタのサバゲーに無線機は本当に必要ですか?

あなたのサバゲーに無線機は本当に役立ちますか?

無線機が欲しいからと言って勢いに任せて購入するのではなく、まずはサバゲーにおける無線機のリアルな役立て方を冷静に考えましょう。

初心者はサバゲー用無線機に対して「美しく誤解」している

一昔前のサバゲーではチームメンバーが一体となって相手チームに勝利するという戦い方を目指していました。

そのためメンバー全員がサバゲー用無線機を装備して、ベテランさんの指揮のもと、戦術を駆使して相手に勝利するという戦い方に憧れたのです。

しかし、リアルなサバゲーではそんな戦い方ができるチームやユニットなどは皆無でした。

経験を重ねたベテランゲーマーさんですら、相手チームの展開の仕方や進行状況、

どの方向に何人潜んでいるかなどの位置情報の把握をしつつ、

味方メンバーの損耗率や、戦力の投入タイミングなどの戦況をジャッジするなど不可能なことなのです。

むしろ、そんな能力のあるサバゲーマーなら、全体の指揮などというめんどくさいことには関わらず、単独で動いた方が戦果が挙げやすいのです。

そのため、チーム単位でサバゲー用無線機を揃えても満足に運用できず装備の飾りになるのが常でした。

アナタがもし、こういった大人数で情報を共有して戦術に役立てるというサバゲー用無線機の運用を考えているのなら、

アナタにとってサバゲー用無線機はあまり役に立たないでしょう。

サバゲー用無線機が役立つのは少人数ユニットでの戦い方

それではサバゲーにおいて無線機は全く役に立たないのか?というとそうではありません。

使い方と使いどころを間違わなければ、アナタたちのユニットの戦い方に強力なサポートをしてくれます。

そのいい例がドアエントリーの突入タイミングの同期です。

複数の入り口がある建物に突入する時、突入にタイミングを一致させて同時にアタックをすれば、最小限の被害で最大の戦果を挙げられるでしょう。

また、インドアとCQBだけでなく森林フィールドでも、

二手に分かれて陽動作戦をとる見えない味方と、

攻撃のタイミングを合わせれば敵側チームの統制を乱してより効果的な戦術がとれます。

このように少人数ユニットでの戦い方にサバゲー用無線機を導入すれば、大人数で無線機を運用するよりはるかに効果的に使えます。

そこで今回のブログでは少人数ユニットでの無線機運用を考えている人をメインにご案内をいたします。

サバゲー用無線機に役立つ基本的な使いこなし方とは?

トランシーバーのイラスト

引用元:https://www.irasutoya.com/2016/10/blog-post_12.html
トランシーバーのイラスト

サバゲー用無線機を初めて購入されるほとんどの方は、無線機というものを生まれて初めて使われる方ばかりでしょう。

そういった方々のサバゲー用無線機の使い方を見ていると、基本的な無線機の使い方を知らないままで使っている方が多いようです。

無線機を使って相手に情報を伝達するには、正しい使い方を知らないとうまく伝わりません。

ただ、スイッチを押して無線機に話しかけるだけではこちらの言葉が上手く伝わらないのです。

老兵Ijirareは仕事柄毎日無線機を使っています。

その経験から初めて無線機をお使いになる皆さんにサバゲー用無線機を使う際の注意点についてご説明します。

注意点1、話はじめのタイミング

サバゲー用無線機を初めて使う方が一番間違えやすいのが、話はじめのタイミングです。

無線機に慣れていない多くの方がスイッチを押すと同時に無線機に向かって話し始めるのです。

これでは受信した側は頭が切れた状態で言葉が伝わります。

皆さんがサバゲー用無線機として使われるのは「特定小電力トランシーバー」と呼ばれるジャンルの製品です。

この特小トランシーバーは障害物がなく50mほどの距離でも、相手に電波が届くまで最短でも1秒はかかります。

この距離が長くなり障害物が増えるほど、相手に電波が届くラグが増えるのです。

そのため、コツとしては無線機のスイッチを入れてから最低でも1秒はおいて話始めましょう。

障害物の数や距離によっては、それ以上に無線機のスイッチを入れてから話し出すタイミングを遅らせることが必要です。

注意点2、マイクと口の距離

皆さんがサバゲー用無線機をお使いになるときには、ほとんどの方がPTTスイッチ一体型のイヤホンマイクをご利用になると思います。

この一体型イヤホンマイクのセッティングの時にマイクを口元のすぐそばに配置する方がいますが、これは勧められません。

なぜならマイクを口に近づけすぎて話すと、相手側には音が割れて何を話しているのか判別不能な状態で伝わります

最近のイヤホンマイクの感度はよく、ミゾオチ周辺にマイクを設置しても十分に相手に伝わります。

むしろそれよりマイクが近くなれば音割れのリスクが高まります。

マイクを風に晒すのもダメ

これは自分で経験して初めてわかることなのですが、

サバゲー用無線機の本体マイクやPTTスイッチ一体型マイクを風に当てながら話すと、

マイクに当たった風がノイズとなって、相手が聞き取れないのです。

自分は一生懸命情報を伝達しているのに、受信側がノイズまみれで話されても聞き取れないのです。

こういったミスを避けるためにも、風が激しい時は風に背を向けてマイクに風が当たらないように話しましょう。

注意点3、余ったケーブルの処理方法

サバゲー用無線機を初めて装備する人が戸惑うのが、イヤホンマイクやヘッドセットを無線機本体に繋ぐケーブルの長さです。

シンプルなイヤホンアイクでも結構な長さがあり、それらの配線をどうやってまとめるのかに戸惑うのです。

そのまま配線を垂らして使うと、間違いなく装備品に引っ掛かりヘッドセットの位置がずれるか、断線するかのどちらかです。

そこでおすすめなのが小さなタイラップを買ってきて配線を纏めてモールなどに固定る方法です。

また、いきなりタイラップでまとめて固定するのではなくテープなどで仮止めしながら、

首を振ってもイヤホンマイクやヘッドセットが外れない長さを確保してから固定する方がよいでしょう。

注意点4、送受信は必要な情報だけを手短に!

 

初めてサバゲー用無線機を使う人はついテンションが上がってしまい、いろんな情報を伝えようとします。

しかしこれはNGです。

特にグループで無線機を使って情報を送り合う場合にはなおさらです。

一人が長々と無線を独占すると、本当に必要な情報を送ろうとしている他の人の邪魔になり、必要な情報が共有できません。

サバゲー用無線機で情報を送るときには、必要な情報だけを手短に送る習慣を身に付けましょう。

本当にそこまでの性能が必要?サバゲー無線機に必要なスペックと機能とは

初心者の方が初めてサバゲー用無線機を選ぶときにチェックするのが「チャンネル数」や「通信可能距離」といったことでしょう。

おそらく電波の届く距離が遠ければ遠いほどよく、チャンネル数が多ければ多いほど使いやすいと思っておられるでしょう。

しかし、ちょっと待ってください。

本当にそれほどのスペックと機能が必要ですか?ここではサバゲー用無線機に本当に必要とされるスペックと機能についてご説明します。

1、サバゲー用無線機の通信距離について

皆さんがサバゲーで撃ち合う交戦距離は50m以内です。

そしてサバゲー用無線機を使って連携する仲間との距離も、横に展開したとしても20~30Mぐらいのものでしょう。

対して特小トランシーバーの受信距離は条件にもよりますが、200mほどです。

皆さんがお持ちのエアガンの有効射程範囲内であれば、特小トランシーバーで十分にカバーできます。

必要以上に送受信距離の長いスペックは必要ありません。

ただ、同じシリーズの無線機でアンテナの長いモデルと短いモデルがある場合では、長いモデルのほうが受信感度はアップします。

安定した受信を望むならアンテナの長いモデルをおすすめします。

2、サバゲー用無線機の防水性能のついて

無線機水没テスト

引用元:https://youtu.be/S7iNNTIZT5U
無線機水没テスト

サバゲー用無線機に皆さんが求めるスペックの中に「防水性」があります。

「防水性」つまり水に濡れても故障しないことです。

ではサバゲー用無線機に必要とされる防水性というのはいかなるものでしょうか?

無線機の防水性と一口に言っても水没しても動くヘビーデューティーなものから、

滴り落ちる水滴ぐらいなら影響ないですよ~というものまでさまざまな規格があります。

この防水性の規格は0~8までの8段階に分かれていて数字が大きくなるほど防水性能が高くなります。

その高さをIPXいうアルファベットと数字の組み合わせが表します。例を挙げると

「IPX4」という規格の無線機なら全方位から飛んでくる飛沫に耐えられる生活防水レベルの防水性ですよということです。

サバゲー無線機に求められるリアルな防水性とは

では実際のサバゲーで無線機が濡れるのはどんな状況なのでしょうか。

サバゲーで無線機が濡れるのは、突然の天候の変化で雨に降られた時です。

特に天気が変わりやすい山間部で突然の雨にたたられることがあります。

また、夏の夕立で雨に降られて無線機が濡れることもあるでしょう。

そういった状況を考えると、

サバゲー用無線機に求められる防水性のは、生活防水型のIPX4クラスから、全方位からの激しい噴量水に耐えられるIPX6クラスの規格で十分です。

実は無線機本体よりも大切なイヤホンマイクの防水性

さて、サバゲー用無線機の防水性能を気にする方は多いのですが、組み合わせて使うイヤホンマイクやヘッドセットの防水性には案外と無頓着なものです。

しかし、このヘッドセット類の防水性の高さこそ気に留めて欲しいのです。

以前、老兵ijirareは大雨の中で無線機を使った時に、

無線機本体は防水仕様だったにもかかわらず、イヤホンマイクが防水対応でなかったために送受信が不能になった経験があります。

こういった経験からサバゲー用無線機と同様にヘッドセットやイヤホンマイクなどの防水性にも気を使っていただきたいと思います。

3、サバゲー用無線機のチャンネル数について

サバゲー用無線機のスペックを調べる中でチャンネル数が多いほどいいと感じているサバゲー初心者も多いことでしょう。

現在、サバゲー用無線機として使われている特定小電力トランシーバーには、無線機同士の送受信に20ch、

中継器対応チャンネル27ch、合計で47chというチャンネル数が表示されています。

では、実際のサバゲーでこれほどのチャンネル数で十分なのでしょうか。

リアルなサバゲーでは20chもいらない

実はサバゲー用無線機のチャンネル数は20chでも余るほどです。

よほどの大規模サバゲーで20ユニット以上に分ける場合ならともかく、普通のサバゲーではこれほどのチームの混戦はまずありません。

使ってもせいぜい3~4chほどでしょう。

サバゲー用無線機のスペックとしては現在のチャンネル数で十分にカバーできます。

サバゲー用無線機の選び方

サバゲー用無線機選びで初心者が失敗するケースが二つあります。

その1つ目は安い無線機を探してオークションなどで売られている2000~4000円以内の製品に手を出してしまうことです。

これらは大抵が中華製のデッドコピー品であり、電波が10mほどしか届かなかったり、ちょっと水に濡れただけで壊れてしまうオモチャ然としたものです。

こういった製品に手を出すと「安物買いの銭失い」になります。

二つ目の失敗がアメリカや中国などで作られた国内規格に適合しない製品を購入することです。

これらの製品を使えば電波法に抵触するため、100万円以下の罰金に処せられます。

くれぐれもこれらの製品に関わらないようにしましょう。

サバゲー用無線機に向いた製品とは

ケンウッド、ICOM、アルインコなどの信頼できるメーカー製特定小電力トランシーバー

チャンネル数は交互通信で20ch、

防水レベルはIPX4~IPX6の範囲、

オプションパーツや周辺機器が豊富なモノ

このような条件を満たしたものを選んでおけばまず失敗しないでしょう。

おすすめのサバゲー用無線機2選

さて、ここまでサバゲー用無線機についてご説明をしてまいりましたが、ここで老兵ijirareが今までの経験から皆様におすすめできるサバゲー用無線機を2つご紹介します。

ICOM ic4350L

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無線機 ICOM IC-4350L ロングアンテナ ブラック トランシーバー
価格:9020円(税込、送料無料) (2021/1/3時点)

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SPEC

(交互通話20ch/中継通話27ch)
防水性能 30分間水に浸しても使用可能なIPX7クラス
使用バッテリー 充電型ニッケル水素電池及び単3電池1本のいずれか
単3アルカリ電池1本で連続37時間使用可能

オプション類

シンプルなイヤホンマイクから防水型スピーカーマイク、各種ヘッドセットまで選べる純正オプションと豊富な社外製オプションが多数 ミリタリー系装備では一番揃えやすい

サバゲー用無線機の定番として圧倒的人気を誇る同社のIC4300の上位機種です。

省電力性能と防水性能を4300よりもアップグレードさせています。

ご予算的に厳しい方にはこれまでどおり1C4300を選ばれても実用上では問題ありません。

アルインコ DJ-P221

 

 

spec

通信チャンネル 交互通話20ch/中継通話27ch)
防水性能 30分間水に浸しても使用可能なIPX7クラス
使用バッテリー 充電型ニッケル水素電池及び単3電池1本のいずれか
単3アルカリ電池1本で連続33時間使用可能

オプション

ミリコス系社外オプションの種類の多さではICOMに一歩引けを取るが、純正オプション品の防水対応品の多さではICOMよりも勝る

サバゲー界隈ではあまり見かけないアルインコの特定小電力トランシーバーですが、使いやすさや防水性能ではICOM製品に引けをとりません。

ただ、ICOM製品にミリコス対応の社外オプションが豊富なのに対して、アルインコ製はミリコス系にはあまり対応できていません。

しかし、純正オプション品の防水対応ではICOMよりも勝っています。

ミリコスに拘らず、防水性の高さを優先する人にはコチラを選ぶのもありでしょう。

サバゲー用無線機の必需品ヘッドセット・イヤホンマイクとは

ここまでサバゲー用無線機について長々とご説明をしてまいりましたが、サバゲーで無線機を使う場合にどうしても欠かせないのがあります。

それが「イヤホンマイク」と「ヘッドセット」です。

そしてそれらの周辺機器と無線機本体を繋ぐのに必要なのが「PTT(プッシュ・ツー・トーク)スイッチ」です。

これらのオプションを使わずに無線機本体だけで通信すると、声や情報の内容が周辺に響き渡り、これからの戦術や現在の自分の位置がモロにバレてしまいますよね。

それを防ぐためにも「ヘッドセット」や「イヤホンマイク」をお使いください。

PTTスイッチとは

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EMERSON製 Peltorタイプ PTTスイッチ レプリカ ICOM アイコム用 ダークアース DE
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PTT(プッシュ・ツー・トーク)スイッチとは送信スイッチと無線機本体とヘッドセットなどを繋ぐアダプターを兼ね備えたものです。

PTTスイッチ本体にマイク機能はありませんが、イヤホンマイクのPTTスイッチにはマイクを内蔵させているモノが多数あります。

この手のイヤホンマイクは面倒な接続を省ける反面、ハードな使い方にはあまり向いていません。

サバゲー用無線機のケーブルはネジれたり枝や突起に引っ掛かって断線しやすいので、できればヘビーデューティーなものをおすすめします。

変換アダプターについて

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アイコム(ICOM) OPC-2132 マイク変換アダプタ^-
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サバゲー用無線機やヘッドセットにはその機種ごとで接続ピンの規格が違っています。

いわゆる2PINだったり1PINだったり、ピンの太さも2.5Φや3.5Φとバラバラです。

その異なる規格同士の物を接続するのに必要なのが変換アダプターです。

多くのサバゲーマー達やブログ等でサバゲー用無線機にICOM製品を推す理由は、この変換アダプターが充実しているからなのです。

そういたことも踏まえてサバゲー用無線機とヘッドセットを繋ぐPTTスイッチや変換アダプターを選んでください。

おすすめのイヤホンマイク&ヘッドセット

チューブ式イヤホンマイク

 

 

サバゲー用無線機を初めてお使いになる方は、とりあえずイヤホンマイクをご利用になると思います。

しかしこのイヤホンマイクのコードは長いため纏めるのが面倒で、

無線機から耳の高さまでピッタリとした長さで合わせると、ちょっと顔を横に向けただけでコードが引っ張られて耳イヤホン部が外れやすいのです。

かと言って余裕を持たせると今度は襟などに引っ掛かるためにやはりイヤホン部が抜けやすくなります。

これを防げるのが耳の後ろからコードを回せる「チューブ式イヤホンマイク」です。

これだと顔の動きに合わせてイヤホンコードが伸縮してくれるので、ストレートタイプのコードよりもずっとおすすめです。

咽頭マイク式ヘッドセット

咽頭マイク

引用元:https://youtu.be/-UjzcaDkkfw
咽頭マイク

咽頭マイクとは骨伝導により音声を拾って会話をするマイクです。

自身の喉にピッタリと合うようにセッティングするとノイズレスのクリアーな音質で相手に音声が伝わります。

風切り音なども入らないので、バイクでツーリング中に行なう会話に利用するライダーも多いのです。

相手に悟られないように小声で会話を行いたいサバゲーマーや、ポリス装備用の通信におすすめです。

COMTACヘッドセットシリーズ

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Comtac2スタイル・ミリタリーOPSヘッドセット(PTTスイッチ付) 【あす楽】
価格:10454円(税込、送料別) (2021/1/3時点)

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COMTACとはNAV YSEALsで採用されているヘッドセットシリーズです。

最大の特徴はただの通信用ヘッドセットではなく、周囲の音を拾って増幅する収音マイクを搭載していることです。

サバゲーで使うCOMTACはもちろんレプリカなので、実物のような高性能さは望めませんが、ミリコス、特殊部隊装備が好きな人には必須のアイテムでしょう。

ダミーラジオとサバゲー無線用ポーチ

サバゲーで使うダミーラジオとは、アメリカ陸軍が使用しているPRC-152やPRC-148の外観を再現したレプリカモデルのことです。

そのため中身は空で、実用性よりもミリコスを優先するサバゲーマーたちが、装備の再現アイテムとして利用しています。

ただ、内部が空なので自分で加工すればICOMなどの特定小電力トランシーバーを収納して、無線機として使うこともできます。

 

 

ミリタリー用ラジオポーチと無線機用ポーチの違い

先ほど述べたPRC-152やPRC-148という無線機はとても長く、サバゲー用のラジオポーチとはこのレプリカの無線機を収納するために長く作られています。

そのため、サバゲーで使う特定小電力トランシーバーを入れると奥深く入ってしまって、取り出す時や接続時に手間がかかります。

こういったラジオポーチはダミーラジオ専用と割り切って、特定小電力トランシーバーは同サイズの無線機ポーチを使用してください。

スマホの無線アプリの実用性は?

老兵ijirareの世代が若かったころには無かった「スマホ」「アイフォン」という便利な通信手段が現在は普及しています。

そしてこのスマホのアプリには無線機の機能を再現したものもあり、スマホの通話ボタンを押している間だけ相手と会話ができる仕様となっています。

言わば通話ボタンがPTTスイッチの代役をしてくれるのです。

スマホ用イヤホンマイクが必須です。

スマホとヘッドセットのイラスト

引用元:https://pixabay.com/illustrations/customer-service-care-call-support-4482159/
スマホとヘッドセットのイラスト

既にご存知だとは思いますが、スマホにもマイク付きイヤホンがあり、これを組み合わせればサバゲーでの無線機代りになるかもしれません。

ただ、これらのスマホ用イヤホンマイクは日常生活用であり、ハードな動きを要求されるサバゲー用としての耐久性は望めません。

また、スマホ本体に対しても液晶面を裏にしてBB弾の直撃から守るという配慮も必要です。

試しに1.2回ほど使うのはいいでしょうが、本格的にサバゲーに参戦するなら、特定小電力トランシーバーの導入をおすすめします。

さばげー用無線機のまとめ

ヘッドセットを着けた兵士

引用元:https://pixabay.com/photos/soldier-army-military-camouflage-5438871/
ヘッドセットを着けた兵士

今回はサバゲー用無線機の使用法や選び方を中心にご説明しました。

実際に業務で無線機を使う者しかわからない使いこなし方や考え方もお伝えしたため、予想を超える長文になってしまいました。

しかし、このブログを見ていただければサバゲー用無線機に関する悩みや選び方の迷いについて、ほとんどの解決策を見つけることができると思います。

これからサバゲー用無線機の購入を考えている皆さんの参考にしていただければ幸いです。

 

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