カスタム入門

サバゲー初心者がエアガンカスタムで得する?5つのスペックアップ!

はじめにーサバゲー初心者がカスタムエアガンに託すものとは?

エアガンカスタム!エアガンを専門に扱うショップのサイトを覗けば、必ずそれぞれのショップが自信を持って提案しているエアガンカスタムが載っています。

この事実は、多くのエアガンユーザーがカスタムエアガンを求める証拠と言えるでしょう。

では、なぜそれほどカスタムエアガンはユーザーの心を惹きつけるのでしょうか?

それは、多くのユーザーがカスタムエアガンに自分の夢や想いを託しているからだとijirareは思います。

サバゲー初心者がカスタムエアガンに求める本当のものとは

エアガン専門ショップには独自に名付けられたショップカスタムメニューが用意されています。

しかし、名前は違えども用意されているメニューの内容はほぼどのショップでも同じです。

連射性能を上げる「ハイサイクル」、BB弾の飛距離(有効射程ではありません)を伸ばす「ロングレンジ」、セミオートのキレを良くする「クイックレスポンス」、命中精度を突き詰める「アキュラシー」といったカスタムが主流になっています。

これらのある部分だけの機能に特化したスペックを得るために、多くのエアガンユーザーは専門ショップに依頼したり、カスタムパーツを揃えて自分でチューニングを施すのです。

しかし、エアガンユーザーが本当に欲しいのはこの特化したスペックなのでしょうか?

それは違います。

エアガンユーザーがカスタムエアガンに求めている本当に欲しいものとは、カタログ上のスペックではなく、その奥に潜む「エアガンに対する夢」や「カスタムエアガンを使うことで得られる喜び」といったものなのです。

サバゲーマーがカスタムエアガンで得られる喜びとは?

想像してください。

サバゲーマーがカスタムエアガンを購入する動機とは何でしょうか?

「キル数を積み上げたい!」「電動ガンのアウトレンジからキルしたい!」「連射力で相手に撃ち勝ちたい!」と様々な想いがあるでしょうが、突き詰めれば

「サバゲーで強くなりたい!上手くなりたい!ベテラン勢と互角に戦いたい!」ということでしょう。

それは言い換えれば

「多くのサバゲーマーとカスタムエアガンを通して繋がりたい!」という想いでしょう。

この想いを叶えるために役立てるのが、「カスタムエアガン」ではないでしょうか。

ijirareは今回より当ブログで数回に渡って「エアガンカスタム」についてサバゲー初心者向けにご案内していこうと思っています。

最初の今回は、「エアガンカスタム全般について」をお届けして、次回からは「ボルトアクション」「電動ガン」のカスタムについてお届けします。

どうか、最後までお付き合いいただきたいと思います。

サバゲーにカスタムエアガンは必要なのか?

サバゲーはカスタムエアガンでなければ戦えないのか?サバゲー初心者からよく問われる質問です。

結論から言えばカスタムエアガンでなくても、サバゲーは箱出しのエアガンで十分に戦えます。

サバゲーマーの皆さんが主力兵器として使っている電動ガンや次世代電動ガンは、初速85~93m/s、連射サイクル15発/秒というスペックを持ち合わせています。

ほとんどのサバイバルゲームフィールドでは、この基本スペックで充分に戦えるようにフィールドがデザインされています。

つまり、サバゲーはカスタムエアガンでなくても戦えるのです。

サバゲーマーがカスタムエアガンを必要と感じる時とは?

では、なぜ多くのサバゲーマーがカスタムエアガンを購入するのでしょうか?

それは、今まで自分が使ってきたエアガンのスペックに対して不満を感じるようになってくるからです。

思い返してみてください。

今までのゲームでどんなシーンで自分のエアガンに不満を感じたでしょうか?

「もっと命中精度が良ければ!」「あと数メートル射程距離が伸びれば・・」、あるいはセミオートオンリーのフィールドで相手に撃ち負けた時に「もっとトリガーのレスポンスが良ければ・・・」といった不満です。

この不満を解消するためにサバゲーマーたちはエアガンカスタムに手を出すのです。

つまり、

この自分の持つエアガンに不満を持ったときこそががカスタムエアガンを必要と感じる時だと言えるのです。

では、そのエアガンのカスタムにはどんなものがあるのでしょうか?それを次でご案内します。

そもそもエアガンのカスタムとは何なのか?

さて、ここまで「エアガンカスタム」と何度も述べてきましたが、そもそもエアガンカスタムとは何を指すのでしょうか?

スコープやダットを載せたらカスタム?

それとも内部機構に手を入れていないとカスタムじゃない?

そこに答えはありません。

エアガンカスタムには明確な定義は決められていないのです。

特にショプで施されるカスタムには、外装パーツを取り付けただけで「外装カスタム」と名付けているところもあります。

そこで当ブログではカスタムの定義として「メーカー出荷時の仕様やスペックを変えた状態」をカスタムとして説明します。

つまり、ijirare個人の意見としては、外装パーツをポン付けしただけの場合はカスタムではなく外装ドレスアップとして扱います。

エアガンカスタムの種類とは?1,内部カスタム

エアガンのカスタムには内部機構に手を加える「内部カスタム」と外装パーツを交換して自分の使いやすい仕様に変える「外装カスタム」に分けられます。

ここではまず内部機構に手を加える内部カスタムについてご説明します。

内部カスタムで得られるスペックアップとは
1,命中精度が上がる「アキュラシーカスタム」
2,トリガーのキレが良くなる「クイックレスポンス」
3,連射性能が上がる「ハイサイクル」
4,BB弾の飛距離が伸びる「ロングレンジ」
5,銃口初速が上がる「パワーカスタム」
があります。

これらのカスタムには、お互いにそれぞれ密接した関係性があります。

例えば命中精度を上げるためにホップパッキンを交換することによって気密性が良くなり、結果として初速も上がるというような感じです。

その他にもサイクルアップとクイックレスポンスが密接に関係したりするのです。

今回は全体的な説明が趣旨なので詳しくは述べませんが、いずれ個々のカスタムについては、別な形でお伝えします。

エアガンカスタムの種類2,外装カスタム

外装カスタムとはオリジナルの外装パーツをカスタムパーツに換えることで、全長やパーツの長さを自分の使いやすいサイズに調整することです。

具体的に言えば、バレル長をショート化することで全長をコンパクトにして、取り回しを良くすることがわかりやすいのではないでしょうか。

M4カービン系ならオリジナルの14.5インチバレルを10.5インチに短縮してCQBフィールドでの取り回しを良くするのがわかりやすい例えでしょう。

その他にもフレームをメタル化したり、オリジナルにはないレイルを取り付けて拡張性を高めたモデルに仕上げるのも外装カスタムに含まれます。

その他にもストックやハンドガードを取り替えて、自分の使いやすいサイズ、スペックに変更するのも外装カスタムとして一般的です。

外装カスタムとドレスアップとの違い

外装カスタムに似たものに外装ドレスアップがあります。

前者と後者の違いはメーカー出荷時に設定されていたエアガンのスペックに、違いが出るか出ないかの差です。

例えるなら、ドットサイトやスコープは狙いやすくはなりますが、それらを付けたところでエアガン自体のスペックは仕様が変わるわけではありません。

あくまでも使いやすいアクセサリーを付けただけで外装カスタムではないのです。バイポッドもしかりです。

しかし、サプレッサーは外装カスタムの含まれるのです。

その理由は、

サプレッサーを付けることで、本来のエアガンが持っている「発射音」のレベルが著しく変化するからです。

このようにポンと付けただけでも元のスペックに影響を及ぼすものは、外装スペックとしてijirareは捉えています。

エアガンカスタムにかかるコストはどれくらいか?

ここまでエアガンのカスタムの種類についてご説明しましたが、これからエアガンカスタムを考えているユーザーの皆さんが一番に気になるのが、どれくらいの予算が必要7日ということでしょう。

エアガンカスタムにかかるコストは、カスタムを施す方法によって違ってきます。

まず、全てを自分で行う「セルフカスタム」なら、必要な経費はパーツ代だけで済みます。

もう一つのカスタムの入手法であるショップに依頼するカスタムなら、ベースになるエアガン代、必要なパーツ代、それに伴う技術料と呼ばれるカスタム料金が発生します。

そこでこのセルフカスタムとショップカスタムについてもう少し深堀りをしてみましょう。

ショップカスタムで得られるメリット&デメリット

https://twitter.com/bemax_japan/status/1209714973674369024

ショップカスタムはそのショップごとに価格の設定はまちまちです。

そこで参考までに関西の某王手ショップのカスタムレシピから価格を見てみます。

そのショップのレシピの中で、最もお手軽なチューンの場合は約8、000円ほどのカスタムが用意されています。

これがエントリーモデルであり、高額なカスタムの場合には6万円ほどのカスタムレシピも用意されています。

勿論、エアガン本体の購入価格は別であるため、カスタムを依頼した場合にはカスタム工賃+本体価格となり、かなりの出費を覚悟せねばなりません。

この出費の多さがショップカスタムのデメリットでしょう。

また、自分で内部をイジる工程を経験していないので、もし故障が出た場合には、再びショップにお願いすることになります。

ただ、納品後3ヶ月は保証がついているので、保証内の期間であれば修理代の心配はいりません。

ショプカスタムのメリットは、プロに依頼するため失敗がないことです。また、カスタムに費やす時間と手間をかけずに済みます。

お金を払った分だけ確実に性能がアップしたスペックが手に入る!それが最大のメリットと言えます。

セルフカスタムのメリットとデメリットとは?

セルフカスタム(自分で行うカスタム)の最大のメリットは、工賃がいらないところです。

また、自分の好みに応じて好きなようにカスタムを施すことも自由です。

さらに、カスタムが完成するまでの工程を自分で行うために、エアガンをイジるスキルが身につくのもメリットと言えるでしょう。

勿論、自分で組み上げるわけですから、故障時には直ぐに対応が可能です。

デメリットはエアガンの内部に手を加えるために、それ相応の知識とスキルが求められるところです。

おそらくサバゲー初心者の方にはかなりハードルが高く感じられるでしょう。

ijirareも初めてメカボックスを取り出して分解した時は、ガクブルしながらチャレンジしたものです。また、

自分が望んだスペックに仕上げるまでには何度かのトライ&エラーの繰り返しになります。ただ、このトライ&エラーの時間が楽しかったりもするのですが。

これらがエアガンカスタムのメリットとデメリットです。

カスタムエアガンを持つことのリスクとは?

ここまでエアガンカスタムが持つ様々な魅力や種類についてご案内してきましたが、最後にカスタムエアガンを持つことによって起きるリスクについて述べておきます。

エアガンをチューンすると必ず起きる問題が、耐久性の低下です。

サバゲー初心者の方はご存じないかも知れませんが、ノーマルのエアガンに手を加えると必ず耐久性が低くなるのです。

この傾向は特に可動箇所、摺動箇所が多い電動ガンで顕著に現れます。この辺りをもう少し深堀りしてみます。

エアガンカスタム=バランスブレーカーという真実

https://twitter.com/bemax_japan/status/1209716133063905280

最初に結論を申し上げておきます。

エアガンにカスタムを施すとエアガン本体の寿命(耐用年数)は必ず短くなります。

その理由はメーカーが出荷時に設定したスペックとバランスを、著しく崩すことになるからです。

特にバッテリーのパワーでモーター、ギア、ピストンを動かす電動ガンの内部カスタムで、この傾向は顕著になります。

その良い例えを1つご紹介します。

東京マルイの電動ガンでは、ギアの軸受けに樹脂製のブッシュを使っています。

これはもし過度な負荷がギアにかかった場合に、軸受けをワザと弱く設定して壊し、他のパーツ(この場合ではギアやピストン)へ負荷が及ばないように守るためです。

しかし、ハイサイクルなどのカスタムではこの軸受けをメタル製やベアリングに交換します。

結果的に負荷の逃げ場所がなくなってしまい、過度な負荷がかかると一挙にクラッシュするのです。

これがメーカーのバランスを崩したエアガンカスタムのリスクなのです。

多くのショップカスタムには3ヶ月間の保証を付けていますが、裏を返せば3ヶ月を過ぎるといつ壊れても不思議でないという危うさを持っているのです。

これはショップカスタムに限らずセルフカスタムでも同様です。

エアガンのカスタムには、そう言ったリスクが潜んでいることを知っていなければなりません。

エアガンカスタムの総論のまとめ

今回はこれからカスタムエアガンを依頼しようと考えているサバゲー初心者や、カスタムに興味を持つエアガンユーザーに向けて、エアガンのカスタム全般についてご案内をいたしました。

エアガンカスタムを手に入れると言うことは、単にスペックをイジったエアガンを持つということではありません。

ユーザーがカスタムエアガンを持つのは、カスタムエアガンを持つことによって起きる自分のサバゲーライフの変化を、手に入れるということなのです。

ノーマルエアガンでは気後れして前線に出れなかった人も、カスタムエアガンを使うことで積極的にゲームに参加し、一緒に戦う人と繋がっていく、そのような使い方ができる人は、エアガンカスタムをおおいに役立てるべきでしょう。

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