ショットガン入門

【サバゲー】実戦用から部屋撃ちまで!おすすめのショットガン12選

はじめに-最近のエアーショットガンの流れとは

先日このようなTLをしました。

最近のエアーショットガンは少し目を離した隙にずいぶんと進化しているようです。

その中でも一番の驚きはCO2ガスを使ってBB弾を発射するショットガンの登場です。

この発想は銃刀法に縛られた日本のメーカーからは出てこなかったでしょう。

また、日本では生産されていない蓄圧式カートリッジを使った製品も製造されています。

この蓄圧式カートリッジを使えば実銃のSPAS12のように、

オートと手動の切り替えができる製品を出してくるかもしれません。

こういった新しい流れは、台湾を中心とした海外のエアガンメーカーが常に先頭を走っています。

電動ガンのみならず、ショットガンの世界でも、

近いうちに海外製ショットガンがエアガン界の中心になる日はすぐそこまで来ている気がします。

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スポーツラインとフルメタルの2極分化

もう一つの流れがスポーツラインの普及とフルメタルの2極分化でしょう。

電動ガンで始まった、樹脂製素材を多用して軽量化と低価格化というスポーツラインは、多くのサバゲーマーの支持を受けました。

その流れがエアーショットガンの世界にも波及して、1万円以下で購入できるコストパフォーマンスの高いモデルが多数出ています。

この価格帯はエアーショットガンにエントリーしたいと思っている新人サバゲーマーの皆さんにとって魅力に溢れたモデルでしょう。

その対極にあるのが、フルメタル化されたモデルです。

金属感を含んだ操作音、高いフレーム剛性と共に、

フルメタルモデルは20ミリやKyemod、M-LOKといったレイルシステムを搭載して、タクティカル感をより一層際立たせています。

こういった最近のエアショットガンの傾向を押さえながら、

今回のブログではおすすめの12モデルをご紹介します。

エアコッキング式単発発射ショットガン

最初にご案内するのは、エアショットガンで一番に普及しているエアコッキングショットガンです。

エアコッキング式ショットガンにはBB弾を1発だけ発射する単発発射タイプと、3発同時に発射する3発同時発射タイプがあります。

サバゲーでは3発同時発射タイプが一般的なのですが、1発発射タイプも根強い人気を保っています。

そこでまず、単発発射タイプの特徴とメリット、おすすめしたい向いている人についてご説明します。

1発発射タイプのショットガンの特徴と向いている人

1発発射タイプの特徴と向いている人は下記のとおりです。

・3発発射タイプに比べて圧倒的にコッキングが軽い

・そのため腕力の乏しい人や女性向き

・火力では電動ガンに劣るが、BB弾の消費量が低い

・命中精度に優れたスナイパーライフルタイプのものもある

・全体的に販売価格が低くコストパフォーマンスに優れている

・軍事予算に乏しい新人サバゲーマー向き”

おすすめの1発発射タイプ1、AGM M186B ショットガン フェイクウッドストック

 

最初にご紹介する1発発射タイプショットガンはAGMのM186Bショットガン フェイクウッドです。

外装、ストックともにプラ製なのでチープさは否めません。

しかし、東京マルイのショットシェル型マガジンが流用できることと、

ラピットファイアーが可能なこと、初速がシッカリと出ていることからおすすめのショットガンとしました。

実売価格が6.000円台ほどでセール時には4.000円台で購入したというユーザーもいることから、コストパフォーマンスに優れた製品です。

サバゲー用というより、部屋撃ち、庭撃ちに向いたショットガンと言えるでしょう。

おすすめの1発発射タイプ2、S&TSPG08 S&T M870 ソードオフ リアルウッド

 

1発発射タイプのおすすめショットガンの2番目は S&T のM870 ソードオフ リアルウッド です。

特筆すべきはメタルレシーバー、リアルウッドという仕様でありながら、実売価格が1万円を切るというコストパフォーマンスの高さでしょう

本体剛性も高く、サバゲーでの使用にも耐えられます。

マガジン形式はマルゼンのCA870と同じマガジンタイプです。

ただ、このS&Tは22発装弾のため、マガジンが本体内に納まり、見た目は普通のショットガンと変わりません。

マルゼンのマガジンも共用できるので装弾数が少ないと思う人は、フレームから飛び出しますがCA870のマガジンを使う手もあります。

ホップはイモネジで押さえるタイプなので慣れるまでの時間がかかりますが、コツさえつかめばフラットな弾道を実現できます。

おすすめは0.25gBB弾です。

全体に小ぶりなので、出会い頭の戦闘が多いCQBフィールドに向いているでしょう。

おすすめの1発発射タイプ3、KTW・イサカM37 フェザーライト

 

 

シングルショットのおすすめショットガンの3番目はKTWのイサカM37フェザーライトです。

このショットガンをデザインしたのは日本のエアガンメーカーであるKTWですが、生産は韓国のエアガンメーカーが行っています。

このあたりのいきさつは韓国らしさに溢れたエピソードなのですが、本編とは関係ないので割愛します。

特徴は以下の通りです。

・外観はプラスティック製でチープな印象

・フォアグリップがグラついて頼りない

・あまりハードな使い方をするとフォアグリップがやられる

・しかし命中精度、威力とも高くスナイピングにも使える

・この性能でこの価格ならコストパフォーマンスは高いと言える

ijirareはKTWの製品を試射したことがありますが、その弾道の素直さに驚いた記憶があります。

KTWのホップアップは、東京マルイのホールド型とは違い、今で言う「長掛けホップ」タイプです。

そのためBB弾に無理なくシッカリとバックスピンがかかり、スナイパーライフル並みの精度を引き出しています。

また、コッキングの引きが軽く、体力の乏しい方や女性ゲーマーに向いたモデルと言えるでしょう。

おすすめの1発発射タイプ4、マルゼン CA870タクティカル

「ショットガンの皮を被ったスナイパーライフル」との異名を取る単発発射式ショットガンです。

命中精度の高さは多くの人が認めるもので、今やいうべきことなどありません。

0.9Jという高威力、コッキングの軽さ、M4タイプストックによる構えの安定感、いずれもおすすめのポイントです。

スナイピングがメインの使い方になりますが、取り回しの良さ、連射のやりやすさから接近戦でも十分に使いやすいショットガンと言えるでしょう。

エアコッキング式マルチショット(3発同時発射タイプ)

3発同時発射タイプの総評

エアコッキング式の3発同時発射タイプは、サバゲー用のショットガンとしては鉄板とも言っていいアイテムです

中でも東京マルイのSPAS12とベネリM3は早い時期から製品化されており、

サバゲーフィールドで見かけるショットガンと言えばこの2丁のどちらかであるという状況が長く続いていました。

しかし、1994年4月にSPAS12の初期モデルの初期設計のまま今日まで続いているので、

最近のレイルシステムやフレームのフルメタル化という点では、

海外製のエアコッキングショットガンに追い抜かれつつあります。

このフレームのフルメタル化という問題に対して東京マルイによるユーザーへの答えが、

ガスショットガンのM870であり、

レイルシステムによるショットガンの拡張性についての答えが、電動ショットガンのSGR12なのかもしれません

おすすめのエアコッキング式3発同時発射タイプ1、東京マルイ SPAS12

 

東京マルイのエアコッキングショットガンの第一号がこのSPAS12です。

実銃のSPAS12はオートとポンプの切り替えができるショットガンとして、映画などに数多く出演しています。

一番お馴染みなのが「I’LL BE BACK」のセリフで有名なターミネーターの警察署の襲撃シーンでしょう。

エアガンのSPAS12はポンプアクションオンリーでオートの切り替えはできませんが、

いずれ台湾あたりのエアガンメーカーがCO2ガス仕様の蓄圧式ショットシェルを使って再現してくれるかもしれません。

東京マルイはこのSPAS12で現在のエアーショットガンの基本形を作り上げました。

アウターバレル内にインナーバレル3本を仕込んでの3発同時発射、

ショットシェル型の30発マガジンという現在のエアショットガンの仕様はこのSPAS12から始まったのです。

おすすめのエアコッキング式3発同時発射タイプ2、東京マルイ ベネリM3ショーティー

 

SPAS12発売の1年後にベネリM3SUPAR90が発売され、更にその1年半後に発売されたのがベネリM3ショーティーです。

ベネリM3SUPAR90とM3ショーティーの違いは、固定ストックの有無です。

ストックによる3点保持による安定したシューティングを求めるならベネリM3SUPAR90、接近戦での取り回しの良さを取るならベネリM3ショーティーになるでしょう。

そして、昨今のサバゲーフィールドは接近戦が主体のインドアやCQBフィールドがメインになっています。

そのため、ユーザーのニーズもコンパクトで取り回しやすいベネリM3ショーティーになびいているようです。

SPAS12&ベネリM3の特徴とおすすめしたい人

東京マルイのSPAS12とベネリM3の特徴は下に記したとおりです。

基本的にこの2丁の中身は同じ物です。

ただ、フォアグリップに形状により、ベネリM3の方が若干ですがコッキングがしやすく感じます。

・一回で3発のBB弾を同時発射

・30mぐらいまでは3発がまとまって飛んで行く

・マガジンはショットシェル型で30発装填可能、ショットシェル型マガジン一本で10回の発射が可能

・インナーバレル1本に対してデュアルスプリングが一つ付いているので、一回のコッキングで3丁分のピストンを引くことになる

・その結果としてコッキングはメチャンコ重い

・そのため、この2丁のショットガンを連射できるのは、体力が溢れる若者か、日頃から鍛えているマッチョのみ

・基本設計が古いため、レイルによる拡張性を望めない

・日本製エアガンにしては本体価格がかなり安いため、コスパを重視する人には向いています。

このような特徴があるため、お世辞にも女性ゲーマー向けとは言えません。

また、体力や腕力に乏しいサバゲーマーにも向かないでしょう。

さらに光学サイトによる照準も見込めないため、初心者がこの2丁のショットガンを扱うにはある程度の慣れが必要です。

ただ、無駄弾を撃てない分だけ戦術を考えるようになるので、ショットガンを使った立ち回りを覚えるには最高のエアガンといえます。

若く、体力に溢れ、チャレンジ精神の旺盛なサバゲーマーにおすすめします。

おすすめのエアコッキング式3発同時発射タイプ3、BO MANUFACTURE – FABARM STF12-18 【Black】エアコッキング

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SPAS12やベネリM3には拡張性が望めないと先ほど述べました。

しかし、実銃の世界でもエアーショットガンの世界でもショットガンのタクティカル化の波は確実に押し寄せてきています。

「レイル付きのショットガンでアクセサリーを付けたい!」と思っている人におすすめなのがBO MANUFACTUREのSTF12です。

このショットガンはVFC製のガスショットガンもあるのですが、今回はエアコッキングバージョンのタイプをご紹介します。

このショットガンもベネリやSPAS12と同じイタリア原産の製品です。

自動車や革製品と同様にショットガンのデザインでもイタリア人は独自のセンスを持ち合わせているようです。

BO MANUFACTURE – FABARM STF12の特徴とおすすめしたい方

BO MANUFACTURE – STF12の特徴は次の通りです。

・エアコッキング式3発同時発射タイプ

・マルイのショットシェル型マガジンが流用可能

・フレームトップにフルフラットの20ミリレイル、アクセサリーの搭載が可能

・本体は樹脂製、握り方によっては軋む

おすすめしたい人はSPAS12やベネリM3で他人のショットガンと被るのがイヤな人。

中身はマルイコピーなので、チャンバーやホップパッキンはマルイ製に換装することをおすすめします。

ということでどちらかというとエアガンのメンテに慣れた人向けのモデルと言えます。

フレームトップの20㎜レイルも、寸法が少し怪しいので、あまり重量級のダットサイトなどを載せるのには向かないでしょう。

実性能よりデザイン重視の方におすすめします。

おすすめのエアコッキング3発同時発射タイプ4、CM353DLMBK M870-L Keymod Tac. Rストック フルメタルショットガン BK

おすすめの4番目はCYMA製M870タクティカルショットガンです。

このエアショットガンの一番の特徴はフルメタルフレームとkeymod仕様のレイルシステムです。

中身はほぼマルイ製ショットガンのコピーなので、マルイ製のショットシェル型マガジンを流用でき、

3発同時発射とトリガーを引いたままでフォアグリップを前後にスライドさせると連射できるラピットファイアー機能も付いています。

ただ、あくまでもオモチャなので、

ラピットファイアーを多用すると確実に内部機構がイカレます。

CYMA製M870タクティカルの特徴とおすすめしたい人

CYMA製M870タクティカルの特徴と次の通りです。

・フレームがメタル、フォアグリップ、グリップ、ストックは樹脂製

・Kyemodレイルシステムとメタルフレームのおかげで剛性の高さはハンパない&重量感もハンパない

・内部機構はマルイ準拠、ただしマルイパーツのとの互換性は微妙、そしてCYMA純正パーツの調達は難しい

・Keymod仕様のため拡張性は高い&見た目がカッコイイ!

・ストックは海兵隊仕様のベネリM4タイプ

おすすめしたい人はショットガンのタクティカル仕様が欲しい人、拡張性を求める人でしょう。

ただ、フルメタルに近いためそれなりに重量感があり、このショットガンを持ってフィールドを駆け回るにはそれ相応の持久力が必要です。

ガスショットガンの概要

ガスショットガンとはBB弾の発射にエアガン用ガスを使用するタイプを言います。

従来のガスショットガンと言えばリアルカート仕様の手動ポンプアクションかブローバックタイプのみで、

正直に言ってサバゲーの実戦用というよりも、モデルガン的な遊び方をする部屋撃ち用といった用途がメインでした。

これは、排出されたショットシェルの回収が、サバゲーの屋外戦では困難だったことも一因を占めています。

そんなガスショットガンの状況に一石を投じたのが2013年に東京マルイが発売したケースレス方式のガスショットガンM870です。

このマルイM870の登場によって暖かい季節限定ではあるものの、

サバゲーでの実用性が高いガスショットガンがユーザーの手に渡ったと言ってもいいでしょう。

ガスショットガンの総評

ガスショトガンは東京マルイのM870で実用性を得たと述べました。

しかし、そこはやはりエアガン用のガスを使うショットガンです。

連射を繰り返せばガスタンクの温度は下がり最終的には生ガスを噴いて発射不可能になります。

このため、東京マルイのM870をもってしても暖かい季節限定というガスショトガン特有の弱みは克服できなかったのです。

しかし、ここに思わぬ伏兵として、台湾のエアガンメーカーがCO2ガス仕様という新たなパワーソースを引っ提げてガスショットガンのテリトリーに現れたのです

ガスブローバックガンの世界ではCO2ガスガンはその使いやすさ、リコイルの楽しさから急激に勢力を拡大しつつあります。

この流れはショットガンの世界でも同様に起きるでしょう。

事実、日本のエアガン市場にも確実にCO2ガス仕様のショットガンがユーザーの支持をうけつつあります。

今後、CO2ガスがショットガンにどういった影響を与えるかを、サバゲーマーたちも見守る必要があるでしょう。

おすすめのケースレスガスショットガン1、東京マルイ M870シリーズ

2018年に東京マルイが発表したケースレス方式のガスショットガンです。

作動方式は手動ポンプアクションで、アメリカの警察で採用されているレミントンM870をモチーフにしています。

この東京マルイのM870の大きな特徴は、それまでコッキングの重さでショットガンの使用を諦めていたユーザーに、

軽いコッキングでショットガンを楽しむチャンスを与えたことでしょう。

また、エアコッキング式のベネリM3やSPAS12のショットシェル型マガジンが共有できるのもユーザーフレンドリィーな製品として評価していいでしょう。

東京マルイM870シリーズの特徴

東京マルイのM870シリーズは2013年にタクティカルモデル、

1年後にはピストルグリップバージョンのブリーチャー、

そして2016年にはオーソドックス・スタイルのウッドストックタイプがリリースされています。

このM870シリーズの特徴と次の通りです。

・ガス式ショットガンのためコッキングが軽く、女性でも難なく操作できる

・従来のショットシェル型マガジンを使えるケースレス仕様

・3発/6発と同時発射弾数を切り替えられる

・ガスタンクはマガジン式であるため、タンクが冷えても簡単に交換できる

・ブリーチャーはタンクが小さいため、ストックタイプよりも発射可能弾数が少ない

・本体のフレームは亜鉛合金製で操作音がリアル

・フォアグリップ及びウッドストックはフェイクウッドだが仕上げがいい

・この仕上げ、この機能であることを考えるとコストパフォーマンスは相当に高い

・ホップ形式は固定ホップ

このショットガンを使って一番楽しいのは、接近戦での6発同時発射でしょう。

近距離で6発のBB弾がまとまって飛んで来たら、撃たれた方はパニクります。

また、3発発射時には30m付近まで3発がまとまって飛んでゆくので、人間大のターゲットなら外しません

しかし、このショットガンの一番に美味しいところは、操作音です。

フォアグリップをスライドさせるとメタルフレームが「ジャッキ~ン」と金属感満載の作動音を響かせてくれるのです。

この音を楽しむだけでも、このショットガンを買って悔いはありません。

あらゆるサバゲーマーにショットガンの楽しさを実感させてくれる製品としておすすめします。

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ガスショットガン リアルカート仕様とは

ガスショットガンにはケースレス方式とは別にリアルカート仕様というモデルがあります。

リアルカートとは文字通りに実銃のショットガンのように射撃の度に空になったショットシェルを排出するモデルです。

作動方式は主導のポンプアクションと自動でショットシェルを排出・装填するオートタイプに分かれます。

さらに近年ではこのリアルカートモデルにCO2ガス仕様の製品が加わってきました。

リアルカートではショットシェル内に複数のBB弾を込めると極端に飛距離が下がるのがお約束だったのですが、

ガス圧の高いCO2ガスなら、この悩みを解決してくれるかもしれません。

リアルカート仕様の特徴と注意点

最初に申し上げておきます。

リアルカート仕様のガスショットガンにケースレス式と同じ弾道性能を求めないでください。

リアルカートと呼ぶ通り、ショットシェル内にBB弾を込めて撃つ形式になります。

そのため、ケースからBB弾が発射される時に回転が加わり、さらにホップパッキンでホップ回転が与えられるのです。

結果的にBB弾の回転が複雑になって正しいバックスピンが難しくなり、ケースレスよりも弾道が不安定になるのです。

そのことを念頭に入れておいてください。リアルカート仕様の特徴は次の通りです。

・ショットシェル内部に1~3発のBB弾を込める

・BB弾を込める数が増えるほど射程距離が落ちる

・排出されたショットシェルの100%回収は諦めろ

・ショットシェルは消耗品と心掛ける

・ショットシェルは使ううちにリムが変形して排出不可になる

・リアルカートは実射性よりも作動や雰囲気を楽しむモデルガン的な楽しみ方をするものと心得る

リアルカート仕様は、好みがハッキリと別れるガスショットガンです。

操作するたびに排出されるショットシェルの様子にロマンの感じない人には向かないでしょう。

おすすめのリアルカートショットガン1、S&T ウィンチェスター M1887 リアルウッド(排莢式)

 

リアルカートモデルの1番目にご紹介するのはS&T製ウィンチェスターM1887です。

世界初の連発式ショットガンとしてブローニングがデザインしてウィンチェスター社が製造したレバーアクション式連発ショットガンです。

おすすめのポイントは次の通り

・リアルウッドストックでこの価格はお買い得

・レバーアクション好きならこれ一択

・映画の真似して片手で振り回すと肩に当たって痛い思いをするよ

・ホップアップ機能搭載

レバーを操作するたびにレシーバー上部からカートがピョコピョコ飛び出すのが楽しい銃。

サバゲー用というよりも部屋撃ち、的撃ち用として楽しんでください。

おすすめのリアルカートショットガン2、マルゼン M870

 

 

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東京マルイがM870を出すまで唯一無二のM870として君臨していたポンプアクションショットガンです。

圧巻はフォアグリップを前後にスライドさせるたびに勢いよく弾き飛ばされる空カートの様子でしょう。

このギミックが好きな人にとっては、これだけで他の不満点を吹き飛ばすほどの魅力を感じる部分です。

言わば、「性格悪いけど超カワ(・∀・)イイ!!から許せるキャバ嬢!」といった感じでしょうか。

勿論、サバゲーでも使えますが、あくまでも部屋撃ち、庭撃ちで気の合った仲間とショットシェルが飛ぶ姿を楽しみましょう。

おすすめのリアルカートショットガン3、EMG/APS CO2ショットガン M870 MK2 Policeブラックストック

 

 

「ショットガンなのになんで同時多発が撃てないのだ~」と今までのエアショットガンに不満を持っていた方におすすめしたいモデルです。

なぜならこのモデルにはインナーバレルがありません。

いわゆるアウターバレル=口径になるのです。

そして、付属のショットシェルに11発のBB弾を詰めて一気に撃ち放てます。

言わば実銃同様の雰囲気を楽しめるガスショットガンなのです。

さて、このモデルの特養はもう一つあって、パワーソースにCO2ガス仕様となっていることです。

このCO2ガスのパワーがあればこそ11発同時発射が可能なのでしょう。

使い方に慣れるまでコツはいりますが、慣れれば近距離戦で頼もしい相棒になってくれるはずです。

おすすめのリアルカートショットガン4、マルゼン ガスブローバック ショットガン M1100 ブラックバージョン

リアルカートショットガンのおすすめとして最後にご紹介するのは排莢、装填を自動で行ってくれるガスオートショットガン マルゼン M1100です。

モデルとなったレミントンM1100はガスオペレーションによる作動なのですが、マルゼンのM1100ではシンプルなガスブローバックとして再現されています。

特徴と注意点は次の通りです。

・ガス漏れに注意が必要

・ガスタンクの冷えに注意する

・飛んで行ったカートはなくなるので、消耗品として覚悟すること

・古くなったカートはリムが痛んでジャムの原因になる。痛んだカートはM870用にでも回して、常に状態のいいカートで楽しむこと

自動で排莢・装填を楽しめるガスショットガンとしては他に選択肢がないので、オートショットガンの楽しさを味わいたい人にとってはこのショットガンが一択となります

電動ショットガンの概要

電動ショトガンは東京マルイが提案した全く新しいジャンルのショットガンです。

今までエアコキやガスが主体のエアショットガンの世界に、

東京マルイがお得意とするバッテリーとモーターの技術+長年エアーショットガンで培った技術をコラボして完成させました。

製品デビューは2016年1月のAA12です。

その後もSGR-12、ゲームとコラボした限定生産品であるトールハンマーといったバリエーション展開をしています。

電動ショットガンの特徴と注意点

電動ショットガンの特徴と注意点は次の通りです

特徴

・3発同時発射で秒間10発の弾幕を展開する

・圧倒的な火力を持つがBB弾の消費量がハンパない

・純正マガジンは93発なのでフルで撃つと3秒でなくなる

・オプションで600発連射マガジン、3000発電動巻き上げドラムマガジンが用意されている

注意点

・重たい、デカい、騒がしいの3重苦が揃った銃

・ノーマルだと3発中の下2発があさっての方向に飛んでいく

・拳大にグルーピングをまとめたいならカスタムが必須

・600連マガジンで調子こいて撃っていると30分で3200発のBB弾一袋を撃ち尽くす

・そのため電動ガンなのにガスブロ並みのランニングコストがかかる・フィールドによっては鬼畜武器扱いされて使用不可

電動ショットガンを使った戦い方

そもそもショットガンなので狙って当てるという使い方には向いていますせん。

アンブッシュしていても、撃った瞬間にけたたましい発射音で市がすぐにばれます。

そこで電動ショットガンを使った戦法としては、
・敵の足止めに使う、或いは敵に当たるまでばら撒くといった方法が定番です。

おすすめの電動ショットガン1、AA-12

 

 

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AA12は東京マルイが2015年に世に送り出した電動ショットガンの第一号機です。

当初はその火力の高さが理解されておらずサバゲーフィールドに持ち込まれるようになってから、チート級の強さのため使用禁止とするフィールドが続出しました。

このようにAA-12&SGR12は持ち込めるフィールドが限られるので、電動ショットガンで戦いたいときには事前にフィールドに確認を取った方がいいでしょう。

AA-12は拡張性が乏しくサイトも使いにくいので、弾幕勝負といった戦い方が向いています。

但し、この重たいショットガンを抱えてダッシュできる機動性を持ち合わせることが前提ですが。

おすすめの電動ショットガン2、SGR12

SGR12の中身はAA-12と同じ電動ショットガンです。

ただSGR12がAA-12と違うのはM-LOKハンドガードを搭載して拡張性を高めたデザインとしたことでしょう。

実銃どおりの外観を再現したAA-12はあまりにも武骨過ぎたので、

オリジナルデザインながらもタクティカル性をアピールしたSGR12のほうが、サバゲーでは使いやすいと思います。

AA12の拡張性に不満がある人向けのモデルと言えます。

おすすめのショットガンのまとめ

今回まで3回に渡りサバゲー用のエアーショットガンについてご案内をいたしました。

今回ご紹介したショットガンの中でijirareが一番魅力的に感じるのがCO2ガス仕様です。

ブローバックガスガンの中では市民権を得つつあるCO2ガスガンですが、

その流れがショットガンの世界に広がり、

季節に関係なく楽しめるガスショットガン、ブローバックショットガンに繋がっていくことを願っています。

 

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