ホルスター

ホルスターはサバゲーの装備として必要?役立つ選び方3つのポイント

ホルスターとターゲット

今回はサバゲーに使うハンドガンを収めるホルスターについてご案内します。

ホルスターには特定のモデル用に作られた専用ホルスターと、いろいろなモデルに対応する汎用ホルスターがあります。

また、実銃用に作られたホルスターと、それをコピーしたレプリカホルスターにも分かれます。

さらに銃を保持するロックシステムや、使われる素材によっても、ホルスターは様々なタイプに分かれています。

こういったホルスターの中から、自分に合ったホルスターを見つけるためのポイントをご案内します。

ホルスターとは何か?

ホルスターとは一般的に道具を収納して持ち運ぶために、身体に装着する装備品のことを指します。

分かりやすい例を挙げれば、電気工事で使う充電式ドライバーをベルトに装着するアイテムも「ホルスター」と呼ばれています。

このように道具を身体の取りやすい場所に保持するために装備なのですが、

サバゲーのホルスターは主にハンドガンを装備するための「ハンドガン・ホルスター」を意味します。

サバゲーでハンドガンホルスターは必要なのか?

多くのサバゲー初心者の皆さんが、よく抱かれる疑問です。

もしアナタがプライマリーウェポン1丁だけで戦うのならハンドガンホルスターは必要ないでしょう。

しかし、プライマリーウェポンとセカンダリーウェポンを装備して、なおかつセカンダリーにハンドガンを持つ場合には、ホルスターは絶対に必要です。

ホルスターがないケース1、移動時にハンドガンをなくす

もしセカンダリーウェポンにハンドガンを持っていながらホルスターを装備していない場合には、

移動時にハンドガンをポケットやベルトに挿して動くことになります。

この場合、片手でハンドガンを押さえながら移動すると、機動力が著しく低下します。

あるいは、腰のベルトに挿しておけば大丈夫!と思って、プライマリーウェポンを両手で抱えて動きまわると100%の確率でハンドガンを落とします。

落とした銃が見つかればいいのですが、森林フィールドのブッシュなどに落とした場合には、まず発見は困難でしょう。

たかだか数千円のホルスターをケチって高価なガスブローバックガンをなくしたりしたなら、目も当てられませんよね。

ホルスターがないケース2、トラベリングで不利になる

CQBフィールドやインドアで、メインウェポンで撃ち合うさなかに、弾切れになることがあります。

この時にマガジンリロードではなくハンドガンに切り替えて応戦するテクニックを「トラベリング」と呼びます。

このトラベリングで瞬時にハンドガンをドローできないと確実に撃ち負けます。

そして、この咄嗟のドローはホルスターなしのベルトやポケットにハンドガンを挿した状態では、ほぼ不可能です。

こういった状況で敵に撃ち負ける状態が続けば、ホルスターの重要性が実感できるでしょう。

サバゲー用ホルスターの種類とは

サバゲー用ホルスターには大きく分けて「コンシールドホルスター」と「タクティカル」の2つのグループに分かれます。

コンシールドホルスターとは?

「コンシールド」とは隠し持つという意味があります。

私服刑事やローエンフォースメントたちがハンドガンを隠し持つことを「コンシールドキャリー」と呼ぶのはこのためです。

ちなみに市民が銃を自由に買えるアメリカでも、

市民が銃を携帯するにはこの「コンシールドキャリー」の許可を別に取る必要があり、この許可を得ずに銃を携帯しているのが見つかれば逮捕されます。

コンシールドホルスターの種類

このコンシールドホルスターは、衣服の下に装備するために肩からハーネスで吊るして脇に装備するショルダーホルスターや、

ズボンの内側に装備する「インサイドパンツホルスター」、

足首に付けて装備する「アンクルホルスター」、

背中に装備する「バックサイドホルスター」などが代表的なものです。

サバゲースタイルとしては、スーツ着用の私服警官やLE装備、

あるいはマフィアやギャングのスタイルで使いますが、

素早いドローには向いていないため、実用性というより雰囲気を楽しむ装備と言えるでしょう。

タクティカルホルスター

タクティカルホルスターとは軍隊装備やPMC、SWATやパラミリなどの実行部隊向けのホルスターです。サバゲーではこのタクティカルホルスターが主流です。

タクティカルホルスターの種類

タクティカルホルスターは装備する場所によって「ヒップ」「レッグ(SAI)」「モールモジュラー」というタイプに分かれます。このタクティカルホルスターについては、次でご説明します。

タクティカルホルスターのタイプについて

 

タクティカルホルスターには「ヒップ」「レッグ(SAI)」「モールモジュラー」の3タイプがあることは前述のとおりですが、それらのタイプについてもう少し深掘りしてみましょう。

ヒップホルスターとは

ヒップホルスターとは腰回りに装備するホルスターです。

お尻に装備するわけではないので、間違いのないように。固定方法はズボンのベルトや装備用のピストルベルト・デューティーベルトに固定します。

このタイプのホルスターはオートマチックハンドガンが軍用に採用された頃から使われているほどオーソドックスなものです。

ヒップホルスターのメリット

 

長い間ミリポリ関係で使われているだけあって、安定性と信頼性に秀でています。

奇をてらったデザインはありませんが、その分とても使いやすく万人向けのホルスターと言えます。

ヒップホルスターのデメリット

ヒップホルスターのデメリットは、長いプレキャリなどを装備した時に干渉を受けやすいことでしょう。

立った状態ならそこまで実感しませんが、座った時や匍匐時にはホルスターの上にベスト類が被ってハンドガンが抜きにくくなります。

ヒップホルスターを装備する時には、JPCタイプのような短いプレートキャリアとの組み合わせをおすすめします。

レッグ(SAI)ホルスター

レッグホルスターは太ももに装備するホルスターです。

イメージ的に自分の手を伸ばした位置にハンドガンのグリップが位置するので、とても抜きやすい印象を持たれがちです。

「SAI」とは英語で太ももを意味し、レッグホルスターをSAIホルスターと呼ぶこともあります。

固定方法は上部のループをベルトに通して吊るし、ホルスター部分をベルクロなどで太ももに固定します。

レッグホルスターのメリット

レッグホルスターのメリットは手を下した位置に、ハンドガンのグリップがくるように調整された時、素晴らしい抜きやすさを感じさせてくれます。

また、比較的大型の銃や、銃本体にサプレッサーやライトをつけた状態でも対応してくれるモデルが多いのも魅力です。

太ももに装備するので、腰回りに余裕ができ、マガジンポーチなどを腰回りに装備する時も、自分の取りやすい位置に装着できるでしょう。

レッグホルスターのデメリット

実はレッグホルスターは固定位置が決めにくいホルスターです。

先ほど位置が決まれば抜きやすいと申しましたが、この位置決めが難しいのです。

実際に自分の抜きやすい位置を見つけるには、何度か実戦で試す必要があります。

また、ベルクロによる固定が甘いと、

走った時の振動でホルスターが後ろに回り込んだり、ひどいときは取り付け位置で暴れて思うように走れないこともあります。

ijirareもレッグホルスターを装備した経験がありますが、

走る最中に銃がバタついて思うように動けず、結局ヒップホルスターに戻した経験があります。

よくレッグホルスターを初心者向けと紹介することがありますが、

ある程度はサバゲーでの実戦経験を積まないと、むしろ使いにくいと感じるのではないかと思います。

初心者が慣れるまでは、オーソドックスなヒップホルスターか、次にご紹介するモールモジュラーホルスターがおすすめです。

モールモジュラーホルスター

モールモジュラーホルスターとは、プレートキャリアなどに施されたパルスウェビングにホルスターを固定するシステムです。

よくミリフォトなどでプレートキャリアの胸やわき腹付近にホルスターを付けている画像を見ますが、あれがモールモジュラーホルスターです。

固定方法はモール対応のプラットホームを使って、プレートキャリアやチェストリグに固定します。

モールモジュラーホルスターのメリット

モールモジュラーホルスターのメリットは何と言っても抜きやすく収めやすいことです。

胸やわき腹と言った場所に銃があるため、慣れていない初心者でも銃を見なくても感覚的にドローできます。

また、収める時もホルスターに目線を向けなくても、感覚的にホルスターに入れられます。

モールモジュラーホルスターのデメリット

モールモジュラーホルスターのデメリットは、モール対応であることです。

パルスウェビングが施されていないベスト類では装備できません。また取り付けに別パーツでプラットフォームが必要なのもデメリットでしょう。

しかし、システム的には一番新しいので、この2点のデメリットを克服できれば、サバゲー初心者に一番おすすめしたいホルスターです。

 

 

選び方の結論1、どの場所に装備するのが使いやすいか?

これまで述べたことから、サバゲー初心者が使いやすいホルスターの一番目は、プレートキャリアなどの胸に装備する「モールモジュラーホルスター」でしょう。

そして2番目に来るのが、万人に使いやすい腰に装備する「ヒップホルスター」です。

3番目になるのが太ももに装備する「レッグホルスター」と言えます。

レッグホルスターが3番目の理由は目線を向けずに銃の抜き差しをできるようになるのにある程度の慣れが必要だからです。

あとはご自分の好みや、こだわりでお決めになってください。

サバゲー用ホルスターの選び方のポイント

ここまでサバゲーで使うホルスターのタイプや種類についてご案内しましたが、ここからはホルスター選び方のポイントについて説明します。

なお、ここで述べることはいずれもijirareが過去に経験したことをベースに説明しています。

出来るだけ客観的にご説明しますが、一部主観的な思いが入った時にはご容赦ください。

話を元に戻しますと、ホルスター選びのポイントは、

「汎用品か専用品か」

「どの素材を選ぶか」

「銃のロック方式はどれがいいのか?」

「実銃用の本物がいいか?レプリカがいいか?」の4点に絞られます。

それぞれの違いやメリットデメリットについてご説明します。

ホルスター選び1、汎用品か?専用品か?

 

サバゲー用ホルスターには2つのタイプがあります。

一つは同じぐらいの大きさの銃ならモデルを問わずに使えるホルスターです。

これを「汎用ホルスター」や「ユニバーサルホルスター」と呼びます。

ユニバーサルホルスターの素材

ユニバーサルホルスターの主な素材はナイロン生地とベルクロです。

ホルスター本体で銃を保持して、ベルクロのついたフラップで固定します。

また柔らかいナイロン素材のため柔軟に銃の形に対応します。

ユニバーサルホルスターがS・M・Lという大まかなサイズで複数の銃に対応できるのもこの素材によるものです。

ユニバーサルホルスターのメリット(低価格)

ユニバーサルホルスターは加工・成形しやすいナイロン製のものが多く、

製造コストが抑えやすく、専用ホルスターよりも低価格で販売されています。

そのため低価格でいろいろな銃に使えるというイメージが先行して、ホルスターを始めて使う初心者に人気があります。

ユニバーサルホルスターのデメリット(ijirareの体験談)

先ほど「ユニバーサルホルスターはいろいろな銃に使える」と述べましたが、

この「使える」とシッカリと「ホールドしてくれる」とは全く別物です。

ユニバーサルホルスターの使えるとは、「とりあえず銃を突っ込むことはできる」程度だと思ってください。

そのため、激しい動きやストップ&ゴーをするとホルスター内で銃が踊って、時にはホルスターから飛び出ることもあるのです。

全てに使える=全ての銃をガッチリとはホールドしてくれない」とご承知ください。

これはijirareの実体験です。

銃を保持するフラップがなくなる

ユニバーサルホルスターのロック方式の多くが、スナップ式のサムブレイクタイプになっています。

この銃のグリップ後部を保持するためのプラップの固定が、両側ともスナップ止めになっているタイプが主流ですが、気づかないうちにプラップがなくなるのです。

こうなると銃を保持できなくなり、新たにホルスターを買い直すハメになります。

ijirareはこの失敗を3度ほど繰り返して、サムブレイクタイプのホルスターを使わなくなりました。

もし、ナイロン製のサムブレイクホルスターを買う時には、フラップが取れない物の購入をおすすめします。

専用ホルスターとは(素材)

専用ホルスターとは、ハンドガンのモデルごとに型が取られたホルスターのことです。

いわゆるベレッタM9専用とかガバメント専用というように対応モデルが決まっています。

専用ホルスターの素材は1980年代中頃まで、革製がメインでした。

この頃のハンドガンはリボルバーが主流で、サファリランドやビアンキのホルスターが、日本のガンマニアの憧れでした。

しかし、加熱して加工ができる樹脂素材のカイデックスの登場で、専用ホルスターの主流はカイデックスホルスターに移ります。

革製ホルスターよりも生産コストが低いカイデックスホルスターは、瞬く間に普及します。

それまでビアンキやサファリランドのホルスターに手が出なかったサバゲーマーでも買える価格まで下がったのです。

カイデックス製専用ホルスターの特徴とメリット

カイデックス製専用ホルスターは、モデルごとにシッカリとフィットするように作られています。

そのため、少々激しい動きをしても、ホルスター内部で銃が暴れて抜けることはありません。

また、トリガーガード内をロックする方式のため、銃を挿すだけでロックがかかり、抜く時はロックボタンを人差し指一本で軽く解除できます。

さら、樹脂製のため革製やナイロン製よりも外部からのダメージに強く、銃を衝撃から守ってくれます。

専用ホルスターのデメリット

専用ホルスターのデメリットは汎用ホルスターに比べて価格が高いことです。

しかし、リボルバー用の革製専用ホルスターはともかく、カイデックス製ホルスターはかなりお求めになりやすい価格まで下がってきています。

ホルスター選びの結論2:予算の許す限り専用ホルスターを(ijirareの体験)

ここまで汎用ホルスターと専用ホルスターについてご説明したが、どちらを選ぶべきかと言えば専用ホルスターが良いとijirareは思っています。

確かにナイロン製汎用ホルスターの価格の安さと、モデルを選ばない汎用性は魅力的です。

しかし、前述のようにフラップをなくして買い替えたり、銃を落としてキズつけるリスクを考えると、少々高くても専用ホルスターがいいのではないでしょうか。

ijirareの体験談

 

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ijirareは半年の間に2度ナイロン製サムブレイクのフラップをなくして買い替えました。

そして3度目にフラップをなくした時に友人が、

「安いホルスターを2つ、3つと買い替えるよりも、少々高くてもちゃんとした造りのホルスターを買って長く使うほうがお得だよ♡」

と教えてくれたのです。

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単純に考えても、2,500円ぐらいのホルスターを3度買い替えれば7,500円になります。

その金額ならブラックホークの実銃用CQCホルスターが買えるのです。

そして、どちらが使いやすくて長持ちするのか?と言えば言うまでもなく実銃用のホルスターです。

ナイロン製ホルスターを1年のうちに3回買い直すよりも、

少々高く感じても7,000円前後の実銃用ホルスターを買って3~5年ほど使うほうが、コストパフォーマンスは優れています。

このアドバイスを受け入れて買ったブラックホークのガバメント用ホルスターは、その後長い間一緒に戦ってくれました。

今、ホルスター選びに迷っている皆さんは、ご予算の許す限り専用ホルスターをお買い求めになられることをおすすめします

 

 

ロックシステムについて

 

現代のホルスターは、銃本体をロックする方式の違いでレベルⅠからⅢまでに分かれています。

それらのロック方式についてご説明をします。

レベルⅠ:リテンションスクリュー方式

リテンションスクリュー方式とは、特にメカニカルなロック機構を持たせずに、

ホルスターの銃を挟むテンションを、スクリュウーで調整する方式です。

FBAディフェンスやブレードテックのホルスターに採用されています。

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ミリタリー用というよりも、

LEや私服警官がジャケットの中から素早く銃を抜くのに適した方式と言えます。

レベルⅡ:ロックシステムが一つのホルスター

このロック方式のホルスターは、銃を差し込むだけで自動でトリガー部をロックしてくれて、抜く時は人差し指や親指で解除するだけで素早く抜けます。

代表的なのが「ブラックホーク」のオートロックホルスターです。

 

 

レベルⅢ:ロック方式が2つのホルスター

この方式のホルスターはメカニカルなロック方式が2つ以上付いています。

サファリランドのSLS+ALSシステムや、ブレードテックのWRSが有名です。

サファリランドのALSやブレードテックのWRSはメカニカルなサムブレイクホルスターと言ってもいいでしょう。

 

 

どのロックシステムを選べばいいか?

ホルスターのロックシステム選びは、ご自分のお好きなものを選ばれればいいでしょう。

ijirareは個人的にブレードテックのWRSが好きですが、実際にサバゲーで使っていたのはブラックホークのトリガーロック方式でした。

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また、以前登場してもらったCA870使いの友人は、サファリランドのSLSシステムのホルスターを愛用していました。

もし、どのロック方式がいいか迷ったなら、実際にフィールドで自分の目で確かめてからお決めになればいいでしょう。

実銃用とレプリカの違いとは

ここまでホルスター選びのコツについて述べてきましたが、

最後に皆さんが一番に悩まれると思われる実物ホルスターとレプリカホルスターの違いについて、

Ijirareがこれまでの体験を元に感じたことを述べます。

1、クオリティーの違い

実物ホルスターとレプリカホルスターの違いの一つ目は、製品の精度、「クオリティー」違いです。

それを物語るのがガバメントのマガジン紛失問題です。ijirareがフィールドを駆け回っていた頃、

レプリカのCQCホルスターにガバメントを突っ込んでいる人の多くが、マガジンを失くすという体験をしています。

その理由は、実物ホルスターほど製品精度が出ていないレプリカ品の場合、

銃本体のホールドが甘いためにホルスター内部で銃が暴れてしまうのです。

結果的にホルスターの本体が、マガジンキャッチボタンに触れて指で押したのと同じ状態になってしまいます。

逆に本職の人たちが装備する実物ホルスターを使っている人たちには、マガジンを失くした体験をした人はあまりいなかったのです。

これは、実銃用ホルスターに対して、メーカーが厳しいクオリティーコントロールが行っているためです。

一見、同じように見えるレプリカと実物ホルスターですが、これほどの違いがあることを知っておいてください。

2、素材による耐久性の違い

これはijirareの友人が経験したことですが、

始めたばかりの女の子に頼まれて、チャイナ製のP226用のCQCホルスターをベルトに着けてあげようとしたところ、プラットフォームが簡単に割れたそうです。

本来ならカイデックスやポリマー素材で作られているところを、薄いプラスティック素材でつくられていたため、いとも簡単に割れたそうです。

このようにレプリカと実物とでは耐久性にも差が出てきます。

選び方の結論3:実物とレプリカ、どちらがいい?

実物ホルスターとレプリカホルスターのどちらを選べばいいか?結論からいうと実物ホルスターをおすすめします。

その理由は

1、実物ホルスターでも現在は5千~8千円ほどで買える

2、使いやすさ、耐久性がレプリカとはけた違い

の二つによるものです。

更に今まで述べたカイデックスやポリマー素材の樹脂製CQCタイプで、モールモジュラー対応がおすすめでしょう。

追記:左利きとホルスター

1980年代半ばまで左利きにとってホルスター選びは困難を伴う物でした。

当時は左利き用のホルスターはほとんど見つからなかったからです。

しかし、現在ではほとんどのハンドガンに対して左利きモデルが用意されています。

以前よりも左利きには優しい時代になったのです。

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むしろ肝心なのは、ホルスターよりも左利きが使いやすいハンドガンを見つけることです。

いくら左手で抜いても、マガジンキャッチやスライドストップ、セフティーレバーの操作が右用なら抜いた銃を持ち直さなければなりません。

当ブログでも

「左利きサバゲーマー必読!左利きにおすすめのジャンル別エアガン9選!」

を載せていますので、

左用ホルスターを買われる時には、そちらのブログも参考になさってください。

 

 

 

ホルスター選びのまとめ

 

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今回はijirareの体験を織り込みながらホルスター選びのポイントについてご案内しました。

正直に言って、サバゲーを始めたばかりの頃は、ハンドガンの有用性に気づく人は少ないでしょう。

そのため、ホルスター選びに対してもそこまで真剣に考える人はあまりいません。

しかし、いずれハンドガンの有用性や面白さが分かってくるとホルスター選びを真剣に考える時がきます。

その時にはこのブログを思い出して、再びご覧いただければ幸いです。

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