ホルスター

FMAユニバーサルホルスターは信頼できるサバゲー用装備品なのか?

FMAユニバーサルホルスターとルガーP08

サバゲー用装備として必要なものにハンドガンホルスターがあります。

このホルスター選びでサバゲー初心者を惹きつけるのが、フレームの大小にかかわらず収納可能な汎用ホルスターです。

その中でも最近人気があるのが「FMAユニバーサルホルスター」です。

今回はこのFMAユニバーサルホルスターが入手できたので、詳細をご案内します。

FMAユニバーサルホルスターとは?

FMAユニバーサルホルスターFMAユニバーサルホルスター (画像をクリックすると実勢価格がご覧いただけます。)

FMAユニバーサルホルスターはハンドガンのサイズを選ばない汎用(フレームの大きさに関係なく使える)ホルスターです。

FMAは香港の装備品レプリカメーカーで、

このFMAユニバーサルホルスターも「Warrior Assault Systems(ウォーリアーアサルトシステム)」社のUniversal Pistol Holster(ユニバーサルホルスター)が、

オリジナルモデルのレプリカ(複製品)です。

ijirareは現在、「HEAT VOICE」という様々なサバゲーアイテムを扱うプロジェクトにアドバイザー的立場で参加させてもらっていますが、

そのプロジェクトとのかかわりで、FMAユニバーサルホルスターを入手しましたので、実際に使用したレビューをお伝えします。

FMAユニバーサルホルスターの特徴とは

FMAユニバーサルホルスターの展開画像FMAユニバーサルホルスターの展開画像

FMAユニバーサルホルスターは樹脂製のトリガーロック部とハンドガンフレームをホールドするベルクロ部によって構成されています。

このトリガーロック部は樹脂製プラットホームにネジで連結されていて、モール対応になっています。

つまり、プレートキャリアなどのパルスウェビングにFMAユニバーサルホルスターを直接取り付けられる仕様になっています。

トリガーロックの仕組み

FMAユニバーサルホルスターのトリガーロック部(中央の出っ張り)下のネジ2本は供回りして抜けません((´;ω;`)中華クオリティーFMAユニバーサルホルスターのトリガーロック部(中央の出っ張り)
下のネジ2本は供回りして抜けません((´;ω;`)中華クオリティー

 

FMAユニバーサルホルスターのトリガーロックは常に爪が出ていて、銃を差し込むと自動的に銃を固定するオートロック機能になっています。

いわゆる「レベルⅡホルスター」と呼ばれるカテゴリーです。

ハンドガンを抜く時には、ハンドガンのグリップ横に配置されているレバーを親指で押すことで、トリガーロックを解除できます。

俗に言う「サムブレイクタイプ」になります。

FMAユニバーサルホルスターが各フレームに対応できるわけ

ルガーP08のトリガーをロックするFMAユニバーサルホルスタールガーP08のトリガーをロックするFMAユニバーサルホルスター

FMAユニバーサルホルスターはワルサーPPK/Sのような中型サイズのピストルから、

デザートイーグルサイズの大型ハンドガンまで対応できる秘密は、

同梱されている大、中、小、のスペーサー交換にあります。

FMAユニバーサルホルスターに同梱されていた予備スペーサーとサムブレイクレバーFMAユニバーサルホルスターに同梱されていた予備スペーサーとサムブレイクレバー

このスペーサーを取り替えることでホルスター内の収納スペースが変化します。

そして、銃を包み込むナイロン製カバーをベルクロで調整することで、ほとんどのサイズのハンドガンに対応できるのです。

FMAユニバーサルホルスターの価格は?

FMA WASスタイル ユニバーサルピストルホルスター MOLLE対応 FMA WASスタイル ユニバーサルピストルホルスター MOLLE対応 (画像をクリックすると実勢価格がご覧いただけます。)

FMAユニバーサルホルスターは日本のエアガン市場に出始めた頃は人気が高く、5千円前後の実勢価格でした。

しかし現在では人気も落ち着き、実勢価格も3,500円前後のプライスで流通しています。

ちなみに同じようなマルチフィットタイプでオートロック機構のレプリカホルスターなら、

「SHENKEL サファリランド 579 GLS タイプ ハンドガン用 ホルスター」がFMAユニバーサルホルスターのライバルになります。

こちらは樹脂製であるため、FMAユニバーサルホルスターほどの融通は利きませんが、45オートから9㎜オートまで対応できるマルチフィットタイプのホルスターです。

WASユニバーサルホルスターとの価格差は?

ユニバーサル ホルスター Multi Camユニバーサル ホルスター Multi Cam (画像をクリックすると実勢価格がご覧いただけます。)

FMAユニバーサルホルスターの元になるWASユニバーサルホルスターの実勢価格は現在6,800円前後(税抜き)で流通しています。

このWASユニバーサルホルスターも当初は人気を集め1万円前後の価格で流通していましたが、

今では実物ホルスターとしてはかなり落ち着いた価格になっています。

そのためレプリカであるFMAユニバーサルホルスターよりも、

実物ホルスターであるWASユニバーサルホルスターも選択肢に入れる人も増えています。

WASユニバーサルホルスターのライバルたち

ユニバーサル ホルスター 左用 Multi Camユニバーサル ホルスター 左用 Multi Cam (画像をクリックすると実勢価格がご覧いただけます。)

WARRIOR ASSAULT SYSTEMS ユニバーサルピストルホルスターは実物ホルスターとしてはかなりリーズナブルな価格で販売されています。

このホルスターのライバルとしては、ブラックホークとサファリランドのホルスターがあります。

BLACKHAWK! Omnivore MultiFit Holster

 

 

専用のアタッチメントを銃のレイルに取り付けることで、150種類以上のハンドガンに対応しているマルチフィットタイプのホルスターです。

上の楽天の製品はシュアファイアーX300をハンドガンに取り付けることで、150種類のハンドガンに対応できます。

SAFARILAND サファリランド 7TS ALS Concealment Belt Slide Holster ベルト ホルスター7377

こちらはグロック19/23に対応しているサファリランドのALSホルスターです。

FMAユニバーサルホルスターと同様に親指でレバーを押すことでロックを解除してハンドガンを引き抜けます。

おおくのALSがトリガーをロックするに対して、

サファリランドの製品はスライドのエジェクションポートをロックすることで、

メカニカルなサムブレイクタイプのホルスターに仕上げています。

 

FMAを使った感想

 SOCOM Mk23をFMAユニバーサルホルスターに挿した画像、SOCOMのようなグリップの厚いハンドガンは、リリースレバーに当たってレバーを押しにくいSOCOM Mk23をFMAユニバーサルホルスターに挿した画像、SOCOMのようなグリップの厚いハンドガンは、リリースレバーに当たってレバーを押しにくい

オートロックシステムのホルスターの良否は、ハンドガンを抜く時にどれだけスムーズに抜けるか!にかかっています。

そういった意味ではこのFMAユニバーサルホルスターは合格点には達していません。

なぜなら銃を抜く時に親指で押すロック解除レバーが硬いのです。

更にレバーを押し込む時に「ガリガリッ」という感触が指に伝わってきます。

これはおそらく、パーツにバリが出ていて引っかかるのでしょう。

そのバリの抵抗や、内部スプリングの配置が原因で、とてもスムーズとは言い難いタッチなのです。

この辺はやはり中華コピーのクオリティーなのでしょう。

角度調整システムが機能していない

FMAユニバーサルホルスターの角度調整スリットFMAユニバーサルホルスターの角度調整スリット
本来ならこの外側のスリットの数だけ微調整して角度を変えられるのだが、中央の6個の突起が邪魔して使えない

FMAユニバーサルホルスターのもう一つの売りが、ホルスターの角度の微調整が利くことです。

ブラックホークなどのホルスターの角度調整が直角、45℃、水平の3通りなのからすると、

任意の角度に調整できるのはずいぶんありがた機能なのですが、実際は角度調整が使えないのです。

FMAユニバーサルホルスターの角度調整を邪魔する6つの突起FMAユニバーサルホルスターの角度調整スリットの突起 この6つの突起を削れば角度の微調整ができるようになる

この機能もユーザーが手を加えることで使えるようになるのですが、初心者サバゲーマーにとってはユーザーフレンドリーとは言えません。

ハンドガンのタイプによってはガタつく

ベレッタM92FBとFMAユニバーサルホルスターベレッタM92FBとFMAユニバーサルホルスター

FMAユニバーサルホルスターはホルスター内部の横幅をスペーサー交換で、

縦幅をベルクロの重ね具合で調整するのですが、

銃のタイプによっては完全に固定できません。

特にトリガーガードがスクェアタイプの物はいいのですが、ラウンドタイプ(丸みを帯びたタイプ)のものでは、銃がホルスター内でガタつきます。

専用型ホルスターほどシッカリとホールドできないのが、ユニバーサルホルスターの弱点です。

大型のハンドガンではグリップがリリースレバーに干渉する

STIとFMAユニバーサルホルスターSTIとFMAユニバーサルホルスター、こういったスクエアータイプのトリガーガードが一番安定する

FMAユニバーサルホルスターは中型オートピストルからデザートイーグルサイズまでカバーできる汎用ホルスターですが、

大型サイズのハンドガンをホールドできるということと、スムーズに抜けるというのは=ではありません。

実際に各サイズのハンドガンで試したところ、大型ハンドガンで支障なく使えるグリップサイズはハイキャパクラスまででしょう。

SOCOM Mk23とFMAユニバーサルホルスターSOCOM Mk23とFMAユニバーサルホルスター

それ以上のSOCOM Mk23やデザートイーグルサイズになると、

厚いグリップがリリースレバーに干渉して、ただでさえ硬いレバーが一層重たくなるのです。

ガバメントではマガジンが脱落する恐れがある

STIをFMAユニバーサルホルスターに挿した画像 マガジンキャッチボタンにリリースレバーが当たっているSTIをFMAユニバーサルホルスターに挿した画像
マガジンキャッチボタンにリリースレバーが当たっている

FMAユニバーサルホルスターをガバメントタイプに使う場合に注意すべき点が一つあります。

それはマガジンキャッチボタンがホルスターのリリースレバーに触れて、知らない間にマガジンが脱落する恐れがあるのです。

特にハイキャパ5.1のようなマガジンキャッチボタンがノーマルよりも飛び出たタイプでは注意が必要です。

FMAとWASのどちらを選べばいいのか?

最初に言っておきます。

ijirareは「実物装備原理主義者」(実物の装備品が絶対にいい!と信奉する人たち)ではありません。

安くて使いやすく、長持ちするならサバゲーではレプリカ品で十分だと思っています。

そういったスタンスで見ても、このFMAユニバーサルホルスターはサバゲー初心者にはあまりおすすめできません

なぜなら使いやすくするためにユーザー自身で手を入れる必要があるからです。

サバゲー初心者の多くは、買ってそのまま使える製品を望んでいると思います。

そういった人たちがこのFMAユニバーサルホルスターを我慢しながら使うのは3か月が限度でしょう。

最初にWAS実物ホルスターを買った方が経済的です。

 

やがてこのFMAユニバーサルホルスターに不満を感じた人は、新たに別のレプリカホルスターの購入を考えるかもしれません。

そうなると、レプリカホルスターを2つ購入することになり、結果として実物ホルスター一つ分の購入費用と同じぐらいになります。

それなら最初から実物のWRSホルスターを買った方が使いやすく長持ちするので、長い目で見た場合のコストパフォーマンスに優れています。

ホルスター全般に関して言えるのですが、多少無理をしても実物ホルスターの購入を購入して、長く使う方法をおすすめします。

FMAユニバーサルホルスターのまとめ

今回はFMAユニバーサルホルスターのご案内をしました。

本文中で述べたようにijirareは「実物装備原理主義者」ではありません。

以前、ijirareがハイキャパ4.3に使用していた時は、ブラックホークタイプのレプリカホルスターを使用していました。

(ハイキャパ4.3は東京マルイの架空銃で実物ホルスターが存在しないため)

その時使ったホルスターもレプリカではありましたが、使い勝手は実物と遜色ない仕上がりでした。

そういったスタンスで見ても、今回のFMAユニバーサルホルスターは残念なご案内になりましたが、

レプリカであってもいい製品なら今後もご紹介していきたいと思っています。

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