舞台化も決定するなど、まだまだ人気の衰えない最強カワイイJKが激しいガンアクションを披露してくれるアニメ「リコリス・リコイル」。
今回はほんわか明るいキャラの錦木千束のパートナー、
井之上たきなの戦闘スタイルと射撃スキルなどの能力を中心に、彼女の性格や私生活上の趣味を銃器オタク目線で画像を交えながら解説していきます。
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今回も「リコリス・リコイル」の舞台化記念として、第一話～6話までのエピソードの中から、井之上たきなの魅力のシーンを、画像を交えてお届けします。
【リコリコ】たきなの戦闘能力とスタイル：たきなの性格
井之上たきなの戦闘能力とスタイルを知る上で欠かせないのが彼女の性格です。
これを知ることで彼女の行動原理が理解できるようになります。
彼女の性格は合理性を最優先するようなところがあります。
その一例が「リコリス・リコイル」第一話の武器商人に対する機銃掃射のシーンです。
武器取引の現場に突入後、セカンド・リコリスのエリカが武器商人の人質に取られて事件現場は膠着してしまいます。
現場リーダーのフキはチームのメンバーに待機命令を出し、ＤＡ本部に判断を仰ごうとしますが、この時にハッキングによって本部との通信が途絶えるのです。
この誰もが混乱する状況の中で行動を起こしたのはたきなです。
彼女は待機命令を無視して傍に合った旧ソ連製軽機関銃PKMを武器商人に向けて機銃掃射を行います。
その結果、エリカは救出できたのですが、武器商人たちを全員射殺してしまい、作戦目標の武器取引の関する情報収集に失敗するのです。
たきなの戦闘能力とスタイル：たきなが待機命令に従わなかった理由
（フキ）「貴様、エリカを殺す気か！」
（たきな）「生きてますよね。」
自分の指示を無視して機銃掃射を行ったたきなにフキは問い詰めます。
そして悪びれずに「生きてますよね」と答えるたきなに激高して、思わず顎にパンチを見舞うのです。
では、たきなはなぜ待機命令を無視して武器商人に機銃掃射を浴びせたのでしょうか？
その理由は、人質を取られた膠着状態を打破するには、機銃掃射で武器商人を一層するのが、一番合理的だと判断したからです。
そして次に、エリカを傷つけることなく武器商人たちだけを排除して、人質になったエリカを救える自信があったからです。
この時の行動について、後にたきなは千束から「なぜ命令を無視したのか？」と聞かれた時に、
「あの状況において最も合理的な行動だと思った」と答えています。
このように、たきなは自分の信じた合理性を最優先にするあまりに、時に手段を選ばない傾向があります。
そのため周囲の人達から誤解を受けやすく反感を買うことも少なくありません。
【リコリコ】たきなの戦闘能力とスタイル：強い上昇志向
喫茶「リコリコ」に配置転換になった「たきな」にとって、一番の目標は喫茶「リコリコ」の仕事で実績を上げてDA本部に復帰することです。
そのたきなにとってのチャンスが、武器商人に狙われている女性の身辺警護という形で訪れます。
そこで彼女が考えたのが、警護対象者を囮にして犯人を誘き出すことです。
（千束）「護衛対象を囮にしたの？」
（たきな）「彼の目的はスマホの画像データーです。沙保里さんを殺す意図はないと思います。」
ここでもたきなは、この状況で一番の合理的行動として、女性が人質として撃たれる前に犯人たちを制圧できる自信の上で犯人たちを誘き出したのです。
（ちさと）「志保里さんにあたっちゃうでしょ！」
（たきな）「そんな失敗はしませんよ、ここからでも射殺できます」
たきなが武器取引の現場でも、今回の護衛任務でも、一見手段を選ばないように見えますが、それを可能にするのは、たきなの並外れた射撃能力の高さによるものです。
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【リコリコ】たきなの戦闘能力とスタイル：たきなの射撃能力
たきなは自分が合理的だと思う方法を躊躇いなく行えるのは、自分の射撃技術に絶対的な自信を持っているからです。
先の千束との会話の中でも「ここからでも射殺できます」と言ったのは自分の持つ射撃技術に自信を持っているからでしょう。
ここでは、そんなたきなの射撃技術の高さを、画像を交えながら解説します。
まず上の画像ですが、これはたきなのターゲットシューティングでのグルーピングです。
このグルーピングのまとまり方は、ベンチレストでの依託射撃でもなかなか出るものではありません。
後に千束が「すごいね！たきな！まるで機械だね」というほど、たきなの射撃技術は卓越しているのです。
たきなの射撃能力が高いのはターゲットシューティングだけではありません。
テロリスト相手のコンバットシューティングでも、実戦的なスキルを披露してくれます。
この射撃では、運転席、ライト、タイヤの順番で撃ち、相手の機動力と視界を奪います。
その上で相手の頭を上げさせない制圧射撃で完全に相手の動きを防いで、武器取引で売られた武器の行方を問い詰めます。
たきなの射撃能力が高いのは、静止したターゲットだけではありません。動くターゲットにも高い命中率を見せてくれます。
上の画像は直線距離で70ｍ先に浮遊するドローンを1発で撃ち落とすたきなの様子です。
たきなの射撃能力は時に曲芸並みのスキルを見せてくれます。
上の画像は第二話で警護を依頼したウォールナットを逃がす途中で、
追跡してくる飛行中のハッカーのドローンを、ジャンプする車の中から曲芸師並みのスキルで撃ち落とすたきなの様子です。
このドローンをどちらが撃ち落とすに関して、
（千束）「ありゃ～自身ないわ、アッチはたきなだね」
と言うように、千束も射撃スキルに関してはたきなの方が上であることを認めています。
【リコリコ】たきなの戦闘能力とスタイル：たきなの銃の口径は？
当ブログで以前、たきなの銃の口径は9㎜ルガーではなく、.45ACPなのではないか？と書いたことがありました。
その根拠は、たきなが千束の非殺傷弾を撃つシーンがあり、こういった特殊な銃弾を何種類も造るとは考えられないからです。
そのため、たきなの装備する銃はM&P9ではなくM&P45なのかもしれないですね・・と。
しかし、この問題はそう簡単なものではないようです。
まず上の画像をご覧ください。
この画像でたきなは弾頭が赤い非殺傷弾を自分の銃で撃っています。
ここで注目したのは連射速度とリコイルの強さです。
この試射では9㎜口径よりもリコイルが強い銃弾であることが描かれています。
そしてこの画像でたきなは、赤い弾頭の非殺傷弾からフラットノーズ弾頭の通常弾に変えて撃っています。
その結果、リコイルは軽くなり、それにより連射スピードも上がっていることが分かります。
そのため、たきながいつも使っている銃の口径は.45ACPではなく、一般的に考察されている9㎜パラベラムを使うS&W M&P9でないかと思うのです。
さらにたきなの銃が口径9㎜パラベラムのS&W M&P9だと思わせる根拠がもう一つあります。
それは旧電波塔での真島との闘いのシーンで描かれています。
千束の援護に向かうたきなは、シャッターをぶち破り塔内に突入します。
この時に最初、たきなが2発を真島に向けて撃った後に銃を奪われ、その後に真島がたきなの銃から１６発を発射してホールドオープンします。
S&W M&P9の装弾数は、マガジン17発＋チャンバー1発なので、総発射数からみてもたきなの装備する銃は口径9㎜パラベラムのS&W M&P9か、
それとは別に非殺傷弾仕様のM&P45をもう一丁別に持っているのかもしれませんね。
【リコリコ】たきなの戦闘能力とスタイル：たきなの趣味
たきなはこれまでDAの任務一筋の人生を送ってきたせいか、少女らしい趣味趣向は一切持ち合わせていません。
そのため服装も無頓着で、スカートも制服以外では一着も持っておらず、千束との買い物もジャージで現れる始末です。
また、この買い物自体も、たきなが年頃の少女らしい下着を一切持っておらず、店長ミカの好みである男物のトランクスを着用していたため、
千束がなんとか少女らしい趣味を身に付けてもらおうとして、連れ出したものでした。
【リコリコ】たきなの戦闘能力とスタイル：リコリスのバック
リコリスたちがJK風の制服を着ている理由は一つ、「その恰好が日本で一番警戒されない合理的な姿」だからです。
いわばJK風の制服姿は都市型迷彩服の代わりになるという考えなのです。
そのため、ホルスターなどの目立つ装備は身に着けず、代わりの学生バック風の装備の中に、ハンドガン本体、予備マガジン、防弾仕様のエアバックが収納されています。
上の画像はお得意先の組事務所に配達したコーヒーをヤバい粉と勘違いした「たきな」が、脊椎反射的にバックから銃を抜こうとして、千束の制されるシーンです。
上の画像はバックに納めていた予備マガジンを、底から取り出してリロードするシーンですね。
この時にサプレッサーを付けていますが、このサプレッサーもマガジンと同様にバック内に収容されているのでしょう。
そして、リコリスバックに付いているエマージェンシー機能が、防弾仕様のエアバッグです。
このエアバッグ機能はオープニングでは描かれているのですが本編での出番がなく、
バックから膨らむ白いモノは何だろう？と思っていました。
その謎が解けるのがエピソード12の終盤で、やっとその機能が解明されました。
【リコリコ】たきなの戦闘能力とスタイルーのまとめ
今回は、「リコリス・リコイル」の1～6話の中から、たきなに関するエピソードを中心に、画像を交えて解説しました。
個人的にたきなの人気の秘密は、戦闘力は凄いのにDAで純粋培養されて育ったおかげで、
当初は見られなかった年頃の女子らしい趣味やオシャレ成分が、千束と出会いで磨かれ人間的にも視野が広がり成長していくところではないでしょうか。
「リコリス・リコイル」の７話以降は、たきなの無機質だった性格がより人間味を帯びてきて、千束との絆がより強くなっていきます。
そのあたりの魅力をまたお伝えできればと思います。
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