優れたアニメ・映画には主人公を際立たせる魅力的なキャラが相手役として登場します。
古くは古代中国の英雄である項羽と劉邦や劉備と曹操、
ハリウッド映画ならバットマンとジョーカーやスターウォーズのダース・ベイダーなどですね。
そして、リコリス・リコイルでは千束とたきなの相手役としてテロリストの真島という魅力的なキャラが登場します。
今回はこのリコリス・リコイルのラスボス真島の使う銃や、戦闘力、身体能力の高さなどを画像を交えながら見ていきましょう。

Contents
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リコリス・リコイルのラスボス真島の使う銃とは?


リコリス・リコイルの第一話で銃の不法取引を押さえるエピソードが描かれていますが、その時に取引された銃の一部で引き起こされたのがこの地下鉄銃撃事件です。

この時に真島が乱射しているのがロシア製のライトマシンガンPKMです。
また手下のトロリスト達が使っているのが旧ソ連製アサルトライフルのAKMSです。
この真島が乱射しているPKMは、第一話でたきなが武器商人相手に乱射する機関銃と同じものです。

さて、「ヒャッホ~」というテンションで地下鉄車両に向けて機銃掃射をする真島達ですが、
実はこの地下鉄銃撃計画はDAに察知されており、
車両内にはテロリスト制圧のためにサードリコリスたちが待ち構えていました。

リコリスたちはDAから支給されたグロック17を装備して任務に就くようです。
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真島の愛銃「チアッパ ライノ」とは?

地下鉄銃撃事件の時にはPKMで機銃掃射をした真島ですが、彼が日頃から愛用しているのはイタリアの銃器メーカー「チアッパ社」が製造する「ライノ」というリボルバーです。
このライノの面白いところは、普通のリボルバーならシリンダーの上死点位置にバレルを設置するのに対して、
このライノはシリンダーの回転時軸よりも下にバレルを置き、発射時のマズルジャンプを押さえるという独特のデザインを取っているところです。

さて、このライノを一目みて、まず思い出すのがマテバ・リボルバーです。
マテバ・リボルバーと言えば、真っ先に思い浮かぶのが攻殻機動隊の公安9課所属のトグサです。
このトグサが使う愛銃のマテバと似ているな~と思っていたらそれもそのはず、
マテバとライノをデザインしたのは同じ銃器設計家のようなのですね。

さて、このライノの威力ですが、使用弾薬に.357Mag、.40S&W、9㎜×21となかなか高威力のカートリッジが選べるようになっています。
.357Magは有名なマグナム弾なので説明は省きますが、

.40S&Wは9㎜パラベラムの撃ちやすさと.45ACPのマンストッピングパワーの良いとこ取りを狙ったようなカートリッジで、アメリカではソコソコ人気のある弾薬です。

9㎜×21はイスラエルで開発された弾薬ですが、威力的には9㎜パラベラムとあまり差はないようです。
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リコリス・リコイルのラスボス真島の戦闘(身体)能力の高さは?

真島は音を反響させることで、聴覚だけで物や人の位置を正確に把握できる特異な「才能」を持っており、その才能に目を付けた「アラン機関」から支援を受けているようです。
その能力を示す描写が旧電波塔事件の時の目隠しをしながら戦う真島の様子です。


そしてこの旧電波塔事件の時に真島は、当時7歳だった錦木千束と戦いフルボッコにされます。
この時に真島は無念さを感じると同時に、命がけで戦う緊張感の虜になってしまいます。
この日常では体験できない緊張感の下で戦うことの虜になってしまうのがサバゲーマーと呼ばれる人たちです。
おそらく、真島が千束との闘いに充足感を覚えるという感覚にサバゲーマーの皆さんは共感できるのではないでしょうか。
この旧電波塔事件の経験によって真島は千束との闘いに執着するようになるのです。

リコリス・リコイルの真島の戦闘力VSたきな

真島の戦闘力、特に近接戦闘のスキルはかなり高い能力を持っています。
リコリスでも戦闘力ではトップクラスの千束やたきなとも、シングルコンバットでは凌駕するほどです。


真島はたきなとの1対1の戦いで、余裕をもってたきなの攻撃をいなします。
この体捌きからも真島の近接戦闘のスキルの高さがうかがえます。


電波塔内で真島と戦う千束を救うために突入するたきなの攻撃を、真島は軽くいなしながら蹴りを入れて退けます。

リコリス・リコイル真島の戦闘力VS千束


真島の戦闘力の高さは対たきな戦で十分に理解できるのですが、
千束との闘いでは戦闘力の高さにプラスして、女子であろうとも情け容赦なく攻撃を加える真島の凶暴さが描かれています。



真島がこれほど容赦ない攻撃を千束に加える理由は、旧電波塔爆破事件で千束にフルボッコされた思い出がトラウマになっているからでしょうか。
リコリス・リコイルの真島の耐久力の高さは?

真島は戦闘力と身体能力の高さもかなりなものですが、それと同じぐらい高いのが耐久力の高さです。
旧電波塔での爆破、地下鉄銃撃事件での爆破でも、周りの人間を巻き込みながら真島はちゃっかりと生き延びています。

それどころか、たきなと千束のタッグ攻撃による銃撃を受けても、怯まずに反撃してくるのです。
千束の銃は弾頭がゴム製の非殺傷弾を発射するのですが、例え非殺傷弾と言えども体にはかなりのダメージを受けます。
内蔵へのダメージや、肋骨の骨折なども余裕で起きるほどのダメージなのですが、
その非殺傷弾の攻撃を受けてもなお、反撃してくる真島の耐久性は常人離れした高さでしょう。
そしてこの戦いのラストで真島は、千束から受けた銃撃によって延空木から落下していきます。

普通で考えるとこの高さから落ちると助かるはずはないのですが、


最後に包帯だらけの真島らしき人物が現れて、含みを持たせたような消え方をします。これはシーズン2への布石でしょうか。
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