ヨルムンガンド第6話は、今後この物語に影響を及ぼす3人のゲストキャラが登場します。
その中でも貿易商を装おう中国人民解放軍所属の2人は、バルメの過去とも大きく関わっているのです。
また、アニメの冒頭ではソマリア沖名物?の海賊が襲来しますが、
ココたちの船には一般の貨物船ではありえない武器が装備されており、海賊の襲撃を秒で蹴散らかします。
今回は、この海賊との闘いを中心に、登場する武器やゲストキャラクターについて銃オタクの目線で解説します。
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当ブログでは銃の解説がメインなので一部専門用語が出ることもありますが、
銃に詳しくない人でもできるだけ分かりやすいように解説に努めています。
ヨルムンガンド第6話の銃|海賊を秒殺する火力

ヨルムンガンド第6話の見どころは、アニメの冒頭から始まる海賊との銃撃戦でしょう。
ただ、銃撃戦と言ってもココの私設部隊と海賊が撃ち合うと言うようなものではなく、
ココたちの乗る貨物船に備えられた武器で、僅かな装備しか持たない海賊たちを一方的にボコると言うものです。

ここでレームが第3話でヨナに語った
「うちは殺し合いなんてやらない、やるとしたら一方的な殺し。捨て身の突撃が必要な状況は訓練に訓練を重ねたテクニックで補え」
という言葉をその通りに実践した戦いかたです。
その第一撃が貨物船に近づくヘリコプターをM134Dミニガンでハチの巣のするという攻撃です。
ヨルムンガンド第6話の銃:M134ミニガンとは?

M134とはGE社が開発した7.62×51㎜NATO弾を短時間で大量に敵に浴びせかける目的で開発された機関銃です。
ただ、一般的な機関銃とm134ミニガンの違いは、

前者が発射時に発生する火薬燃焼ガスの一部をバレルに開けたガスポートへ導き、その燃焼ガスの圧力を使ってピストンを作動させるガス圧作動方式であるのに対して、

M134ミニガンは電動モーターで6本のバレルを回転させて強制的に弾薬を発射する機関銃であることです。
言わばM134ミニガンは電動式のガトリングガンなのです。
ヨルムンガンド第6話の銃:M134ミニガンの歴史

M134ミニガンのルーツは1861年に発明された手動式連発銃「ガトリングガン」です。
1861年と言えばアメリカでは南北戦争が、そしてその7年後に日本では幕末の戊辰戦争が勃発した頃です。
で、当時の歩兵の主力兵器が単発の前装式ライフルが主流だったのですが、そこに分間200発のガトリングガンの登場は当時としては驚異的な連射銃だったわけです。

しかし、ミエニー銃などの前装式ライフルよりも命中精度の高い小銃が登場すると、戦術も隊列を組む方式から個人個人が散らばる散会戦術に移り、
機動力の面でガトリングガンは戦局の変化に対応しずらい兵器となっていきました。
その後、反動やガス圧利用で連射性能が高く、
ベルト給弾で短時間に多量の銃弾を発射するマキシムマシンガンなどの登場により、重くて連射速度も低いガトリングガンは旧式化していったのです。
ヨルムンガンド第6話の銃:ガトリングガンからバルカン砲へ

第一次世界大戦前には既に旧式化したガトリングガンですが、1950年代になって航空機や艦船の機関砲として蘇ります。
キッカケはジェットエンジンの実用化により高速化するであろう戦闘機の迎撃兵器として、
「ガトリングガンにモーター付けて電気駆動にして連射スピードを高速化すれば使えるんじゃね?」と発想した者がいたことです。
そして試作機を作ってテストしたところ、思惑通りに分間6,000発という化け物のような対空兵器ができたのです。
これが20㎜バルカン砲ですね。
ちなみに銃器の世界では20㎜以下は銃と呼び、20㎜以上の口径になると砲と呼びます。
ヨルムンガンド第6話の銃:バルカン砲からM134ミニガンへ

口径20㎜のM61A1バルカンをそのまま7.62×51㎜NATO弾を撃つサイズに小型化したのがM134ミニガンです。
このミニガンと言う名称は、M61A1バルカン砲よりも小型だから付けられた名称であって、M134ミニガン自体がコンパクトな兵器だと言う意味ではありません。

M134ミニガンは本体重量だけでも18㎏もあり、システム全体では100㎏ほどになるので決して小型兵器ではありません。
ヨルムンガンド第6話でマオとレームが艦船に据え置きのM134ミニガンで、ヘリコプターに分間6,000発の銃弾を浴びせて撃破する場面は、ヨルムンガンド第6話の銃撃戦で最高の見せ場ですね。
ヨルムンガンド第6話の銃:M134ミニガンの電動ガン
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その理由は1,日本製のM134ミニガンはECサイトでは見かけないこと、
2,[Classic Army]は海外製品だけど購入価格が日本製の1/3程度で済むことがあげられます。
ヨルムンガンド第6話の銃|RPG7

ココたちの海賊に対する迎撃は容赦がありません。
ヘリコプターはM134ミニガンで撃破し、小型ボートで接近する海賊には貨物船上で待ち構えるウゴがRPG7を発射します。
RPG7とはソ連の開発した携帯型対戦車擲弾発射器です。

RPG7はロケットランチャーと同一視されがちですが少し違います。
その理由はRPG-7用弾薬の多くに加速用ロケット推進機能が備わっているため、ロケットランチャーと勘違いされやすいのですが、基本的にRPG7はグレネードランチャーの発展型です。
ヨルムンガンド第6話の銃:RPG7のエアガン
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ヨルムンガンド第6話に出てくる対戦車兵器であるRPG7のエアガン版を探してみたら、海外のエアガンメーカー「アローダイナミクス」からガスガンバージョンが販売されていました。
エアガン用ガスの圧力で楽しむ製品になっています。
敵榴弾頭部分はダミーになっており、実際に使う時にはダミー弾頭を外して中にモスカートを入れて遊ぶような仕様です。
あくまでもロマンや観賞用として楽しむ製品だと思ってください。
ヨルムンガンド第6話の銃のまとめ:ヨナたちの一方的な銃撃

ただの一般的な貨物船だと思って武器を満載したココたちの貨物船を襲撃した海賊たち。
彼らが不幸だったのは貨物船に百戦錬磨の私設部隊が乗っていたことです。

ココの指揮の元、貨物船の各所にポジションを取って待ち受けるヨナたち私設部隊。
後は接近する海賊たちをボコるだけです。

M134ミニガンでヘリを撃破され、海賊の司令船を爆破された海賊たちは、もうココたちの部隊のなすがままです。
こうして、ココたちの貨物船は襲撃に来たソマリア沖の海賊を秒殺したのです。
ヨルムンガンド第6話のゲストキャラについて

ヨルムンガンド第6話では後半からアフリカ大陸編に突入して、そこでココたちの武器取引の前に立ちはだかる2名のゲストキャラが登場してきます。
この後半から7話まで一続きのストーリーになっているので、6話後半からの話は次の「ガンオタ目線で解説するヨルムンガンド第7話」でご説明します。
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