元少年兵出身のヨナが美少女の武器商人ココ・ヘクマティアルの警備兵となって一緒に旅をする「ヨルムンガンド」。
少年兵の時に身に付けた技術と経験による戦闘力の高さを目にして、雇い主であるココもまるで自分の弟のようにヨナを可愛がり信頼していきます。
そこで気になるのがヨナがどういった経緯でココの警護をするようになったのか?ということでしょう。

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今回のヨルムンガンド第五話では、ヨナがココの警護兵になったきっかけとなったヨナが一人で所属部隊を一人で殲滅したエピソードと、
それに関わるキーパーソンがゲストとして登場します。
ヨルムンガンド第五話の銃|少年兵時代のヨナの戦闘力

元少年兵のヨナは、ココと出会う3か月前まで西アジアの某国の軍事基地に所属していました。
元々は山岳兵だったヨナはこの基地の応援要請で山岳兵部隊からこの基地に赴任していたのです。
大人の兵士の増員を期待していた基地の指令は、送られてきた兵士が少年兵であることに失望して、

ヨナに対してもきつくあたります。
基地の指令から理不尽な扱いを受けながらも、基地の大人たちに従順に従うヨナですが、それは基地に避難してきた孤児たちを守るためだったのです。
自分が反抗的な態度を取れば、そのとばっちりがこの孤児に及ぶのをヨナは肌感覚で知っていたのです。
また、年の近い少年少女と接して面倒を見ることで、ヨナは少年らしい心のバランスを保てたのでしょう。
しかし、そんなヨナの心のバランスをぶち壊す事件が起きます。
ヨルムンガンド5話の銃|ヨナによって殲滅された所属部隊

その事件とは敵側の武器をこの部隊に横流しすることで利益を得ようとする武器商人と、
国からの武器弾薬の支給を止められたため新たな武器の調達を企む基地の指令によって起こされたのです。
武器商人が横流しを企む武器は敵側エリアにあり、それを運び込むためには地雷原を徒歩で越えなければならなかったのです。
そのため、地雷原の中の安全なルートを探すため、孤児のマルカがあるかされたのです。
その結果、マルカは地雷を踏み、幼い命を散らしたのでした。
ヨルムンガンド5話の銃|復讐心で覚醒したヨナの戦闘力

マルカの死を知ったヨナ。
その心は今までかろうじて保っていたバランスを失い、マルカを地雷原の生贄にした基地の指令と武器商人に対しての復讐を決意するのです。
そして、その敵討ちを邪魔するなら基地内の兵士たちも容赦なく排除していきます。
ヨナが少年兵としての本来の戦闘力に覚醒した瞬間です。

いきなりの銃声にパニックを起こす基地内の兵士たち。
(指令)「何事だ!」
(兵士)「わかりません!誰も姿を……」
襲ってくる敵の姿も位置もわからず、ただただ銃を乱射する兵士たち。
(兵士)「やみくもに撃つな!同士討ちになる!」
同士討ちになるのを恐れて撃てない兵士たちを、闇にまぐれて1人、1人と確実に敵を排除していくヨナ。

(ヨナ)「お前は何者だ」
(ガスード)「武器商人だよ、なあ見逃してくれないか、そうしたらこの金は君のモノだ」
(ヨナ)「お金はいらない、マルカを返して」
(ガスード)「マルカ?なにそれ?」
この武器商人の最後の一言でヨナは武器商人に突き付けたライフルのトリガーを引きます。
こうしてマルカの敵討ちをヨナは果たしたのです。
ヨルムンガンド第五話の銃|AK74:少年兵時代のヨナの銃

マルカの敵討ちのため基地内の兵士を殲滅したヨナですが、この時に使った銃はAK74というソ連製のアサルトライフルです。
このAK74はAK47やAKMの後継モデルですが、銃に詳しくない人が見ればその違いが分からず、まず見分けがつかないでしょう。
そこでこのAK74とAK47の違いはというと、
- 使用弾薬の小口径化、AK47 7.62×39㎜からAK74 5.45×39㎜への変更
- マズルブレーキの大型化
- 使用弾薬変更に伴いマガジンのカーブの度合いが違ってくる
という見分け方があります。

しかし、それでも暗いところでの手探りでは間違いやすいため、ストックに大きなスリットが刻まれています。
AK74を小口径化した最大の理由は、連射時のコントロールの改善と反動の軽減による命中率の向上です。

また7.62㎜という弾頭は近距離でのストッピングパワーは大きいのですが、弾頭重量の重さと空気抵抗の大きさで、
5.56㎜のM16の弾頭よりも落下係数が大きく弾道も山なりになりがちでした。
そのためAK74では5.45㎜という小口径にすることで、7.62㎜よりも低伸弾道性が向上し、尚且つ弾薬の携行性が改善されたのです。
ヨルムンガンド5話でヨナが使った銃はAK74か?それともAK47?

さて、これまでこのヨルムンガンド5話でヨナが使った銃をAK74と断定してきましたが、ネット上ではAK47という情報もあります。
そこでこのヨルムンガンド5話でヨナが使った銃がAK74かAK47かを検証したいと思います。
まず、このブログでこのヨナが使った銃がAK74と断定した理由の一つ目がマガジンの形状です。
上の画像はヨナが反乱前に銃を準備しているシーンなのですが、この銃のマガジンの外周にはAK47のような補強用のリブがありません。

こういったマガジンの側面がフラットなのは、AK74のマガジンからです。
そして、このヨルムンガンド5話でヨナが使った銃がAK74であるという根拠がもう一つあります。

それはアニメ本編で、この基地で使われている弾薬の表示が5.45×39㎜と描かれているのです。
先ほども述べましたが、5.45×39㎜のカートリッジはAK74用のモノでAK47用のカートリッジとは異なります。
このとこからも当ブログでは、このヨルムンガンド5話でヨナが使った銃がAK74であると断定したのです。
ヨルムンガンド5話の銃|AK74の電動ガン
AK74は電動ガンでも人気モデルであり、日本では東京マルイとKSC、海外ではLCT、S&T、APS、E&Lといったメーカーから発売されています。
これらのモデルからヨナが使ったオーソドックスなモデルを選ぶなら木製ストックの仕上げが美しいLCTやAPSがおススメですね。
LCT LCK74 AK74 NV AEG 電動ガン ライフル (JP Ver.) エアガン 18歳以上
エアガンマニアやAKオタクたちにおすすめのAKシリーズのメーカーは?と尋ねると真っ先に返ってくる答えが「LCT」という台湾のエアガンメーカーです。
LCTの電動ガンの特徴はリアルウッドを使ったストックやフォアグリップの美しさと、スティールフレームの質感の高さです。
LCT製のAK74は、AKファンにとっては所有する喜びを与えてくれる製品です。
APS フルメタル&リアルウッド カラシニコフAK74モデル ブローバック電動ガン
フルメタルフレーム+リアルウッドストックでリーズナブルなAK74をお探しなら香港のエアガンメーカ「APS」の電動ガンがおすすめです。
リーズナブルな値段でありながらMOSFET(電子スイッチ)搭載で、発射と共に疑似ボルトが前後に動く電動ブローバックが楽しめます。
E&L AK74N AEG 電動ガン ライフル Essential Edition エアガン 18歳以上
木製ストックの美しさとスティールフレームのリアルさを再現したAK74電動ガンをお探しなら、E&L製AK74電動ガンも選択肢に入れてください。
E&Lは中国の実銃メーカー・ランドアームズと、トイガンパーツメーカー峨眉山(エメイ・シャン)の共同ブランド。
木材と金属部分の仕上げは他社の追随を許さず、動作の安定性も日本製品に匹敵すると評判のプレミアムブランドです。
KSC 電動ガン AK74M ERG
ここまでリアルウッド&スティールフレームの質感グッド!なAK74電動ガンをご紹介しましたが、最後に近代的なAK74をご紹介します。
KSCのAK74電動ガンは、フォールディングストック仕様のAK74の近代改修版です。
東京マルイの次世代電動ガンと同様に疑似リコイル搭載で、全弾発射後に作動が停止するオートストップ機能もついています。
また、マガジンは30/60発の切り替え式でリアルカウント装弾にも対応しています。
東京マルイの次世代電動ガンAK74MNにはオートストップ機能が未搭載なので、
このKSCブランドのAK74電動ガンはオートストップ機能が付いている唯一の国内メーカーモデルです。
ヨルムンガンド第五話の銃|ヨナとキャスパー/チェキータとの出会い

マルカの敵討ちのため武器商人を抹殺したヨナでしたが、実はこの武器商人はココの兄であるキャスパー・ヘクマティアルの部下だったのです。
基地の司令官との会談を予定していたキャスパーは、基地の異変と部下の死についてヨナに事情聴取をします。

(キャスパー)「部下殺しの落とし前をつけてもらおう」
基地で起きた事態をおおよそ把握したキャスパーは、ヨナにこう告げます。
ただ、これは部下を殺されたための仕返しということではなく、ヨナが恐怖を経験した後にどう変化するか?を知るためでした。

こうしてヨナは命を奪われる代わりにコンテナの中に数日間閉じ込められるという報いを受けます。

「いつ殺されるかも分からない」
「このままジワジワと飢え死にさせられるのだろうか」
といったいつ終わるとも知れない不安と恐怖がヨナの心をジワジワと蝕んでいきます。
そうして、数日後にコンテナの扉を開けられ解放されたヨナは、
再会したキャスパーから「紛争時に君の村を襲った敵に最新の武器を流したのはこの僕だ。」
「間接的ではあるが僕は君の両親の仇だ」
という言葉を投げかけられます。
このキャスパーの告白にヨナは彼に対して激しい憎悪を抱きます。
しかし、コンテナに閉じ込められた恐怖が心の刻み込まれたヨナは、キャスパーに対して攻撃ができない精神状態の追い込まれていたのです。
そういう状態のヨナに対してキャスパーは一つの商談を持ち掛けます。

その商談というのは、ヨナに興味を持つ彼の妹の護衛任務に就くことです。
そして、その交換条件として基地に残っている3人の子供を日本で安全に暮らせるように手配するというものでした。
この提案を受け入れ、ヨナはココ・ヘクマティアルの護衛任務に就くようになったのです。
ヨルムンガンド第五話の銃|FNC:現在のヨナの身を守る銃

(ヨナ)「磨いてあげるような付き合いんじゃないんだ」
「でもお前が錆びると僕が死ぬ」
先ほどまで述べたヨナの基地殲滅のエピソードは、ソマリア沖を航行中の船内でのヨナの回想のシーンのことでした。
彼が3ヶ月前の基地内での反乱を思い出すきっかけととなったのは、ココの兄であるキャスパーがココの船に乗船してきてトイレで出会ったからです。

親の仇同然に憎悪するキャスパーとの再会に、ヨナは思わずナイフで襲撃しますが、護衛のチェキータに阻止されます。
そして、キャスパーが船を去って数日後、船内の客室でヨナは自分の装備品であるFN FNCをメンテするのです。
ヨルムンガンド5話の銃:ヨナの装備するFN FNC

ヨルムンガンドでヨナが装備するFN FNCについては、ヨルムンガンドの第一話でも説明しています。
詳しくはそちらをご覧いただければより詳しくご理解いただけると思います。


FNCの電動ガン G&G ARMAMENT GF76
FNCの電動ガンについてですが、現在、ごく少量の在庫の取り扱いか、お取り寄せ商品になっています。
ご紹介するショップも在庫数が残り僅かのようなので、ご希望の方はお早目に申し込まれた方がよろしいでしょう。
現在流通しているFNC電動ガンを製造しているのは台湾のメーカーG&G ARMMENTです。
現在では各社標準装備となりつつある電子トリガーを早くから搭載させており、着実な技術力とパーツの種類の豊富さで高級メーカーの一端を占めています。
ヨルムンガンド5話の銃:H&K XM8

ヨルムンガンド第5話の冒頭に珍しいアサルトライフルが登場しているので少しご紹介しておきます。
上の画像でルツとアールが撃っているのはドイツのH&K社が試作したXM-8という銃です。
このXM8はアメリカ軍の「次期制式ライフル採用するする」詐欺によって開発された試作銃です。
そのため、モデル名の最初にXMのネーミングがされています。

アメリカ軍関連の銃器とXMが付く場合には、仮採用か試作モデルを意味します
。皆さんもコルトXM177E2とか聞いたことがあるのではないでしょうか?
このXM8もアメリカ軍の
「アサルトライフルとグレネードランチャーを一体化して、組み合わせによっては分隊支援火器まで可能なシステムを造れば採用しまっせ!」と言うセリフに煽られて作られたのですが、
結局のところは2005年にアメリカ陸軍が次期制式アサルトライフルとして採用を発表されたものの、
同年の4月に採用一時保留、10月に採用取り消しというメーカーからすれば詐欺同然のクズっぷりを発揮されてしまいます(笑)。
本来ならこんなアメリカ軍のクズっぷりに付き合いたくもないのでしょうが、
もし制式採用になれば莫大な利益を会社のもたらすため、振り回されると分っていながらも銃器メーカー各社は付き合わざるを得ないのでしょう。
H&K XM8が登場するメディア「MGS4」

XM8はこれまでもゲームを中心とした多くのメディアに登場しています。
そんな中で私が一番印象に残っているのは「MGS4」のスネークとジョニーが出会うシーンでしょう。
部屋に侵入したスネークにXM8を突きつけてハンズアップを要求するジョニーですが、
(スネーク)「セフティーがかかっているぞ、ルーキー」
の言葉に惑わされて、次の瞬間にCQCで制圧されるシーンは今でも鮮明に覚えています。
当時のサバゲーフィールドでは、このシーンがネタにされていましたね。
H&K XM8の電動ガンは?
H&K XM8の電動ガンは、現在の日本のエアガン市場では流通しておりません。
数年前に台湾のエアガンメーカーSRC製のXM8が販売されていましたが、
現在では代理店のカタログでも在庫なしとなっているので、再入荷予定は不明です。
ヨルムンガンド5話の銃のまとめ

今回はヨナがココの護衛要員になったキッカケの事件と、
今後はヨナの人生に重要な影響を及ぼすキャスパーとチェキータというキャラクターをご紹介しました。
また、ヨルムンガンド5話に登場する銃についても、一般の人から見れば「そんな情報、ど~でもいいっす!」いうコアな内容なのですが、
ガンオタク目線でヨルムンガンドを語るというコンセプトのブログですので、どうかご容赦ください。
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